プチプチたんたんプチたんたん マガジン読切版 感想

・さてさて 『生徒会役員共』 に続いては、同時掲載 『プチプチたんたんプチたんたん』 番外編感想。

『プチプチたんたんプチたんたん』 こと 『プチたん』 が、ショート漫画代表としてマガジン表紙に (小さくながら) 登場してるし、

ショート祭りのトップバッターでもある! 嬉しいな。


単行本を同じ発売日にしたりと 『生徒会役員共』 読者に 『プチたん』 を読んでもらう講談社の工夫は過去にもあったけれど、

今回は2作品が並んだ掲載順に配置されることで、とりあえず確実に 『プチたん』 が目に入る仕組みだね。

この号で初めて 『プチたん』 を読むことになった人も多そう。

それを考えれば、「最近風紀が乱れてる!!」 と片岡ヒカリが一番の主人公のような扱いで登場するのも頷けるー。

"タイトルにも入ってるプチは最近出番無いものね" ってことでなく、

動物要素押しより学園要素押しの方がカタいと判断したのだろうなー、とか。


開幕1発目のギャグ 「高3なのに中2だね」 は 『プチたん』 で過去一度も無かった厨二病ネタであり、

マガジンで 『生徒会役員共』 は読んでる人に向けたギャグで攻めて来たな! とか思った。

主要登場人物が一応全員登場、山田コンスタンツのお約束ネタ、お色気ネタと 『プチたん』 の特徴がしっかり詰め込まれててナイス。

これで 『プチたん』 読者増えてくれ! という意気込みが伝わる番外編だった。


……何か変な感想になってしまってる。br>
まあそれはともかく、花園ハナたちがしれっと3年生に進級していた。

3月21日現在には連載の方でも3年生になっていると判明済みなのだけど、しばらく学年とは関係ないエピソードが続いていたので、

"花園ハナたちは高校3年生になっていました!" と明らかになったのは、実はこの番外編が初。

あっ、『プチたん』 を初めて読んだ人向けに補足しておくと、

『プチたん』 は季節が巡るときちんと学年も上がるタイプのマンガです。サザエさん時空ではない。


それにつけても今回1コマしか登場しない寮母の朝宮さんが "お酒大好きな人物" みたいな紹介のされ方してるのすごいな。

それなら本編でももっとお酒飲んでぐでんぐでんになってる描写あっても良いと思うのよ……! 現状足りないくらいだ……!

この読切を読んだ人がどの登場人物をもっとも気に入ったかは知らないけれど、俺は朝宮マミが一番好きですね。


コンスたんこと山田コンスタンツは、あまてら荘のある陽汝学園学園長の孫娘でもあるわけですが、

この読切では特に紹介されてないな。現役JKモデルであることは、それを話題にしたネタがあったためか紹介されたけど。

こういう読切、初見の人に向けて何を取捨選択したのかと考えてみたら更に楽しめるのかもしれない (適当) 。


あとはラストで正座している花園ハナたちが可愛いなあとか、生足押しだなあとか思ったよ。