今週の 『生徒会役員共』 「#520」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、前回からの続きもの!

英稜生徒会が桜才生徒会を招いて、学校交流会が行われるエピソード編……にはならなかった。

何と英稜高校に到着した津田タカトシが、校内で迷っているだけでお話が終了。

マジっすか。

もしかして今週は学校交流会編の後編ではなく中編で、次回に学校交流会が行われる3話連続の話なのかなあ。


そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。

今回 「#520」 は、津田タカトシ迷子編だ。

扉絵は広瀬ユウと萩村スズの身長差2ショット。

単行本おまけとか今までもこの2ショットはあったけれど、何度見ても身長差がすごいよなー。

ていうかこの扉絵だと2人の顔が画面に収まってるけど、他のコマだともっと身長差があったりするよね。

この扉絵の萩村スズは台の上に乗ってたりするのかもしれない。


開幕 【前回のつづき】 は、分かりやすいサブタイトルだなー!

氏家ト全先生による先週号を読まなかった人への配慮と言えよう。

そしてお話的には、津田タカトシがいきなり迷子になっちゃう。

そういや元女子高で男子トイレは教員用を兼ねてる桜才と違って、英稜の男子トイレは普通の男子トイレなのだよな。

生徒会役員共』 に出てくるトイレとしては珍しい一般的男子トイレだが、まあだからと言って書けることはなかった。


続く 【冷静な】 判断、これもある意味でレアな津田タカトシたった1人で1コマ目からオチまでやってるネタ。

津田タカトシ1人だけなので下ネタにはならなかった。

珍しいのに4本目の 【冷静っぽい判断】 も天丼ネタで、津田タカトシが英稜高校でどんどん迷子になっちゃう。

何か今回、この2本があるためなのか4コマ×7本っていうより、短編とかショートのマンガみたいな雰囲気が出てると思う。


もちろん津田タカトシが迷っている間の天草シノたちの様子も描かれる。

【10分経過】 は、2コマ目に注目したい。

青葉トオリ (書記) がお茶を出してて、広瀬ユウ (雑用) が座ってるところに普段の英稜生徒会を見た!

広瀬ユウはバレー部と兼務だし入ったばかりだし、そういうことに慣れてないのだろう。

森ノゾミは副会長だけれど、青葉トオリの方が昔から英稜生徒会にいるだろうのは間違いないだろうし。

それはそうと俺も青葉トオリにお茶を入れられたいですね……いや俺が青葉トオリにお茶を入れたい (不要な感想)


前回はマジ主役だったでしょと言える青葉トオリも出番は1コマだけ。

ていうか天草シノは広瀬ユウの発言からも下ネタに繋げるのかー。

【20分経過】 は、七条アリアは魚見チヒロからの発言からも下ネタに繋げるし魚見チヒロもそこから話を拡げちゃう。

ウオミーは七条アリアたちに恥ずかしいとこ見せられないと前回言ってたのに、七条アリアはあけっぴろげだー。

つーか津田タカトシのナニのサイズ、色々な人に把握されまくりだなあ。

七条アリアだって津田タカトシ股間を見てる的な下ネタを昔言ってたのに。

萩村スズや森ノゾミたちからも津田タカトシのサイズについて発言が出るようになったらどうしよう?

いや、そういう展開もそれはそれで面白そうだけど。


そしてラストの 【森さんの羽根】 は、8コマ漫画。

これって前回の 【はね見えた】 の流れを汲んだネタじゃあないですか。

8コマ漫画だし、森ノゾミのナプキンの羽根ネタだし、更にスカートが風でフワーリしてしまうとこまで同じ。

羽根が見られるか見えてなかったかというとこは違うけど。

これもし学校交流会編が3本立てで次回にも続くなら、森ノゾミの羽根は天草シノたちにも見られてしまうのか?


というかこのオチ、ラッキースケベにもほどがあるだろーという直球なシチュエーションだなあ!

津田タカトシが涙目でスカート捲れあがったことにも気付かないって、そこまでするかーって感じでもあるけど。

つーか、ここでまた津田タカトシと森ノゾミの2人きりの世界になるとは思わなかった。

この後きっと森ノゾミは今起きたこと言わないでとお願いしただろうし、また2人だけの秘密ができる展開じゃないの……!

ラブラブかよー。

『生徒会役員共』 「#519」

・一週間遅れでの感想となるのですが、この回 「#519」 は感想を遅らせてる場合じゃない衝撃的な回ですよ!

