今月の 『八乙女×2』 第29話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第29話 「女子中学生は穴を目指す」 の感想だ。

4コマ漫画パートが6ページ、ショート漫画パートが6ページ。基本パターンのページ配分だ。

ちなみに別マガ裏表紙は 『八乙女×2』 おなじみ背中合わせポーズのグラビアだが、別の漫画の企画であり無関係だった。



前半4コマパートは、日常エピソード。

開幕1コマ目からたこ焼きが登場、先月号での次回予告の半分はこのシーンだったのだな。

たこ焼きでもいつも通りに八乙女ハルルが下ネタに繋げるわけだが、八乙女ナルミが乱入してくる展開は新しくて笑った。

氏家ト全先生の漫画の長所、オチのパターンが豊富なところに満足した。


2ページ目 【3】 【どんぴしゃ】 は、エンジェルナンバーの話だ。

エンジェルナンバー、検索サイトで数値を打ち込むと検索候補にいつも上がってくるやつ! その程度の認識だった。

老い故かエンジェルナンバーと聞いても、どの数値が何とかより、いつどこで誰がどう考えたのという面しか興味が出ない。

ドリーン・バーチュー (Doreen Virtue) という方が提唱したらしい。細木数子あたりかと思った (老人ギャグ) 。

もちろん八乙女ハルルたちは花の女子中学生なので数字ごとのメッセージに興味を示すぞ。君たちは正しい。

「53:誤算が起きやすい」 とのエンジェルナンバーに、体重53kgであるらしい泉ルイが逡巡するオチだった。

誤算が起きやすい……つまりラッキースケベか? という連想を八乙女ハルルはしてておかしくないと思う。


3ページ目 【ムダな話】 【ムダじゃない話】 は、佐久間サクヤ先生のムダ毛ネタが2連続だ。

女子中学生にムダ毛の手入れの話題と思って話しかけた佐久間サクヤ先生の、Mっぷりが多少語られる下ネタだ。

下ネタ側立ち位置と確定すると、やはり下ネタへの態度が一変するね。登場2,3回目あたりの態度とはちょっと違っている。

門脇先生が語られた下ネタを 「酔狂ですね」 と切って捨てる態度が笑った。


4ページ目、柱の登場人物紹介で八乙女ナルミ (八乙女カイ母) 、八乙女ハルコ (八乙女ハルル母) が紹介されている!

順序が前後するが3ページ目では、佐久間サクヤ先生も紹介されている。

八乙女ハルコ (八乙女ハルル母) と佐久間サクヤ先生は、今月号で初めて紹介されたよ。

ちなみに門脇先生の紹介は未だ無しだ。

【どっちもどっち】 、フルネルソン体位はどっちがキツイかって話、八乙女ハルコに聞けば分かると思った。

でもさすがに八乙女ハルルでも、自身の親にその話題は振らないかも。下ネタを振ることはあるとはいえ。


【しわしわ】 のオチのコマの絵面かわいくて好き。

泉ルイと八乙女ハルルだけでスマホを確認してるあたり、もしやと原因に思い当たって検索したのかもしれない。


6ページ目 【読める文字】 は、八乙女カイの字の汚さネタが前話から連続だ。

八乙女ハルルにツッコミ入れられるし、武隈アキナには叱られちゃう。このネタが続くとは意外だったな。

また叱られるか、あるいは直そうとするか、何かの形でまた出てきそう。


後半ショート漫画パートは、泉ルイの壁尻エピソード。

意味は不明だが迫力はある今回のサブタイトル、この壁尻プレイのことだったのか。

身分証のダメ押しを試みる八乙女ハルルの提案は笑った。


制服の下半身だけを見て泉ルイと察する八乙女カイかという絵面だが、まあ声が聞こえて泉ルイだと分かったのだろう。

あと公園にいるモブ女児がちっちゃく愛らしいね。

遊具の中だと暑いという発想、言われてみれば納得だけど実際体験してないと出てこない気がする。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、トリックオアトリート。お菓子は食べられるのか!?" とのことだ。

このハロウィンのイベントは、学校行事としての開催なのか、地元のお祭りなのか、八乙女ハルルたち周りの遊びなのか。

どういう規模のハロウィンイベントかによって、登場人物が変わってくるな。

地元のイベントであれば、小学校で担任の先生だった伏見先生の再登場さえ期待できるかもしれない。