生徒会役員共 「#200」 感想

・2012年42号の週刊少年マガジン掲載分をもって、生徒会役員共』 が 「#200」 に到達した。

マガスペ連載分やショート形式分読切を勘定に入れていないけど、つまるところが連載200回目達成みたいな話だよ!

氏家ト全先生、おめでとうございます!

ちなみに6年連載していた 『妹は思春期』 の最終回カウントは、「269」 だった。さすがにその話数まではまだ遠い感じだー。


「#200」 到達記念として、今週の 『生徒会役員共』 は豪華増量の一挙2話掲載!

そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。「#200」 と 「#201」 の感想だー。

この回は、生徒会メンバーと新聞部部長:畑ランコが夜通し張り込みをするエピソードだよ。


開幕 【記者の道】 から、畑ランコ以外の新聞部部員 (モブキャラ) がお目見えして豪華な感じ。このコマでしか出番なかったけど。

髪型からして、以前登場したモブ新聞部部員とは違うモブキャラのようだ。

これで連載開始以来登場した新聞部部員は、畑ランコを含めて合計4名になったみたい。

そしてたまに見れる生徒会メンバー集合時の決めポーズ (「#170」 【言った】、「#172」 【V】 を参照) 、

今度は津田タカトシも加わって、フルメンバーでのポーズが初めて決まった! さすが 「#200」 だけあるな。


ああ、それにしても扉絵がメガネをかけた畑ランコとは!

おいおい出島さんなんて、初登場回からコンタクトを落としたネタがあったから、

メガネ姿での登場が (俺に) とても期待されていながら、いまだメガネ姿での登場がないってのに! 何故なのか。


今回の畑ランコの張り込み目的は、河川敷に夜中現れるという河童を見つけること。アパートを父親に借りてもらってまで張り込むぞ。

2本目 【お姫様のこぶし】 は、オチまで読むと大変興奮するタイトルだな……!

ちなみに 『生徒会役員共』 におけるカッパの尻子玉ネタは、単行本5巻収録 「#103」 【夏ボケの午後】 にて1度登場している。

尻子玉の発言者は、もちろん七条アリア。

「(尻子玉を) 実際 調べたけどなかったし」 の過去が、まさか約100話後に掘り下げられることになるとは。

「#103」 【夏ボケの午後】 の感想で、出島さん相手に確認したのかな的なことを書いたけど、違った。


【ロマンティック構図】 、伝説のUMAの写真がこれ絶対入ってるよねオチに繋がるとは。いい意味でひどすぎるw

そして畑ランコが津田タカトシ相手に 「そのはっきりしない描写にロマンがあるのだよ」 のセリフを実践する。

その様子を見つめる萩村スズの心境はどんなことになっているのか!? ツッコミすらなくただ見ているだけだから何か怖い。

ここで 「この擬似騎乗位で津田タカトシネッシーが浮上してきたら大変だよね」 って書こうとしたけど品がないので止めた (止めきれなかった)

そんなことより、畑ランコが女の子座りしているのは何だか良いな……

【無難フォロー】 の夜食にカップヌードル食べてるっぽい畑ランコも良い。

生徒会役員共 「#201」 感想

・そしてここから2本目、「#201」 の感想だー。果たして河童は見付かるのか!?


【ヴァージンが考えた斬新なたとえ】 のタイトルは、氏家先生の作品ほぼ全てに当てはまるから、このタイミングで何故それをと思った。

セリフに何か違和感あるのが、2本目の 【ふくろ】 。

ツッコミでとはいえ、津田タカトシが 「オレ様」 を自称するのが意外。「夜中って妙なテンションになってしまうな」 ってことなのだろうか?

正直、"オレ様" が何か別の言葉にかかっているのか? とまで思った。

……これは妄想逞しすぎる考えだと思うけれど、

生徒会役員共』 のメイン担当編集者が千葉素久さんから、 『プチプチたんたんプチたんたん』 と同じ今村さんに代わりつつあるのかも?

「#200」 はまだしも、「#201」 からは特にそんな印象を受ける。


【有効資源】 は、感想飛ばしたけど 「#200」 の 【フィクション集合体】 でオチとした押入れの中の謎の御札ネタを持ってきた。

御札ネタが 「#200」 「#201」 とも前から3本目のネタに配置されて、どちらもツッコミは萩村スズで、似たツッコミなのは意識的だろうよね。


【思いやりが重い】 の "おもい" がかかったタイトルはさておき、

これ着替えパンツ借りるのが出島さんだったら、話の流れガン無視で頭にパンツかぶりそう。

ところで出島さんといえば、

「#100」 は出島さんエピソードだったのに、ここ最近の 「出島さんは連休中の回にしか登場しない」 という謎の縛りによって、

「#200」 記念のこの一挙2話掲載号に 登場することはなかったな……


……そう思っていたら、まさかの例外発生!!

ラスト直前の 【遭遇】 で、午前3時 ついに河童発見か!? と沸き立ったその正体、野外で激しいア○ルファ○ク決める出島さんだったー!

状況が状況なので、絵では一切描かれず、津田タカトシたちのセリフに描写されているだけながら、謎の縛りを打ち破っての出番だよ!!

うおお、なんて素敵なオチだろうか……! (アナルファックオチに "素敵なオチ" って お前何言ってるのか、って気もするが)

それにしてもガチファ○クを目の当たりにしてさっぱり動じない津田タカトシたちもすごいな。


ついにラスト。【都市伝説の結論】 。1コマ目だけ切り出すと、朝チュン迎えたみたいな話に見えるなあ。

都市伝説つながりで、オチは 「アイドルはトイレに行かない」 でまとめられてしまった。

ラストの柱アオリ文の、 「一見すると夢のなくなる話が、マニアには夢を与える話だったりするみたい。」 はこのネタのものだろうけど、

"河童出現かと思いきや出島さんだった" という 【遭遇】 にもかかっていると思う。


以上、今週号の感想終了。

そして最後に、次号掲載の大スクープの予告があったぞ。

なんと、「■次号、Cカラーにて8巻限定版他、最新アニメ化BIGプロジェクトを大発表!!」 とのことだー。

テレビアニメ2期決定なら、マガジンの次号予告ページでも取り上げられているだろうので、

おそらくDVD付き単行本8巻限定版を含めた、「もうあと○回やらせてくださいプロジェクト2回戦目」 あたりなのだろうな。


それにしても次号のセンターカラーというのが、

プロジェクト記事だけがカラーなのか、『生徒会役員共』 本編がセンターカラーなのかで、俺のテンションが全然違うわけだよ!

後者であってくれ、頼む!