今までの 『生徒会役員共』 史上、過去最高に青葉トオリが可愛い回だ!

青葉トオリに限って言うなら最高傑作回なのでは?

一般的には英稜高校生徒会編というくくりかもしれない。

そんなわけで、『生徒会役員共』 「#519」 感想。


今回のメインテーマは "掃除" ということで、扉絵は掃除モードの魚見チヒロ。

そこを見たらさ、早速目に入れるべきは開幕 【ぷ~ん】 の青葉トオリだろ!!

「オニオンライスとギョーザです」 、お昼に食べたメニューをガッツポーズ付きで自信満々に言い放つその態度!

表情も何もかも素晴らしいよ。

この 【ぷ~ん】 は掃除のきっかけに至る "くさい" の臭いの元が説明される4コマなのですが、そんな臭わせるの凄くない?

そこまでニンニクの香りを漂わせて自信満々でいられる活きの良さも魅力的だ。

もうこれはさ、氏家ト全先生が 「青葉トオリって可愛いな」 と再発見されたのだろうって言える魅力が漏れ出ている。


2本目 【キャッ♡】 で同意する青葉トオリも可愛いでしょ。

頭の上半分だけしか見えてないのは、お饅頭みたいっつーかゆるキャラみたいな雰囲気だし。

そして今回の天草シノたち桜才生徒会4人の出番はここ1コマだけ。

本日この日は、桜才生徒会を招いて英稜生徒会との交流会があるのだと。

汗かいた体操服を生徒会室で乾かしていた広瀬ユウはともかく、青葉トオリはその辺の予定は頭に入っているはず。

青葉トオリは一体どうしてそんな日に、ニンニク臭い料理を…… そういう味が好みなのか?

それとも、桜才交流会に備えて気合を入れるつもりだった、とかならそれもまた良さがある。


そういや桜才生徒会は、4人揃って昼食を食べているシーンがよくある。

それに対して、英稜生徒会が揃って昼食を食べているシーンって無いのだよな。たしか一度もなかったはず。

今回でも、青葉トオリがお昼に何を食べたか森ノゾミは知らない、って描写があるし。

英稜生徒会の4人は、お昼は普段から別々で食べることが多いのかも。

むしろ桜才生徒会の方が一緒に食べることが多すぎるのかな。

校風の違いによってこうなっているのかもしれない。


それはそうと、この 【キャッ♡】 のオチは笑った。

「恥ずかしいトコ見せられない」 の台詞からこの落とし方を普通は思い付かないでしょー。

森ノゾミの淡々かつしかし適切なツッコミも面白いし。

天才の発想だ。


3本目 【重い一撃】 、これはウオミーのセリフに頷いてしまった…… なるほどー、とまで思ったね。

言われてみれば納得できる消臭法だが、それでもこの濡れタオルを振り回すって消臭法を最初に考えた人はスゲェよなー。


ちなみに広瀬ユウの顔や髪形が何やらだいぶ変わってる。

イメチェンしたのかなーというか、髪の毛の跳ね方も目のキラキラした感じも登場初期と違いすぎる。

昔の広瀬ユウは柱の登場人物紹介でも確認できるぞ。

こうして見比べると、初登場時は男子と間違えられるのも納得だったが、今では完全に初見で女子と分かる外見になってる。


そしてこの回のメインと言えるネタが来た!

この 【奥までいった】 、読んだ? 読みました???

1コマ目の時点で青葉トオリが充分に可愛いのだけどさあぁ、3コマ目で青葉トオリの舌が見えてるじゃあないですか??

ドチャくそエロいよねーー!!

えっちだ…… 最高か?

こんなサービスシーンがいきなり来るとは思わなかった、完全に不意を突かれたね。

はあああぁぁ 「俺こそが青葉トオリの舌や口腔に歯ブラシをかけてやりたい!」 と思った読者が絶対相当数いるでしょ。

絶対にこう、特に露出も性行為も無いけど、椅子に座らせ縛り付けたあの娘に歯磨きや舌磨きするだけの薄い本があるのだろう。

そのようなジャンルの同人誌の存在の確信を得た。

「おえ~~~」 ってなってる様子がドア越しで見えない展開であることさえ惜しみたい。

もうこれその後の片付けとかもどうにか描かれてほしかった、などと思ってしまったほどだな。


そしてラストの 【はね見えた】 の青葉トオリのポーズも神懸かり的であろう。

こんな無邪気で可愛らしいポーズを青葉トオリに……!?

