・立ち回りに失敗したので一週間以上遅れての 『生徒会役員共』 感想です。これを書いているのは6月4日ですよ……
この回 「#378」 は、五十嵐カエデと萩村スズ推しの回と言えるのでは。
開幕 【どっちにもとれる】 は、使用済みパンツという言葉が一気にえげつない印象になってしまった。
下ネタワードにえげつない意味を付与する発想は、耳年増な天草シノらしいボケって感じ。
天草シノにとって使用済みパンツが下ネタギャグとしてしか縁が無いから言える発言、って気がしたよ。
2本目 【人の気配】 、確かにある意味 絶対中に人がいる家なのだなと伝わる音声だ。
そういう目的としては秀逸なBGMかもしれない。盲点だったわー。
まぁ、ご近所からの評判はダダ下がりである。
でも18禁な抱き枕カバーを外に干してる光景の画像とか見たことあるしな……日本のどこかでは実用されてる知恵なのかも。
次の 【しなやかな髪】 は、五十嵐カエデのヘアスタイルの話。
七条アリアが五十嵐カエデの三つ編みに言及するのは2度目だ (1度目は単行本5巻 「#113」 ) 。
「これは髪型チェンジフラグなのか?」 と1度目の感想で書いたけども、
2度目の今回、五十嵐カエデが七条アリアの下ネタを受けて三つ編みをほどくよ!
髪をほどいた様子は後半でのお楽しみー。
というか後で髪をほどくとは 【しなやかな髪】 時点では明かされてないから、つまりこれ伏線だったのよね。
それにしても4コマ目の五十嵐カエデ(イメージ図)はえらく楽しそうだ。
あと3コマ目で、スカートに入るシャツがぶかっとしているの良いよね。
津田コトミのボケにツッコミが入らず、【怪力少女】 で真面目にボケ潰しされるのは相手が大門先生だからかねぇ。
氏家ト全先生の漫画全体で見てもこういうボケ潰しはだいぶ珍しい。
柔道部にはガチな怪力少女の三葉ムツミもいるし、大門先生にとってはマジな光景に見えたのだろう。
ラスト3本のサブタイトルが 【スズタカ?】 【スズタカ?】 【スズタカ?】 ってスゲェ!
公式の津萩みたいなものじゃん。
事態は津田タカトシのズボンのチャックが壊れるところから始まるわけですが、
【スズタカ?】 3,4コマ目の萩村スズの表情の違いとか楽しいなって思った。
そして 【スズタカ?】 では、五十嵐カエデが三つ編みをほどいたー。
前にも五十嵐カエデが三つ編みをほどいたことはあった (単行本12巻 「#315」 ) 。
でも今回は寝てる時でなく、起きてる時に三つ編みをほどいてるというレアパターン!
氏家ト全先生の漫画では、髪の毛がロングな女子は入浴時に髪の毛を結ったり睡眠時には結ってる髪の毛をほどいたりと、
いつものとは違う髪型にしてるシーンがよく描かれるのですが、五十嵐カエデが髪をほどいた描写はこれでやっと2度目だ。
というかほどいた髪のままつかつか歩くのとか初めてだし!
【スズタカ?】 では五十嵐カエデが髪ほどいた姿のままずんずんと歩くのよー。
普段誰かを注意するときみたいにこの格好で歩く姿、ギャップ効果でえらく魅力を放っている……!
七条アリアが三つ編みにしてる様子も見落とすべからずだよ。
他の2人のインパクトや物理的にも吹き出しに隠されそうになっているけど、七条アリアが初めて見せる髪型である。
【しなやかな髪】 の会話を知らないだろう天草シノにとっては、2人が突然髪型を変えてきててビックリ案件でしょ。
2人はどういう仲なのかと変に誤解して下ネタの1つや2つも飛ばしていそう。
そしてスズタカのタイトル通り、萩村スズも良いよ良いよ。
こういう場面での萩村スズが焦ったりニヤけたりもせず、普段以上に真面目で硬い顔しているの大変おいしい。
というかそういう仔細よりも、ズボンのチャックが壊れたことを萩村スズだけには明かせる津田タカトシ!
何だこの関係!
萩村スズだけは津田タカトシのチャックが壊れたズボンを目にしていそうな気さえするしー。
当の津田タカトシはラスト2本でセリフもなく突っ立ってるだけだ。ひどいw