・今月の 『八乙女×2』 感想。
第36話 「中3のはじまり」 の感想だ。
前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。新年度の始まりだが、ページ配分は普段通りの回だ。
前半4コマパートは、中学三年生となった学校生活関連のエピソード。
3年生のクラス替えでも八乙女カイ・八乙女ハルル・泉ルイ・本木アユムは同じクラスとなった模様。
八乙女ハルルに対して "連続して同じクラスになった年数" でマウントを取ってくる泉ルイ、アグレッシブじゃないか。
1年後には高校生になり学校さえ違うかもしれないから、積極的に行こうと泉ルイは決めたのかも。
2本目 【佐久間先生のスピーチ】 では、他の登場人物も同じクラスであると明らかに。
富谷君に黒松君や川村さんの姿もあるぞ。そして担任は佐久間サクヤ先生だ。2年生の頃と同じである。
進級イベントは氏家ト全先生の漫画作品で久しぶりだが、別クラスになる等の変わり種は入らなかった。安定感~。
佐久間サクヤ先生は、何回目の中学3年生の担任なのだろう。2年生向けの挨拶とは変えてきてるのリアリティあって良い。
泉ルイ渾身の変顔が炸裂だ。仰け反り絶頂 (八乙女ハルル曰く) もある。
【ヨガの話】 【んおっ】 、佐久間サクヤ先生の真面目なスピーチが終わった直後に変顔だからインパクトが凄い。
この顔ヨガだが、目撃されたのが八乙女ハルルたちで良かった。八乙女カイに見られてたら泉ルイ的に目も当てられなかろう。
オチとしては、本木アユムにだんだん下ネタ知識が付いてきてることだった。
下ネタ知識、八乙女ハルルの影響か? と思ったけど普通に思春期のお年頃だしな。泉ルイも理解して脳内でツッコミ入れてるし。
次の 【大】 、男子が大の字になったら "木の字" という超古典的な下ネタが来た。氏家ト全先生の漫画で見ることあるとは。
【ゴシック体】 は、ある意味で結構新しい下ネタだ。直前の 【大】 とは時代的な観点で新旧の対比となっている下ネタかも。
ていうかこれ 「エロ漫画の修正方法」 ではあっても 「エロ漫画のモザイク」 では無いような。まあ些細な話か。
そこより本木アユムが 「ヨガリ顔」 「仰け反り絶頂」 「 "三" の字みたいな修正」 を理解している方に関心を向けたいぜ。
本木家ではおやつに縁側でお茶に羊羹、という和風なところも見るべきなのかもだけど。
『生徒会役員共』 の桜才学園の制服が登場!? と思いきや、"桜才学園" ではなく "松才高校" だった。
【JK先輩】 では、高校生になった武隈アキナと芦田ホシノが制服姿で文芸部の部室に登場。
武隈アキナと芦田ホシノの進学先は 「松才高校」 であるそうだ。そこの制服を着たまま登場したわけですよ。
「松才 (しょうさい) 」っていかにも地名で実在しそうだが、検索するに実在しない模様。「松才 (まつさい) 」ならある。
つまりこれは完全に 「おうさい」 をもじった学校名ってことですよ。桜才学園ありきの命名だ。
とりあえず、進学先は桜才ではないから 『生徒会役員共』 からのコラボ出演は無いというアピール、って解釈するべきですかね。
桜才っぽいけど桜才ではない松才だから、天草シノっぽいけど天草シノではない人が出る、という意味ではないはずだ。
そして文芸部が成立する部員数の5名を下回っていることが、【そういえばそうだ】 でようやく周知された。
1人だけ気付いてた八乙女カイは第34話から2ヶ月間ずっと黙ってたのか。笑う。
「今気づいたか」 じゃあないでしょ、他人事すぎる態度! 八乙女ハルルとの雑談中にもその話はしてないってことだよなあ。
なお、気付いてたのに黙ってたのがバレて責められる展開は無かった。隠し通せてた。
後半ショート漫画パートは、文芸部の部員勧誘エピソード。
はたして部の成立条件である部員5名を下回った文芸部は、部を存続させることができるのか? 部じゃないと部室が貰えないしね。
文芸部に入部を希望してくれる新登場人物とか現れそうな展開だが……?
開幕ぐるぐるおめめで焦りの極みみたいな本木アユムから後半スタートだ。
緊急会議開催を宣言する本木アユムの両手を挙げたポーズが可愛い。レッサーパンダの威嚇ポーズみたいだ。
学校の掲示板でおなじみ、部員勧誘ポスターを作る展開が来た。
漫画でも学校にこういったポスターが貼ってある光景はおなじみだけど、ポスターを作る際のエピソードはレアである。
ポスターに描かれたのは、読書をする本木アユムの似顔絵。激似である。八乙女ハルルは絵心もあったのか。
そこまでならば良かったが、ハートマークが追加された結果、いかがわしくなるギャグには笑った。
ていうか頬も紅潮してるよう描き足されてるし。
本木アユムがこれを見て、かわいさアピール方面ではなく下ネタ方面だと理解できてるのも笑った。
門脇先生が登場して、部室の問題は意外とゆるく解決。けれど部費は出ないと来た。
フィクションでもこういう落としどころを一旦挟んでこれるの、作劇のバランス感覚が上手いなあと感心した。
ストーリー的には門脇先生が登場するシーンは全部カットでも前と後が繋がりそうなものである。
でも門脇先生との絡みがあることで、八乙女カイたち生徒以外の視点が入ったからか、何か深みが出てると思う。
こういう空気を作中に醸し出せるの、氏家ト全先生の漫画の魅力のひとつだよなあと思う。
それはそれとして、お色気で文芸部員の勧誘をする本木アユムのイメージ図、良さがある……
氏家ト全先生の漫画にしては珍しいほどスカートの丈が短いしな。一般漫画でさえ何も珍しくない露出度ながら。
そして結局文芸部は、新登場人物を迎えないまま5名に増えて部が存続。
どういうことかと言えば、泉ルイが文芸部に入部となったからだった。そう来たか~。
「運動部と文化部なら掛け持ちOK」 という校則も抑えている辺り、さすが生徒会長という貫禄ある。
とはいえ泉ルイ的には、今からでも八乙女カイとの距離を詰めていこうというスキンシップ目的もあったようだ。
今月は泉ルイが妙に積極的に動いてきた印象あるね。やはり中学校も最後の年となったからだろうか。
今月の感想終了。
次回予告は "次回、近場のキャンプ…って何!?" とのことだ。何とは何?
ゴールデンウィークに近場のキャンプ場へ行く話とかかなあ。文芸部では行かないよな。
文芸部でキャンプなら、もしかして中学校に宿泊とか? 誰がキャンプするのか気になるところだ。
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