はあぁぁぁ天は二物を与え賜う、神か悪魔か、罪深すぎる可愛さだ。

でもたしかにこんなポーズを取りえる登場人物は他にあまりいないよね。

三葉ムツミとかピュアだし津田コトミも子供っぽいけど、こうここまで子供っぽいポーズは取らないだろう。

他にはアスカちゃんあたりならするだろうな、っていう無邪気さあふれるポーズだ。

更にこの8コマ漫画、オチのコマで青葉トオリが魚見チヒロや広瀬ユウと完全に同列なのもよい。

モブ生徒と同列の扱いだったのに、今や完全に名前アリの登場人物の1人に成長したなーと伝わってくるコマだ。

森ノゾミのナプキンの羽根が見えて臭いを気にしてるのではと推察して、そしてこの表情になるのも良い。

昔だったらこういうシーンでコマの外に追いやられて、表情を見せてくれることも無かったはずなので。


感想終了。

いやーやっぱこの回の見所は、改めて振り返っても青葉トオリだったな……

「青葉トオリは魚見チヒロと同じ回に初登場している」 というのがとても信じられない目立たなさは過去の話だ。

もう2019年の今では、氏家ト全先生にとっても充分に見所を見出された登場人物の1人に成長した、と分かるエピソードであった。

ぜひとも単行本18巻では登場人物紹介に加わってほしいし、表紙も飾ってほしいよ。

今週の 『生徒会役員共』 「#518」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、2019年4月で最後の掲載だから平成で最後の 『生徒会役員共』 だ!

……ということを誌面のアオリ文句でもデカデカとアピールしてきている。

当然、次回が令和で一発目の掲載であることもアピールされているぞ。

そこ強調する理由ある? 謎である。


そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。

今回 「#518」 は、パリィ・コッペリンが主役で行列のできるパン屋に並ぶ回だ!

