・今週の 『生徒会役員共』 は、ありそうでなかったバッティングセンター回!
氏家ト全先生は、過去作品で登場人物の苗字を実在の野球選手から取っていたほど野球好きなお方なのよね。
それもあってか、他の漫画では野球を題材にしてもこういう単語は出ないだろうな、って言葉も見られるー。
最後の "サイレント・トリートメント" とか初めて知ったよ!
そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。
扉絵からヘルメットを被ってバットを持った天草シノ。
「球春到来まで、もう少し!!」 の 「球春到来」 のフォントがデカい!
このアオリを考えたのは担当編集者さんだろうけど、これも野球好きでなかったら球春到来って言葉は出ないと思う。
開幕 【たまっている会長】 とかいかにも下ネタ風なタイトルですが、オチから既にバッティングセンターネタ。
ストレス解消の方法が下ネタという展開は氏家ト全先生のデビュー作 『妹は思春期』 からあるけど、今回は非下ネタだ。
マジでバッティングセンターへ皆で行くための導入でしかない幕開けネタだ。
2本目 【金属音】 から、舞台はいざバッティングセンターへ!
ここから最後までバッティングセンターで話が進むので、登場人物は (モブを除けば) 桜才生徒会の4人だけだー。
それもあってか、何か連載初期の頃っぽい雰囲気があると思うのだけどどうだろう。
3本目 【熱血指導】 、1コマ目の天草シノの内股な感じとか見るよりも津田タカトシのセリフが長いことに目を奪われる。
続く展開やオチのためとはいえマジなアドバイスじゃあないの。
そんなバッティング話を当然のように下ネタに持っていく七条アリアだけがいつも通りであった。
5コマ目があったら 「指導してやるっ」 のツッコミさえも下ネタ的に受け止めていそう。
天草シノの他に萩村スズもバッティングに挑戦するわけですが、やはり飛ばない。
いやそれより、【実質ドロー】 の 「内野安打性の当たり」 が気になってしまう。
野球好きな漫画家さんでなければ、たとえ同じネタを描くにしてもこういう言葉は出ないだろうよー。
ラストの 【黄金ルーキー】 は8コマ漫画。
メインのネタは 「サイレント・トリートメント」 で、冒頭で書いたようにガチで初めて聞く野球用語だった。
オチで天草シノが下ネタに繋げてくれたことには、謎の安心感に包まれてしまったよ。
つーかこのツッコミというか、下ネタにマジ焦りなオチ面白いな。
ほっといたら七条アリアもこの消失系AVごっこにマジで付き合ってイタズラされるがままになりそうだからかも。
・そしてこれは2月22日にあった発表なのですが!
2019年3月20日発売 『劇場版 生徒会役員共』 Blu-rayの追加情報が発表となった!
詳しくは、『劇場版 生徒会役員共』 サイトの速報ページを見てほしい。
ジャケット画像と、法人別オリジナル特典の絵柄が公開されたよー。
今のうちにチェックして、いざ買うときに迷わず済むよう入念に検討しておこうぜ。