おちる×3

・夢を見た。

FF10−2のような世界観で、つんくプロデュースのアトラクションパークを訪れる。

そこのメインは、浮遊できる傘を使って高所からパラグライダーのように飛ぶアトラクション。

まず、舞空傘だったか浮遊傘だったか、その傘を拡げてスキー場のリフトみたいな乗り物に乗る。

そしてリフトが先端まで行くとリフトだけが戻り始め、拡げておいた傘で空を飛ばせてくれるのだ。

俺はその先端に巨大な金具を嵌める必要があった。

全ての乗客がいなくなったのを確認してからリフトを止めて嵌めれば良いのに、

「先端についてからリフトを止めれば良いや」と横着して傘も持たずに乗る。

しかし俺が乗った後にも乗客が途絶える事は無く、リフトを止める事が出来なかった。

傘を持っていない俺は当然落ちるしかない。眼下は底の見えない暗闇。明確な死。

幸いリフトが先端に達する前に起きる事が出来たが、足は汗でびっしょりだった。



そう言えば今まで一度も高い所から落ちて恐怖する夢は見た事が無い。

ビルから落下する夢なら見た事はあるが、まるで天空の城ラピュタに出てくる飛行石で浮いてるように遅く、

夢の中では階段を下りるように自然な移動手段だったので、恐怖を感じる類の夢ではなかった。

今回の夢も落下する前に目が覚めたので、やはり落下しながら恐怖する夢は見た事が無い事になる。