生徒会役員共 「#376」 感想

今週の 『生徒会役員共』 は、一挙2話掲載!

「最新KC第13巻絶好調御礼で一挙2話っ!!!!」 だとか。嬉しいねえ。

それにしても、先週号とかに一切予告の無い2話掲載なので驚いた。っていうか4月にも一挙2話掲載のあったばかりですのに。

ちなみに単行本12巻発売時にも、「KC12巻大ヒット御礼一挙2話」 として予告なしの2話掲載号があった。

単行本14巻発売後にも大ヒット記念で一挙2話が来ることを願いたいですよ。


そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 感想。まずは1話目 「#376」 から。

開幕 【街中の出来事】 では七条アリアがモデルのスカウトを受けますが、その展開は2コマで終了。

天草シノが芸能事務所のスカウトされた回では氏家ト全先生の別作品とのコラボもありましたが (単行本5巻 「#92」 ) 、

今回声を掛けた男性はただのモブ男性で、コラボやらゲスト出演は無し。

まぁ七条アリアはプロポーション抜群らしいので、スカウトとかされなれていそう。

そして萩村スズも声を掛けられて、スカウトに声を掛けられた時のリアクション三者三様完成である……と見せかけて全然違うオチだった。

萩村スズのリアクションもまぁそりゃ目が死ぬやつよねぇ。


2本目 【交差する腕】 、さすが脱ぎたがりの七条アリア先輩だけある発想だー。

素人目にはむしろ脱衣を防ごうとしてるポーズですよ。

「腕組んでると胸が強調されるものね」 とはボケないあたりも巨乳な七条アリア先輩だけある。

まぁ腕組みで胸が強調とかいうボケは、天草シノが不機嫌になりながら言って津田タカトシがなだめるタイプのボケか。


次の 【話が違う】 は1コマ目から思わずあーんと口を開けたくなる魅力を放っておられる……!

そりゃ津田タカトシも断らずにおまんじゅうだろうと食いついちゃうよね。

「つーかおまんじゅうを丸ごとあーんって」 という違和感は、

津田タカトシの口を塞いでツッコミをさせないためだった、という魚見さんの頭脳プレイのこの伏線。策士だ。


昔は天草シノのボケに振り回されていた小山先生も、最近は横島ナルコ先生の相手をするネタが中心よね。

でも 【心像】 ではそれよりも、横島ナルコ先生の 「きぐぅ――」 というセリフが気になってしまった。

一体どうしたこの若者言葉風な言い方は……

昔あった横島ナルコ先生が2か国語を話せると自称するネタを思い出した (単行本1巻 「#6」)

つか、考えたら指先だけイメトレするのでなくてそういう下ネタ的言葉遣いも色々トレーニングしてるのだろうし、それの一環かもしれない。


次の 【奏でるカエデちゃん】 でも横島ナルコ先生の下ネタは暴走が止まらない。

つーかこれ五十嵐カエデのネタというより、横島ナルコ先生の下ネタが暴走する様子を4コマ2本に渡って見守るための展開だよね!

もう1コマ目の横島ナルコ先生の微妙に格好つけた立ち方すらも面白い。


一挙2話掲載の1本目ラスト 【マネージャー奮闘記】 は、おぉっと久しぶりの8コマ漫画だ。

つい先日の#371で柔道部にマネージャーとして入部した津田コトミの、トッキー相手に活躍する様子が描かれる。活躍か?

この日にトッキーが穿いてたパンツは柄物でもなく真っ白という情報がオープンになった点は、その筋の人にとっては活躍かもしれない。

そしてここのトッキ―はノーパンってことになるわけですが、全くスカートを抑えようともしないトッキーもスゲェなって思いました。

突然のふわーりがよく起こり得る学校なのに!

「バっバカ人前だぞ」 というのも、割とこれパンツ穿き忘れてるから出るリアクションだよなぁともしみじみ思った。