扉絵のパリィ・コッペリンはブラ紐が見えているのかと思ってしまったな……

その辺はほら、日米の文化とか価値観の違いということで。

そういやパリィ・コッペリン初期登場時、私服で付け乳首をしてるかもしれない、とかも考えたりしたな。

もはや懐かしい。


開幕 【ななめうえ】 ではグルメ雑誌の名前が 「グルメ69」 であることに目が行っちゃう。

シックスナインで口にするものを連想して食欲の失せそうなスゲェ雑誌名だ。

しかし雑誌の名前は全スルーで話が進むぞ。

店の前に行列ができることはアメリカでもあるだろうに、という視点もスルーで行きたい。


2本目 【えらばれし100人】 では早速行列のできるお店に並んじゃう。

一日限定100個の伝説のカレーパンを求めて行列に並ぶとはいきなりガチですねー。

並べば必ず食べれる系のお店に向かわないのが志の高さなのかも。

そしてそんなカレーパンを出すパン屋の名前は 「Pan Two」 であり、言わずもがなパンツのダジャレであろう。

何故か最近、こういうダジャレ的な下ネタの小ネタが増えてきてますねー。

氏家ト全先生が最近そういう小ネタにハマっているのだろか。


行列に並ぶ客の中には天草シノたちのほか、アスカちゃん (近所の子供) の姿もあった。

パリィ・コッペリンとアスカちゃんがかつてないほど接近したものの、この2人の絡みは無かった。

うーむ、おしい。

この2人の邂逅は次回以降のお楽しみかしら。


次の 【国民性】 、パリィ・コッペリンが公衆の面前でド級の下ネタを繰り出しちゃう。

そういやパリィ・コッペリンは、下ネタは桜才学園内に留めておいた方がよいって把握しているのかなあ。

天草シノたちの下ネタが日本全体のお国柄だと誤解してたら、とんでもないことになりそうだ。

つーか、轟ネネがそこまでパリィ・コッペリンと仲良くなっていたことも意外。

さすがの轟ネネでもそういうビデオを見せる相手は選ぶだろうし (三葉ムツミには見せないだろうし) 。

ていうかこのビデオ、これ映ってるの全員男優ですよね? 一番前は女優かもしれないけど。

そういうのも轟ネネの興味の対象なのかー。

轟ネネは一体どういうジャンルのビデオまで保存しているのか。


次の 【黄金の指】 、"黄金" はダブルミーニングだ。

職人の技として価値ある意味での黄金と、スカトロな意味での黄金と。

ちなみに七条アリアが言う直腸温度は、腋の下で測る体温よりも0.4~0.8度ほど高いらしい。


続く 【がまんがまん】 もスカトロ系に分類できるかも。

つーか食べ物系のエピソードなのに、重たい下ネタやスカでトロなネタが続く展開だな……

パリィ・コッペリンが頭の中で考えているセリフが書かれたのって、これが初めてのような気が。

台詞は当たり前だけれど、日本語ですね。そりゃ日本の漫画だし。

ともあれこのネタ、何年か前 萩村スズにやたらと尿ネタが続いてたことを思い出した。

今回では、萩村スズがトイレに行きたいパリィ・コッペリンにお茶を勧める側に回っていますけど。

個人的にはパリィ・コッペリンにもそういう流れが来てほしい気がする……!


食べ物がメインの回なのに重たい下ネタが続いていたのは、ここの伏線だったのか。

食レポ】 はもう、オチがすべてであろう。

並んで買った念願のカレーパンだけど、漫画的には七条アリアのセリフがこのエピソードのオチだ!

一番アレなことを言ってた人がまともなことを言っちゃうパターン。


下ネタ的にはオチがついて、ラストの 【まんぞく】 ではパリィ・コッペリンについてオチがつく。

ていうかパリィ・コッペリン大事にされてますねー。

七条アリアがオチをつけたところで終わってもおかしくなかったろうに。

元々が期間限定の登場人物だったとは微塵も感じさせない良さがある。


今週の感想終了。

あと、マガポケのブログにて 『生徒会役員共』 が少し登場している記事があった。

平成を振り返る! 週刊少年マガジンの歴史~その3~ - マガポケベース

最低限の紹介って気もするが、取り上げられていて安心したよ。

『生徒会役員共』 「#517」 感想、17巻とOAD付き限定版17巻内容紹介

・既に1週間遅れの感想ですが、この4月17日には 『生徒会役員共』 の単行本17巻も同時発売!

限定版OADなどの感想も後に書きます。


そんなわけで、『生徒会役員共』 「#517」 の感想。

この回は萩村スズと津田タカトシがメインと言えるエピソードだ!

扉絵にかかる 「〇〇〇の握り方!!」 、下ネタと思わせてどう誤解させる本編かと思えば本編とは無関係だった。

本編の内容はペンの持ち方である。

じゃあこの 「〇〇〇の握り方!!」 は普通に下ネタってことっぽいな。


開幕 【スズ指導中】 から萩村スズが可愛らしいなーというネタ。

……と思ったけどこれ、よく見ると津田タカトシの方が何か可愛らしい挙動を見せてる。

オチの 「><」 って目になって焦る様子、それ津田タカトシもするのかー。

2コマ目 「そ?」 ってどことなく上品な言い方を津田タカトシもするのかーともビックリしたし。

「そ?」 って言うのは七条アリアだけ、他に言うとしても天草シノくらいと思ってた。


津田タカトシの鈍感っぷり、ここに表れり! という感じの2本目が 【ふところのスズ】 だよな!

すごい爆弾発言がでてきちゃった。

萩村スズが3本目の 【通りすがりの畑さん】 へと続いて呆けた顔をしちゃうのもそりゃ納得だー。

この場に天草シノや七条アリアが居合わせる展開であっても 絶対面白くなってたであろう神シチュエーションだわ。


この展開はここらで打ち止めかと思えば、4,5本目と続いて最後までこの展開なのは予想していなかったな。

【先送り】 、そういう行為に最も寛容そうな七条アリアがここでは微塵もそう感じさせない真面目っぽさで笑う。

まあ続く 【タカトシとペン】 では速攻で下ネタ的な発想に繋げちゃうわけですが。

畑ランコがその可能性をメモ取ろうとしてるのも笑っちゃう。


ラストの 【オチ】 、畑ランコがつまらなさそうな顔してるとこ好き。

この騒動の張本人なのに何という表情しているのか。

でも騒動にならなかったら、津田タカトシが撮った写メを萩村スズ自身が見るオチに至らなかったのかもな。

そう考えると畑ランコは、萩村スズにとってもよい働きをしたのかもしれない。


・本編感想に続いては、1年と1ヶ月ぶりになる単行本の紹介だー。

そう、2019年4月17日には氏家ト全先生の単行本、『生徒会役員共』 第17巻が発売となりました!

