劇場版2制作決定! 今週の 『生徒会役員共』 「#548」 感想

・既にご周知のとおりですが。

劇場版 生徒会役員共2の制作が決定!!

テレビアニメ3期や実写化などの可能性も考えたけれど、これであったかー。

まだ今まるで情報が無いけれど、とりあえず2010年7月10日 (金) の上映開始日は決定事項であるようですね。

また、2019年12月27日 (金) には、特典付き前売り券の第1弾が発売するらしい。

劇場版1の時は、氏家ト全先生の描き下ろしイラスト複製ミニ色紙とかもあったなあ。

どうやら今回も色々な遊びのある前売り券が発売となるようだ。


今週の週刊少年マガジンにも掲載されているティザービジュアルは、初公開だけれど見覚えめちゃくちゃある。

生徒会役員共』 読者にはお馴染みの、作中での映画コンクール出展作品のシーンを組み合わせたものだからだ。

この映画コンクール出展作品、作中では本編でもOADでも具体的な内容は不明のまま終わってしまった。

それが今回ティザービジュアルに抜擢されているのだから、劇場版2のエピソードの1つとしてアニメ化されるのでは!?

この予想は間違いないだろうと思ってる。


ちなみに余談ですが。

この劇場版2の情報の初出は、週刊少年マガジン誌面ではなくアニメ版公式Twitterアカウントのツイートだった。

他のアニメ情報も観察してて気付いたのだけど、どうも近年はネットで先に情報解禁としてるみたいね。


ともあれ続報待ちの劇場版2はさておいて、それよりも今週の 『生徒会役員共』 感想だ!

まず最初に言及することとして、今週のマガジンでは表紙に天草シノの姿があるぞ!

イラストは描き下ろしとかではないし小さいですけど、 『生徒会役員共』 が表紙に来ること自体滅多に無いので。

きちんと注目したりしておきたい。

また、今週は劇場版2制作決定記念として、センターカラーのページ付きでもある。

まあ、カラーなのは劇場版2の告知記事だけで、『生徒会役員共』 の本編は変わらず白黒なのですが……


さてさて今回 「#548」 は、大晦日登山編の前編だ!

まずは扉絵が出島さんで、にやけちゃうほど嬉しかったぜー。

よろしい始まりじゃあないの。

開幕、【年末年始の過ごし方】 の舞台は津田家。

まるで日常の光景のように津田家に溶け込んでいる人物と言えば魚見チヒロですが、今回全然出番なし。

代わりに津田家のコタツに馴染んでいるのは天草シノであった。

七条アリアと萩村スズの姿は見られず、どうやら1人で津田家に立ち寄ったっぽい。

そういうことする機会もあるのかー。

ちなみに津田コトミと飼い猫:ムラサメの姿も一応あるので、2人きりというわけではなかった。


そして2本目からは、いや正確には1本目の4コマ目からは登山が開始。

七条家の別荘で海から登る初日の出を拝む……のは経験済みだから、共同の山小屋に泊まり山で初日の出を拝む展開だ。

どうやら終業式もクリスマスもすっ飛ばして、今年は既に作中の日付は大晦日みたいっすね。

展開が早いし、天草シノたちのアクティブさも凄い。

一体何回年越しを経験すればこういう決意ができるのだろう。


2本目 【やまじょし】 は、「山ガール」 と 「山がある」 の言葉遊びネタ。

というより七条家のお金持ちっぷりがオチである。

七条家所有の山に登るエピソードも過去あったけれど (「#176」) 、今回登るのは別の山。

別の山に登っているからこそ、七条家所有の山が見えるという体験ができるわけですよ。

いやまあ、以前登った七条家の山と見えてる山がまた別物である可能性もありますが……


出島さんから山歩きの基本を教えてもらえるのが 【山歩きのキホン】 。

同時に出島さんから下ネタ雑学も教えてもらえる4コマである。

こんなこと聞いたら出島さんの歩き方が気になっちゃう!

天草シノの他に萩村スズもそう見られたくないというの面白いな。


次の 【ハの字】 、津田コトミが登山の場にまでついてきていたというのは意外な感じ。

こういうしんどい場面は避けようとしてる印象が何かどこかにあったけど、そんなことは無かったようだ。

柔道部マネージャーとかもするようなったし、津田コトミも成長中であるのかもな。

ちなみにオチは何か懐かしい感じのする尿ネタである。

一時期、萩村スズ周辺で尿に関する下ネタが頻発していた昔を彷彿とさせるオチだと思う。


おそらく重要度はかなり低い箇所ですが、【打算的一枚】 2コマ目の出島さんの笑顔っぽい口元が良いよね!

目が釘付けになってしまった、何て楽しそうな表情を見せるのか……!

登山で身体動かして温まってテンションあがってきちゃってるのかな、すごい良い。

ちなみにオチは萩村スズの低身長ネタですが、数ある背の低さのネタでも類似ネタが無いだろう捻り方だ。

このネタはありそうでなかったはず。

まさか2019年も終わりかけでこういう新しい切り口が出てくるとは。


最終ページの 【精神論でいこう】 は、お馴染み七条アリアの聞き間違いネタ。

もう天草シノも慣れたもので、聞き間違いができるならまだまだ七条アリアは元気、という判断基準に使っちゃってる。

そんな応用方法があったのかー。

へとへとに疲れているときの七条アリアはこういう聞き間違いをして喰いつくことも無いってことでもあるのかも。


ラストの 【トイレはあるよ】 は、山小屋あるあるなのだろうか。

普段だったら七条家所有のコテージとかある感じですが、今回は絵を見るに一般の雑魚寝とかするような施設っぽい。

お風呂は無い、という情報しか出ていないけれど、一体次回にはどういう展開が待ち受けているのか?

果たして天草シノたちは初日の出でどういう下ネタを言うのか?

年内最後となる12月25日発売号のマガジンへ続く。