・という訳にして、マガジンSPECIAL6月号から氏家ト全氏新連載 『生徒会役員共』 が連載開始。
今年から共学化した元女子高の私立桜才学園を舞台とした、女子524人・男子28人のストーリー4コマ。
「ストーリー4コマなのならリアルタイム進行なのか?」 と思ったけれど、
高校1年生は主人公の津田タカトシのみであり、
他登場人物が高校2,3年生だから、多分サザエさん世界のようにループループ的世界観の様子。
まあ世界観はともかく、最大の特徴は 「ほんのり下ネタ風味(30%減/当社比)」 とも書かれている下ネタ度合い。
まったく私たちの認識的に 氏家作品と下ネタの関係はあたかも 「ぐりとぐら」 程に不可分でありましたが、
本 『生徒会役員共』 におきましてはその認識は修正されざるを得ません。
実際 今回登場したメインキャラクターは、津田タカトシ、天草シノ、七条マリア、萩村スズ、の4名ですが、
このうち萩村スズは一切下ネタに関与してこないとの立ち位置を示すものです! なんということでしょう。
無理やり下ネタ関連から考えれば、萩村スズはロリキャラなので、氏家作品では元からロリ下ネタが少ないので別に当然という辺りですが、
下ネタとのさよならを予言するものであるならば、それは堪忍願いたいのです。
そういえば未読者を全力スルーのキャラ名列挙を行いましたが、上記キャラ達は以下のスペックが確認されます。
津田タカトシ:1年。新入生にして生徒会副会長。氏家作品における一般的男子。
天草シノ:3年。生徒会会長。天然素直にして変人。
七条マリア:3年。生徒会書記。おっとり系。一番の下ネタキャラっぽい。
萩村スズ:2年。生徒会会計。どう見ても小学生。常識人。
上記説明だけでは分からない事ですが、今度のキャラクター達には何か今までの氏家キャラとは異なる雰囲気を感じる次第。
その要素を書き出せば、天草シノの喋り方であるとか、
萩村スズがIQ180の帰国子女で10桁の暗算が朝飯前である事とかに その空気を感じるなあ、と。
これまでの氏家キャラは、割と普通の人を元としてマンガ要素を加えていった感じだけれど、
今回のキャラは、割とマンガテンプレを元としている感じがするとでも言えば良いのか。
ここで七条マリアに、スポーツ万能もしくは料理がプロ並み辺り設定が付与されたなら、それはもう確信に変わる次第だ。
ついでに思った事をそのまま書き出せば、
アオリ文書いてる編集の人は、濱中アイやアイドルのあかほんの時と同一人物に思えるな。
あとアンケート結果次第では、津田タカトシがメイン主人公のリアルタイム進行で進級しそうだなあと思った。