・今週の 『生徒会役員共』 「#304」 は、先日初登場したばかりの英稜高校生徒会副会長:森さん編。
前半はともかく、後半は森さんが一足飛びで追い付いてくるエピソードになってた。
何に追い付くのかと言えば、それはあれだよあれ。
開幕 【ほかほか】 から津田タカトシのツッコミが冴える。
温冷の話題から 「冷や冷やするな」 とさらりと切り返すのとか地味ながら的確にまとまってて、さすが副会長って感じだ。
3本目 【魅力的な穴】 、トッキーが驚きすぎて上手くツッコミを出来なくなってる感じが好き。
これが津田タカトシなら、すぐそこに穴があるここでさえ上手なツッコミ入れそうだけど。
壁穴プレイしてるのは、横島ナルコ先生だろうか。周囲を見渡したら相手の男子生徒とかが身を隠していそう。
そして後半 【スリズリ】 からは、英稜高校生徒会副会長の森さん展開が来た。
森さんがウオミーからの伝言役を引き受けて、桜才学園を訪れるぞ。
それはそうとウオミーと森さんの頬ずりっていう、このコミュニケーションには何かドキッとするな……
氏家ト全先生のマンガで、こういう肉体的接触のあるコミュニケーションを、
多分日常的に行ってるだろう様子を見せられるってのは、何かこみ上げてくるものがある。。。
次の 【スタートダッシュきめる】 、タイトルといい畑ランコの上手いこと言ったセリフといい素晴らしくないか。
畑ランコはマスコミ志望だけあってか表現の使い分けが秀逸だー。
そして 【森さんのターン】 では、森さんが津田タカトシに家の鍵を渡す! ウオミーから預かって来た津田家の鍵だけど。
この様子を見ていた天草シノたちはそりゃ誤解するって寸法だよ。つーかウオミーも常に津田家の鍵を預かってるわけじゃあないのな。
立ち姿といいあごに手をやる仕草と言い、何と言うか女子力高そうだし。
『生徒会役員共』 で一番そういう仕草が身に付いていそうなのは、下ネタしてないときの (重要) 轟ネネかと思ってたけど、
ここに来て森さんがその手の仕草を自然にこなしてそうなポジションに立った感ある。
ラストの 【相性】 は、まず1コマ目の 「邂逅した」 って言語センスが素敵だ。
そして何より森さんが一気に津田タカトシへの距離を詰めてきたなあ。
新たな登場人物が初登場からすぐ出番あるのは今までもそうだったけど、何だこの迷いなく津田タカトシに向かう感じのネタは……!
オチの気の合う理由は 予想たやすい感じだけど、
森さんは柱の登場人物紹介にまだ紹介枠が出てないほどなのに、この周囲に誤解させるほどの態度は末恐ろしい。
この距離の詰め方が英稜文化なのかしら。
そんな訳で、森さんと津田タカトシとの距離感が一気に他の人並みに追い付いてきてる感じのエピソードだった。
つーか、ウオミー的には森さんと津田タカトシ (+天草シノたち) がこうなってること予想した上で伝言役を頼んだのかも気になる。
気付いたら森さんと津田タカトシが凄く親密になってて焦ったりしないのかな。
あと 【森さんのターン】 の 「ホント社交的だねー」 のセリフは多分七条アリアのものだろうけど、
これどのような口調で言ってるのか気になるな。完全普段通りの口調なのか、不機嫌さを少しでも含んでいたりするのか。
今週感想終了。
そして次号の週刊少年マガジンでは、『生徒会役員共』 が一挙2話掲載! やったね嬉しい。
それにしても最近、一挙2話掲載多いな。
ここ3ヶ月は月1ペースだぞ。まあ休載も1回あったけど。
氏家ト全先生がノリにノってるのか、編集さん側からの提案なのか? どういう理由なのだろう。