・システムが基本的に前作から変化していないので、コンボとしてもほぼ変化無し。
大きな変更点は2つ。
まず投げ抜け不能状態で投げられた後、行動可能になる前に投げられても投げ抜け出来るようになった事。
そして障害物を挟んで投げても、投げ技中に相手との間合いを自動的に詰めるようになった事。
つまり、前作で出来た永久コンボが出来なくなった。
また、ステージ障害物の接触判定にも変更があった。
具体的には、松尾象山館長室ステージの利用可能障害物が前作とは異なっている。
つまるとこ、前作コンボムービーとしてUPした 「壁ラッシュ−本気腕ひしぎ逆十字−逆片エビ固め−踏付け」 が出来なさげ。
餓狼伝Breakblow Fist or Twist では、レベル1奥義 → レベル3奥義 の連続発動が可能になったものの、
これをコンボに組み込めるキャラはどうも安原健次ただ一人の模様。
他キャラでは相手の攻撃に打ち負けてしまうか、そもそも技が連続ヒットしないかであるため繋がらない。
前作ではどうだったか記憶に薄いが、カウンターヒットした場合に特殊なのけぞりを誘発する技が増えているように感じる。
もしくはカウンターヒットを誘発しやすくなったのか?
CPU井野康生の足払い(カウンターヒット) から側面に回りこんで投げのコンボをしょっちゅう喰らったのだが。
永久コンボは今のとこ2種類。
堤城平の永久コンボは、普通に調整漏れっぽい。
投げられ判定が消失するまで時間のかかるデカキャラにしか繋がらない事から推測するに、
標準サイズキャラを木偶として、怒涛の連突き有利フレームの調整を行ったのだろう。
グレート巽の永久コンボは、何故繋がるのだろう。
おそらく、土壇場で梅川丈次のスリーパーホールドを流用したため、梅川丈次には施されている永久コンボ回避処置までは行えず、
グレート巽では永久コンボが成立してしまったうえ、おまけに技表への掲載も出来ないままだった。的な話なのだろうけど。
ただ、マンガ版には 「チョークスリーパーだけで永久コンボです」 みたいなセリフがあるので、
このセリフを見たスタッフが、ネタ的に繋がるようにした可能性も否定できないのが微妙なところ。
このゲーム、再現度が恐ろしく高いからこういう時 判断に困る。
あとコンボではないけど、
餓狼烈伝でL1R1を押しながら対戦に入ると君川京一や富田賢吾を使える裏技(ネタ元:【拳か】餓狼伝Breakblow Part8【関節か】)は、
やっぱりCPU専用キャラのデバッグのために設けられただけなのだろうか。
というか結局、君川京一や富田賢吾はCPU専用キャラのままなのかどうなのか。そこが気になる。