・目次ページの氏家ト全先生のコメントが、今までになく衝撃的だ。
今週の週刊少年マガジン読んだ? 目次ページを読んだ?
まあもうこれ書いているの4月28日の土曜日だし、以下にまるっと書いてしまえば次の通り!
そうだ新キャラ出そう。
げぇーっ!? 新たなる登場人物の登場予告だー!?
これまで何度も登場人物が増えたことはあったけれども、こうして目次コメントで予告がなされたことは初めてのことだ。
あまりに衝撃的すぎて、もしかして他の漫画家さんのコメントと入れ替わっているのではないか? とまで思った。
(実際、目次コメントが入れ替わってしまうというケースは他誌でもそうだが稀に起きるので)
でも今週のマガジンでは、他に氏家ト全先生っぽいコメントは見当たらずー。
やはりこの登場予告は、氏家ト全先生のものであろう。
そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回 「#470」 は、また登場人物が増える気配がみじんも感じられないWデート回!
目次コメントの話は感想の最後に触れるとして、まずは今回の津田タカトシのWデート編を見ていきたい。
前回 「#469」 で約束されたWデートのため、津田タカトシと五十嵐カエデがテーマパークを訪れる。
Wデートのお相手は、既に人前でのプレイも気に留めなくなった桜才バカップルのヨシくんナオちゃんだー。
ヨシくんナオちゃんの下ネタに五十嵐カエデが振り回されるネタがメインかと思いきや、開幕 【監視者のお言葉】 は五十嵐カエデがボケを放つぞ。
かなり楽しみにしてきてる様子が伺えますね!
こういうテーマパークに不慣れな様子も感じられる、ていうか前回のあらすじによれば 「疑似Wデート」 であるらしい。
このあらすじは五十嵐カエデ本人の弁でありそう。
ヨシくんナオちゃんの下ネタ、というか人目を憚らぬプレイが炸裂のは2,3本目の 【密室カップル】 と 【口ベタ】 。
まあ 【密室カップル】 の方は人目を気にしてたプレイと言えますが (言えたところで!)
全登場人物の中で色々なプレイを数多く体験してるのは出島サヤカや横島ナルコ先生だろうけど、ヨシくんナオちゃんの成長率も侮れないのかも。
【口ベタ】 は口下手ではなくてオチの様子を表すサブタイトルだった。
ていうか、津田タカトシの口周りがクリームで汚れているからとハンカチを差し出す五十嵐カエデは仲良しすぎる!
もうこれ津田タカトシに対する好意が完全なものとなってますわー。
そりゃ先週でナオちゃんもWデートの相手に津田タカトシを誘うだけある。
こういうシチュって天草シノや七条アリアや萩村スズでもやってないでしょ。
津田コトミが萩村スズの口の周りを拭くネタとかはあったけれど、あれ同性だしな。
まあそんな津田タカトシと五十嵐カエデの関係性のインパクトを上回るオチを見せるのがヨシくんナオちゃんですが。
監視役の目が行き届かないところで何をしちゃっているのか。
やっぱり監視者は必要だったな。
さて今回の後編からは、シチュエーションががらりと変わる予想外な展開が待ち受けていた!
【セクシーおばけ】 では、なんと出島さんが登場だー! 勝ったな (何がだ
出島さん登場の理由は後として、この4コマはお化け屋敷のお化け役でこの下ネタに至る発想がすごい。
お化け屋敷×巨乳というヒントを与えられても常人では捻りだせない発想でしょ。
そんなわけで 【七条ワールド】 からは、テーマパークが七条グループ運営であることが話のメインに。
今回どこで登場するのだろうと疑問であった天草シノたちもここのオチで登場だー。
このテーマパークが七条グループ運営なのは予想の範疇だけれども、このオチはまったく予想していなかった。
七条アリアお嬢様の特権をフル活用しまくりである。
「偶然 遊園地の裏側を見学していた3人」 とあるが、これは果たして本当に偶然なのかー?
七条アリアお嬢様のご意志なのではあるまいかー!?
はたして一体どの段階から津田タカトシと五十嵐カエデは七条アリアたちに見張られていたのか?
Wデートの監視役として選ばれた津田タカトシと五十嵐カエデが、実は天草シノたちによって監視されていたという二重構造!
話の切り替えとしては充分な威力を持った上手さだ。
それにしてもセクシーおばけコスであっても出島さんは髪をおろさないのな……
この和風幽霊姿ならば髪をおろしているのが自然なように思うのだが……
サービスシーンはコスプレ姿までで、普段と違うヘアスタイルはサービス過剰という判断なのかー?
口惜しい。
最終ページの 【キリ番】 は、次回予告を兼ねた8コマ漫画。
先に触れておくとスーツ姿の出島さんというのもレアであり非常によろしいですね、よろしいですね。
もうここに来ると話的にもシチュ的にも主役は五十嵐カエデで、オフィシャルホテルの宿泊券が贈呈されちゃうネタである。
宿泊券をヨシくんナオちゃんにあげるとか、ナオちゃんと五十嵐カエデの女友達同士でホテルを楽しむってことにはならないようだ。
こういう押しに弱いところが五十嵐カエデなのだろうなー。
というわけで、次回の 『生徒会役員共』 は津田タカトシと五十嵐カエデのオフィシャルホテル一泊編らしい!
どうなっちゃうのこれ……!?
次回に続くネタであったことも、このヒキも予想外すぎるぜ。
なお、次号の週刊少年マガジンは5月9日 (水) の発売につき、次回は2週間後の掲載だ。
こんなタイミングで合併号かよー。
今週の 『生徒会役員共』 の感想終了。
そして最後にもう一度、目次ページの氏家ト全先生のコメントである新登場人物の登場予告についての話をば。
いやーまあ正直、まだまだ掘り下げられていない登場人物もいる中で、もう新しい登場人物が出るとは思わなかったぜ。
個人的には青葉トオリやトリプルブッキングが掘り下げられたら嬉しいのだが……
というかもっとメイン級な登場人物でも、森ノゾミや広瀬ユウもまだ登場して日が浅いような。
モブとして一度だけ登場したような人物をメインやサブに格上げしていくって手法もあると思うのだけれど。
轟ネネだって、最初は萩村スズの名無し友人として登場してから今に至るわけですし。
畑ランコや轟ネネと同じ部活のモブ女子生徒の出番が増える可能性とかは無いのかなあ。
氏家ト全先生のデビュー作 『妹は思春期』 では連載当時の2chスレで "困った時の新キャラ" みたいに言われてた記憶もいまだにある。
というかその頃の印象が鮮やかなので、登場人物の増加は "新しい属性が増える!" とかポジティブな捉え方ができず悪いように感じてしまってるのか。
日記冒頭でも書いたけど、こういう登場予告が行われたのは今までに無かった。
そこを考慮するに、これは何か特別な仕込みがあると期待しても良いのかも。
たとえば……過去作 『濱中アイ』 の登場人物が 『生徒会役員共』 でもレギュラー化するとか?
まあこれだと天野ミサキが既にゲスト出演程度とはいえやっているけど。
う〜む、全く分からない。
どうせ全く分からないなら、大胆予想でもしておくか?
「実は実写ドラマ化が決まりオリジナルヒロインを出すとも決まったので、むしろ原作にそのヒロインも登場させることになった」 とかどうか。
さすがにツッコミ役男子とかラッキースケベ役みたいな男子の登場は無いと予想しておく。