プチプチたんたんプチたんたん 「第31話」 感想

・今月の 『プチプチたんたんプチたんたん』 感想。

第31話 【プチ擬人化】 は、タイトル通り。プチが擬人化されて描かれるエピソード。


先月号での次号予告が 「次号、ヒカリが××小説で汗ダク♥」 なので、

片岡ヒカリは一体どんな小説を読むのだろうと想像してたら、小説を執筆する側だった。これは予想外だ。

学園文芸コンテストに出す小説を執筆中なのだとか。そのコンテストって作中に昨年度は出てこなかったイベントだなー。

何がきっかけで今年は書こうと思ったのかも気になるものの、執筆の動機は語られず。


コンテストのテーマ:恋愛でネタを出せない片岡ヒカリのために、プチの恋愛を参考してはとの提案がなされたよ。

さすがプチに親しい花園ハナって感じの提案である。

これが山田コンスタンツだったらプチを参考にするにしても、第28話みたく獣姦モノ同人誌とか持ってきそう。


そんな訳で完全にプチが主役のエピソードが久しぶりに来た。プチが恋する意中の犬も登場だよ。

漫画によっては、相手の犬の飼い主が花園ハナたち好みのイケメンで……みたいな展開もありそうですが、

相手の犬を連れていたのはおじいさんでしたとさ。

そういや、氏家ト全先生のマンガでおじいさんを見るのも久しぶりだなあ。


そして今月の山場は、プチを擬人化した "プチ太" の2ページマンガ。

コマの枠線は取り払われ! 吹き出しの形も変わり! 明らかに雰囲気が変わって、少女漫画とか風な描写になってる!

擬人化プチのプチ太はイケメンで描かれてるけど、それも女子視点っぽい感じのイケメンだし。

花園ハナや片岡ヒカリの空想内では、世界はこういう風に見えているのだなと分かる面白い描写だ。

こういう登場人物視点で世界を見るネタって好きだ。

それをプチ擬人化の描写で入れてくるとは思わなかった。氏家ト全先生すごいな。

お相手の犬 (擬人化) も、普段見ないタイプの可愛らしさがある感じに。良いな良いな、何かこれ良いなあ。


オチは 「がんばったで賞」 を貰う山田コンスタンツ。出したのか。っつーか書き上げたのか。

それなりにページ数が要るだろうに完成させる根気がすごいなー、とか笑い所と関係無いことに感心してしまった。


そういやラストのアオリ文句 「放尿は文学だ♂(?)」 には、

氏家ト全先生の担当編集者さんが 『放尿』 という題名の本をおすすめの一冊として紹介してた過去を思い出す。

もしやその紹介をネタにしたアオリなのか? もしそうならコアすぎるな。どんなマニアッククイズだよ。


感想終了。

次号予告は 「次号、コンスタンがカラダを張ります。」 とのこと。

モデルのお仕事をするエピソードかしらん。あまてら荘で肉体系の作業をするエピソードかも。