やったぜ。

更に17巻では、OAD付き限定版も同時発売。

そんなわけで単行本の詳細を以下にまとめたよ。


まずはコミックス17日巻の収録内容から。

週刊少年マガジン掲載分の収録は、「#457」 から 「#487」 まで。

天草シノと魚見チヒロが津田家に泊まる話から、パリィ・コッペリンも交えてお月見する話までだ。


ちなみに、登場人物紹介ページのページ数は2ページのままだ!

紹介される人物にパリィ・コッペリンが増えたのに、レイアウトを変えてどうにか2ページに収めている。

収めたとはいえ紹介から漏れてる人もいて、広瀬ユウや中里チリ、青葉トオリは含まれていない。

うーむ、せっかく連載時の柱の登場人物紹介に青葉トオリが出てくるようになったのに……

まさか広瀬ユウまで漏れるとは思わなかった。


17巻では巻末おまけとして、桜才バカップルであるヨシ君ナオちゃんの1ページ漫画が描きおろされている。

というかこのおまけマンガ、ヨシ君ナオちゃんのフルネームを紹介するための漫画じゃあないか!

マジかよ、なかなかの好待遇だな!?

出島サヤカや古谷サチコとか、アニメ化や劇場版化するから下の名前が付いただろう登場人物もいるのに。

これから先にフルネームで呼ばれることがあるのか分からないこの2人が、おまけマンガで名前紹介されるとは……

出島さんにも七条アリアに何故か 「サヤカちゃん」 とか呼ばれるだけのおまけマンガが来てほしいぜ……

ちなみに2人のフルネームは、"馬川ヨシオ" と "花巻ナオ" だった。


そして17巻の最大の見所は、ある意味で表紙だと言えるかもしれない。

17巻の表紙は通常版がパリィ・コッペリン、限定版が七条アリアとパリィ・コッペリン。

17巻表紙の4コマで津田タカトシが言ってる通り、巻数にちなんだポーズを取るのが歴代 『生徒会役員共』 の表紙だ。

ところが今回、数字を表すポーズをパリィ・コッペリンが完全無視!

ポーズばかりか、デフォルメで表紙を飾る事になったのも初めてだし型破りだー。

おかげで表紙をめくったところの1枚絵 (通常版表紙と限定版表紙を組み合わせた絵) が、カオスなことになっている。

はたしてこの表紙は、今回限りなのか?

それとも前例となって、18巻でも巻数を表さないポーズになるのだろうか……?

18といえばR-18、18禁を連想させる数字でもあるし、18歳未満禁止に寄せてポーズは取らなさそうな気もする。


カバー折り返しには、作者コメントと描きおろしキャライラスト付き。

17巻の描きおろしキャライラストは、ヨシ君ナオちゃんあらため 馬川ヨシオと花巻ナオだ。

ちなみにカバー下は、表紙・裏表紙と同じ絵。

氏家ト全先生の作者コメントは、次の通り。



17巻出ました。

パリィは当初、期間限定キャラにしようと思っていましたが、

なんやかんやでレギュラーになりました。

よかったね。


パリィ・コッペリンにこのような裏事情があったとは!

全く想像しなかったぜー。

パリィ・コッペリンは氏家ト全先生のコメントで新登場を予告された、珍しい登場人物でもある。

なかなかにイレギュラーな経緯を背負っているようですね。


そして次巻18巻の発売予定は、とっくに告知されている通り、2019年8月16日の発売予定。

引き続き、OAD付き限定版アリだ。

収録される内容は、ちょうど2019年4月分あたりまでとなるのかなー。

すると単行本19巻は、令和で最初の掲載から収録となって、元号的にキリが良いのかもしれない。

元号的にキリを良くする意味は分からないが)


18巻表紙を飾る登場人物は誰になるのだろう?

広瀬ユウってのが妥当なところだろうが、個人的には青葉トオリを推したいところだ!


