今週の 『生徒会役員共』 「#615」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、天草シノたちの下ネタ回!

つまりは平常運転である。

そういう 『生徒会役員共』 「#615」 の感想。



扉絵は、私服姿の天草シノ。

本編では扉絵のポーズと同じっぽいポーズをしているコマがある。

天草シノのスレンダーな感じの魅力が発せられてて良い扉絵だ。


開幕 【おひるね】 、寝起き直後にこのリアクションを返さなくてはならない津田タカトシに笑った。

2コマ目から3コマ目までのテンポが高速ですごい。

人によっては3コマ目で平然とティッシュを持ってる天草シノに興奮する人もいそうですね。

この一切恥ずかしがっていない素振りの天草シノが良い!

変に色気を出して赤面させたりしないとこ、氏家ト全先生の最先端の空気を掴めるバランス感覚だと思う。


2本目 【人物評価】 は、こないだ 「#608」 でやった匿名人物評価を思い出しちゃう。

天草シノは七条アリアの長所を 「協調性に優れている」 って書いたのかなー。

オチは七条アリアの下ネタ空耳と言えるけど、聞き間違えて純粋に喜ぶパターンだ。

七条アリアが空耳をするにしても、変な場所から出現するネタよりこういうオチに繋がる方が好き。


3本目 【ペリペリ】 では、小山リカ先生と横島ナルコ先生の濡れて剥がれる物ネタだ。

横島ナルコ先生は、学校でしないプレイというのが無いのかな。

そう考えると、横島ナルコ先生が学校でどのようなプレイをする妄想でも膨らませて良い、と伝えるネタなのかもしれない。


4本目 【すてきなかんきょう】 と 【セルフSE】 は続き物。

音姫とかに代表される、トイレ用擬音装置での音消し機能がネタになった。

そういえば過去に桜才学園のトイレが舞台となるネタでは、音消し機能が一度も登場したことない。

津田タカトシが音消し機能を使ったことないのはリアルな気がする、男子は使ったことなさそうだし。


オチは、排泄音を聞こえることに興奮を見出す出島さんだ。

今回登場していない出島さんなのに、こうしてオチになるとは。

ていうか出島さんでも、音を聞きたいのは七条アリア限定ではないかなー、と思うがどうだろう?

まあ津田タカトシにあっては、いずれにしろツッコミ入れるべき対象ですが。


天草シノは口笛を吹けないとも判明。

誤魔化すために口笛を吹いた魚見チヒロとは対照的と言えるかも (「#607」) 。

まるでおならのような破裂音になってしまった天草シノの口笛。

その音を聞いて誤解した畑ランコも下ネタ側の立ち位置ですが、さすがに出島さんみたいな感想は抱かなかったようだ。


最終ページは英稜生徒会のターン。

【小指の誓い】 は、魚見チヒロと青葉トオリが指切りげんまんをする!

この絵面ってスゲェ良いな、こうやって横に立って眺めていたいよ。

仲良しこよしといった感じの光景ですが……真横から眺めると、ちちくらべを成せる構図でもあるなと思ってしまった。

青葉トオリのおむねの膨らみを見どころに捉えてしまう読者に仕上がっていたよ俺は。

ひらすらに気持ち悪い感想を垂れ流しそうになったのでこの話はここで切り上げておく。


オチは指切りげんまんに使う小指の話。

「初めて穴に指を入れる時使う指」 、そう考えると指切りげんまんは兜合わせの亜種とも言えるのでは!?

そのように微笑ましくない妄想を膨らませてしまった。

でも単行本17巻収録#474」 では、魚見チヒロと青葉トオリはBL談義をしていたな。

魚見チヒロたちも同じこと考えた可能性だって少しはあるのかも。


ちなみにこの穴に入れる指の話で、青葉トオリの反応はいまひとつ読み取れない!

あああこれ惜しいところだったなああ。

もしさ、これでさ、青葉トオリが頷いてたりしたらさ、青葉トオリも穴に指を入れたことあるって読み取れただろうに!

けれど青葉トオリはノーリアクションといった感じなので、指を入れたことがあるかは読み取れない。

下ネタ漫画ではあるけどエッチな漫画ではないです、といった感じの氏家ト全先生の鉄壁防御を感じた。


ラストの 【小指の誓い その2】 のオチは笑った。

魚見チヒロと青葉トオリの指切りげんまんを目にした森ノゾミ、それを無視してこのリアクションになろうとは!

伏線が貼られても、必ずしも伏線を貼った当の本人が覚えているわけではないというギャグ。

ゆびきりに対して魚見チヒロが素で驚いたリアクションを返すのは良いですね。

これ、他の登場人物から (たとえば天草シノから) 同じことされたなら魚見チヒロは驚いたのかなー。

同じ 「私の女になれと!?」 と思ったとしても、口には出さずボケだと思って、ボケに乗ったつもりの反応を見せそう。

そう考えると、森ノゾミに対するこのリアクションは、本当に心から驚いているのだろうなあ。