今週の 『生徒会役員共』 「#622」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想。

今回 「#622」 は、桜才学園編!

下ネタが巻き起こったり巻き起こらなかったりする、日常エピソード回ですよ。



扉絵は、薄着な私服の古谷サチコ。

もしや今週も白ワンピースかと予想してたけど、予想は外れた。

「センス古めの古谷さん。本日は薄着のパイオツ祭り!!」 とのアオリ文通り、お胸に目が行く。

服の皴ではなさそうな……というか乳首でしょって感じのでっぱりが描かれているよ、珍しい。

付け乳首って可能性はあるけども。

ちなみに 「パイオツ祭り」 と書かれているけど、お胸に関するネタは本編には無かった。


開幕 【ぴょんぴょん】 、身長を伸ばそうとするネタの萩村スズは逐一かわいい。

今回も身長が伸びるという説があるジャンプ運動に早速トライだ。

この4コマだけなら可愛らしいだけだが……これラストの4コマを読むと、津田タカトシの目線が気になる。

萩村スズのスカートの方に目をやってるようにも見えるよね。

津田タカトシは七条アリアのお胸とかに反応しちゃう様子をたまに見せるけど、脚やお尻にはどうなのか。


2本目 【ぬれちゃった】 、ある意味サービスシーンと言えるのかも。

2コマぶち抜きで、扉絵くらいデカい横島ナルコ先生のカットがお目見えですよ。

生徒会役員共』 は4コマ漫画だから、氏家ト全先生による大きいサイズのイラストって滅多に見れないし。

そういう面でもサービスカットと言えよう。

脇汗を堂々と読者に見せつける横島ナルコ先生ですが、脇舐めプレイの痕跡の方が恥ずかしくないのかー。

横島ナルコ先生にとって学園はプレイをする場でもある、って認識が自然になってそう。


3本目 【推理する会長】 、1コマ目で頭を押さえる手が何か変だな。

線の太さも違うし、後から描き足した感じが露骨に見えている。

指の下で見えないはずの髪が見えてるのは、ホワイトの塗り忘れなのかも。

ちなみに週刊マガジンで完全アナログで作画している連載作家さんは3名だけらしい。

氏家ト全先生も、一部かあるいは全部はデジタルで作業されているようだ。

するとホワイトの塗り忘れではなく、レイヤーのミスなのかも。


4本目 【燃えるコトミ】 、ありそうで今までなかったのか、という感じの "気" のネタ。

"気が遣える" の言葉で中二病モードに入る津田コトミ、三葉ムツミや周囲の人にはどう見えてるのだろ。

時カオルは気付いていないのか、気付いているけどスルーして普段通りなのか。


5本目 【ひかえめOG】 では扉絵に選ばれてる古谷サチコがここで登場。

もしも扉絵の姿だったら津田タカトシの反応が気になるところですが、別のラフな格好で登場だ。

パイオツ要素も扉絵限りで、オチも通常営業という感じ。


最終ページの 【羞恥心が大事】 、オチのコマにすべてが詰まっているな。

「嫌々まくれ」 で七条アリアがどういう表情をしているか見せないあたり上手い、その表情が見たくなる。

「そーゆーのが好きなんだね」 のセリフも刺さる読者がいそうじゃないですか!?

そして七条アリアの手の形が注目ポイントでしょ!

スカートを抑えていると明確に描写するなら、手の形はパーにするはず。

けれど手の形はグーだから、まくるためにスカートを掴んでいるとも受け止めれるじゃあないの……!

七条アリアは下ネタ空耳でスカートをまくれないよう押さえたのか? まくれるようにスカートを掴んだのか?

どちらとも受け止められる、妄想膨らむオチだ。

よく考えるとサブタイトルも面白い、羞恥心を大事にしているのは誰なの? 津田タカトシなの?

津田タカトシだとしたら天の声で突然好みがバラされているところも面白い。


ラスト 【最初の続き】 は、ジャンプ運動を続けている萩村スズに、天草シノが普通に気遣いを見せる。

同時にここで、開幕の津田タカトシはスカートのめくれを注視してたのではとの疑いが生じる構成だ。

萩村スズ自身は、開幕の津田タカトシとの掛け合いを思い出したのかなあ。

津田タカトシがスカートを見ていなかったとしても、萩村スズはめくれを見られたかもって思いそう。

それを考えるのも楽しい4コマですね。


今週の感想終了。

ちなみに次号、7/7 (水) 発売の週刊少年マガジンでは 『生徒会役員共』 が休載とのこと。

目次ページによれば氏家ト全先生が単行本作業を始めたそうなので、その関係かもしれない。