そういえば、17巻の発売まで間が空いた理由を、氏家ト全先生はこのように語っていた。



17巻の発売はODAがすごい(希望的観測)ので少し時間があきます。ごめんね。


漫画本編の都合ではなく、OVA側での都合で発売日が先になったみたいだね。

OVA付き限定版の発売は決まっていたが、GoHandsの制作スケジュールが空かず間が空いた」 的な理由があるのかも。

個人的には、2019年春からテレビアニメ 『生徒会役員共』 3期が放送するから説を唱えていたが……

まあその説は外れであった。


ほか、いつもなら単行本化にあたっての変更点も挙げているところですが、今回は後日にということで……


・最後に、『生徒会役員共』 17巻限定版に付属のOADをご紹介。

OADジャケット表紙は、森ノゾミと広瀬ユウ。

こちらの表紙は律儀に指を合計7本立てて、17巻であることをアピールしている。


OADの収録時間は、およそ30分。

生徒会役員共*』 第23話と銘打たれているOADだけあって、TVアニメ1話分だ。

TVアニメのBD/DVDには ピュアver.(P音あり) と思春期ver.(P音なし) の2種類があったが、

OADの内容は思春期ver.のみにつき、OPの轟ネネのバイブのモザイクは無いし、ピー音で伏せられていない言葉も多い。


感想。

まず、オープニングのスタッフ一覧から千葉素久さんの名前は消えたままだ。

お名前で検索したら2018年には漫画編集者の業務とは思えない仕事もされてるようだし、異動されたのかもしれない。


冒頭部分、劇場版の映像をそのまま使いまわしているシーンが十数秒とか続くのはビックリした。

再生するDVDを間違えてしまったかと思ったぜ (言い過ぎ)

まあ映像は同じ (はず) でも、音声は違う。


音声と言えば、今回はセリフの小ネタが多かったと言えそうだ。

原作にあるセリフではなく、アドリブだったり背景モブ生徒のガヤガヤした日常会話だったりに耳が反応しちゃう。

声優名をモロに生徒の名前 (?) として会話に使ってるシーンとかいきなりマジかって思ったし。


美術教師の姿は、まあ見ての通りにアニメオリジナル。

そういや原作では美術部が舞台となった下ネタは何度かあるのに、美術の先生は一度も姿を見せていないのだなあ。

アニメオリジナルと言えば、シャワーシーンを予感させておいてからの大門先生はお約束とはいえ吹いた。


映画コンテストのシーンでは、天草シノの履歴書が登場したり。

ただ一人誕生日が判明している登場人物だから天草シノが選ばれたのかもしれない。

ちなみに履歴書には、住所も書かれていた。

「〒252-0318 相模原市下亀門町356-19」 だと。

実際の 「〒252-0318」 は、「神奈川県 相模原市 南区 上鶴間本町」 なので、この地名のパロディか。

356-19の意味は何だろう?

356丁目は無いし、パロディとか語呂合わせでもなさそうだけれど……


一番びっくりしたのは、時カオルのブラ透け。

これイメージとかじゃなくて実物のトッキーのブラだよね? 良いんだ……

テレビアニメ1期では、製作スタッフに氏家ト全先生からパンチラは描かないようにとリクエストがあったそうですが。

まあもはや、氏家ト全先生の漫画で最終回でないのにパンツがモロで描かれたこともあったし、時代は変わったのかもしれない。


時代は変わっても、教室などの背景の設定は変わっていなかった。

轟ネネのいる部屋のバックに氏家ト全先生フィギュアとか今も描かれていて懐かしかった。

そういやこの氏家ト全先生の自画像、今ではもう新しく目にできるのは単行本新刊だけなのだよなあ。


そういや未遂に終わるベッドシーン、三葉ムツミはどういう心境で撮影をみつめていたのだろう。

萩村スズの心境は分かりやすいし、七条アリアの楽しそうな心持ちも分かるけど、三葉ムツミにとってはどうだったのか。

自身の思うベッドシーンとかけ離れててそういう行為だと分からなかった、という解釈はさすがにピュアすぎるかー?


そしてアニメで初登場、広瀬ユウ。

原作初登場時は男子と見間違えるのを前提としたような感じでしたが、アニメでは普通に女子生徒と分かる登場だ。

まあそこよりも、個人的にはアニメ版の青葉トオリを気にしたい。

アニメ版の青葉トオリ、何故か髪は軽やかだし瞳もキラキラしていて、何か一人だけ昔のアニメの美少女キャラっぽいのだよなー。

90年代アニメかよ、って感じある。

何故か原作イメージと一番違うことになってしまっている、何故なのか。

そして今回ちゃんとセリフがあるのに、またしても青葉トオリはスタッフロールに名前が無い。

作中にも青葉トオリの名前がフルネームで登場するのになあ?

