・格ゲーのキャンセル史に残すキャンセルを選べと言われたら、次の4つ (3つ) だと思う。
- キャンセル
- (スーパーキャンセル)
- ロマンキャンセル
- レベル2キャンセル
まずキャンセル。原点。
ここで、「通常技中に突如として必殺技を出せる」 という概念や、
「小足×n」 の連打キャンセルという概念が生まれました。
次に多分、スーパーキャンセル。
多分というか、スーパーキャンセルではないかもしれないが、
ここで大事にしたい概念は 「キャンセルは通常技 → 必殺技だけではない」 と発想されたこと。
、
そのためここで挙げられるべきは、通常技 → 特殊技のキャンセルかもしれないし、
必殺技 → 必殺技や、必殺技 → 特殊動作かもしれない。
突き詰めて言えば、連打キャンセルからもう別種のキャンセルと呼ぶべきかもしれない。
ともかくここらのキャンセルを、
「あらゆる動作から全ての行動へ移行可能」 という概念の誕生とし、
必殺技 → 超必とか、超必 → 潜在とか、通常技 → 交代とか、
その他全てのキャンセルは ここから派生したキャンセルとしてまとめてみたい。
そしてロマンキャンセル。キャンセルの終わり。
「必殺技 → 超必とか、超必 → 潜在とか、通常技 → 交代とか、
つまりそれって前動作から一旦ニュートラルに戻って、次の動作してるのと同じだ」
という概念の元に誕生したかは知らないけれど、実装されたシステムは、それの通り。
あらゆるキャンセルは 「ニュートラルに戻る」 という動作からすれば、
これに制限をかけてバリエーションを増やしたものであると見れないか。
ここでキャンセル史は終焉を迎えたかと思われました。
しかし最後に、レベル2キャンセル。
一見超必を必殺技やらでキャンセル出来るだけに見えるけど、
ここで注目したい新しい概念は、「相手の喰らい状態を復活させる」 との発想だと思う。
どれほど有利フレームを得られる行動でも、木偶に喰らい判定が無ければ意味が無い。
そこをクリアしたのが凄い。
以上そんな感じ。
あと次点として、
「生で出した時とキャンセルから出した時で、必殺技の性能が変化する」
というキャンセルも挙げておきたい。