何故……


OADとなっても、コンテスト出展作品となった映画の内容の詳細は不明だ。

この内容、原作でも絶対いつか詳しく描かれると思っていたのに、結局ほぼ不明に終わったままなのだよな。

それはそうと、桜才映画部の話では轟ネネの音声ネタは特に好きなのできちんと入っていて良かった。


あとまあ、やっぱ作画っていうかキャラデザっていうか?

制作スタッフのどこをどなたが担当してるのか知らないけど、何かしばらく前から丸っこい絵柄だよね。

視聴者全員の好みの割合は知らないが、個人的には昔の方が良かったな。


ちなみにどうでも良いことですが、萩村スズの吹き出しにあった円周率の数値は正しいものだった。

とりあえず17巻の感想はそんな感じです。

『生徒会役員共』 「#516」 感想

・めちゃくちゃ感想書くの遅れました (定期)。

定期とか付けたくないけど、もう最近ずっと遅れがちになってしまっている。

良くないなー、何故だろう……最近何か変わったことってあったっけ?

パズドラのプレイ頻度は相変わらずだし、先月始めたfgoは基本的に他の事しながらプレイする程度だし。

やっぱり、去年から始めたこちらのアカウントのためだろうか。


原因はさておき、まず今は感想だ。

そんなわけで、しばらく前の 『生徒会役員共』 感想。

この回 「#517」 は、日常エピソードの回だった。


開幕 【会長の目覚め】 は、会長ドロップが降りやすく……うわ予想以上に脳がパズドラ寄りになってるな。

"目覚め" という単語はパズドラ用語だけではないのに、脳を切り替えていかなければ。

閑話休題、メインテーマは桜才ブログ!

桜才学園の池に住んでて ( 「#130」 ) 、天草シノがペットにした亀 ( 「#443」 ) 、亀吉がブログ記事で紹介されてる。

記事という形ながら久しぶりの登場だ。

学園の池の主であるようですね。

しかしオチはブログでも亀吉でもなく七条アリアの特殊プレイ下ネタであった。

腹パンというかブロー話に一瞬で興味の矛先が切り替わる天草シノも大概にスゲェ。


2本目 【緊張対策】 では、じゃがいもの擬人化娘 「イモっ娘・じゃが美」 が謎の登場。

謎のというかここ一回きりだろうけど。

それよりも、公衆の面前で特殊な機械を動かしてる轟ネネでも緊張することがあるのだな!

何だか初々しい一面を見たぞ。


津田家のお風呂場を舞台とした "反響" ネタが2連続。

【意味 周囲の反応】 【意味、音の反射】 では、サブタイトルの文字の区切りが半角スペースと読点で何故か違う。

いや文字の区切りはともかく、メインは魚見チヒロじゃない?

魚見チヒロのお小水の音が聞こえるってことは、ちゃんと浴槽から上がってしてたってことですよ。

それなら多分排水溝をめがけてしてたのだろうし、一安心ですね (そうか?

つーか氏家ト全先生の漫画で 風呂場×尿の下ネタは今までも何度かあったけど、お湯の外でってシチュでは初かもだ。


最終ページの 【じー】 と 【じぃー】 は、カフェ・ド・マンシーの話。

「飲み終わったカップの底の状態から運勢を占うヨーロッパ・中近東の占い」 だそうな。

色々な占いがあるものだなぁ。

さすがに動物の骨を焼いてヒビの入り方で占う "卜骨" までは出てこないと思うけど。下ネタに繋がりようがないし。

それはともかく、最初のネタは七条アリアがオチに繋げているのに下ネタオチではなかった。

カップを見つめる視線からこういう気遣いできるの素晴らしいな……!?

この七条アリアの気遣い、ラストの天草シノが下ネタ的発想をしていることに何故か安心を覚えてしまうほどだ。

いつも通りの下ネタでオチる世界観だったわーという安心をさー。


感想終了。

そして周知の話ですが、『生徒会役員共』 関連ニュースをひとつ。

週刊少年マガジン週刊少年ジャンプがコラボした、「ジャンマガ学園」なるサイトが期間限定でオープンしてた。

利用条件として年齢制限があり、22歳以下なら利用可能だ。

時期的にこの頃の開設だったのでここに書いておく。