今月の 『八乙女×2』 第45話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第45話 「今年もあれこれ」 の感想だ。

前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。基本パターンのページ配分だ。



前半4コマパートは、お正月らしさある冬休みの日常生活エピソード。

八乙女カイ母が八乙女ハルルを使ってド直球の下ネタを八乙女カイに振る開幕のネタ、今までより踏み込んできてる感がある。

八乙女ハルルはこの下ネタをどういう気持ちで聞いているの!? 八乙女カイ母と八乙女ハルルの間柄ならギャグで済む範疇なの?

もはや発言と裏腹に、八乙女ハルルに手を出してほしいと思っての発言では。それともただのウザ絡みなの?

とりあえず言えるのは、もしも八乙女カイがこの下ネタに乗ったら八乙女ハルルからも八乙女カイ母からも真面目に叱られそう。


【ゲンを担ぐ】 【おすそわけ】 は、八乙女カイと八乙女ハルルが2人で受験勉強にいそしむネタ。

志望校の学校名はハッキリしているのに、セリフで校名を出さず 「志望校」 と言わせるところが漫画のテクニックだ。

ほか、おっぱいマウスパッドが受験のゲン担ぎアイテムとして出てくるの、冷静に考えて予想外のオチすぎる。

下ネタギャグ漫画は世に数あれど、このオチは氏家ト全先生の漫画くらいでは。


【奥まで入っちゃう】 【それはそれ これはこれ】 は、本木姉妹のネタ。

局部に仕込んだ大人のオモチャが転んだ拍子に奥まで入ってしまうという下ネタ、氏家ト全先生の漫画でたまにある下ネタだ。

読者的にはおなじみ~という印象だが、本木アユムは初めて聞いたボケなのかあまりに下ネタすぎて驚いた模様。

本木アユム的には下ネタは新年早々は言わないものなのだな……いやそれはそうかもだな……


【ラン×ルイ】 【ハルル×ルイ】 は、LINE的なアプリでのやり取りネタ。こちらもたまにあるパターンのネタだ。

氏家ト全先生の漫画では、スマホは 『生徒会役員共』 の連載途中から登場し始めたのよな。無論LINEも同様。隔世の感がある。

まあネットを介してのやりとり自体は、デビュー作 『妹は思春期』 からネット掲示板でのネタがあったけど。

普通の会話シーンと違って、メッセージでのやり取りなら作画コストを下げられる、という製作上の都合とかあるのかもしれない。

それはそうと、本木ランと泉ルイが個人的にライン交換して縁があるの良いっすね。世界観の広がりを感じるというか。

本木ランの登録名が "ラン姉" なのは小技だが親しさが表れてる感じだし。ラン姉ちゃんという小ボケではないと思う。


後半ショート漫画パートは、高校受験の面接に備えて練習するエピソード。

八乙女ハルルたちが受験する松才高校は面接試験があるのだなあ。

氏家ト全先生の過去作 『濱中アイ』 でも、高校受験を控えた主人公たちが面接の練習をする展開があった。

高校受験が作中に出てくる漫画をあまり読んだ記憶がないが、漫画の高校受験で面接練習シーンは珍しいように思う。

氏家ト全先生にとって、高校受験なら面接があるのはお約束なのだろうか。

それはそうと、ショート漫画パート1ページ目の長文ツッコミは笑った。


そして披露される八乙女ハルルの満面の笑み。100点満点の笑顔だ! 八乙女ハルルらしからぬ爽やかな微笑み。

笑顔を目にしての反応は4人それぞれだが、俺も八乙女カイみたいにビックリしたわ……

武隈フユリの反応はどういうリアクションなのだろう、素直にイイネと思ってるみたいだけど。とりあえず後輩っぽさがあり良い。


ラスト1ページ前、突然の八乙女ハルルと武隈フユリのサービスシーンにまたビックリ。サービスシーンか?? サービスシーンだな。

今の世の読者はさー、100点満点の笑顔の八乙女ハルルと、ドSな視線の八乙女ハルル、一体どちらを魅力的だと感じるのだろう?

昭和の時代なら、疑う余地なく爽やかな笑顔の八乙女ハルルが正しく魅力的なヒロインとして判断されたであろう!

しかし令和は多様性の時代、ドSな視線の八乙女ハルルこそ魅力的と感じる読者の方が6:4、いや7:3くらいで多いと思う! どうか?

氏家ト全先生的にもそこが気になって今回の 『八乙女×2』 で2通りの八乙女ハルルの笑顔を入れてみたのでは?(深読み

八乙女ハルルだけでなく武隈フユリのドSな視線も同時に味わえるページなのでまた美味しい。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、受験本番の2月。武隈姉妹の日常も!!" とのことだ。

3月発売号は卒業式がメインだろうから、受験の様子が描かれるのは次回2月発売号のみと予想する。

門脇先生と佐久間サクヤ先生の出番も残り2話という可能性は充分に高い。

無いとは思うが、もし仮に万が一 『八乙女×2』 が中学生編で最終回なら 「次号、最終回」 のアオリが載る号にもなる理屈か。

氏家ト全先生の漫画は過去作を見るに、学校卒業のタイミングで最終回になる割合が半々くらいなので、それなりに恐れがある。

いや俺としては高校生編へと続いて、3月発売号で 「次号、高校生編がスタート!! 表紙&巻頭カラー」 の予告があると信じているけど!


今月の 『八乙女×2』 第44話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第44話 「体調管理をしっかりね」 の感想だ。

ページ配分は、前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。日常回に戻った感じあるページ配分だ。



前半4コマパートは、風邪対策ネタがテーマ。

開幕から八乙女ハルルがマスク姿で読者の方向に挨拶だ。この始まり方、第8話のセルフオマージュかも。

第8話のマスクは見た目のため付けてたけど、今は受験生だけあり風邪予防目的だ。

ついでに第8話を今から読み返すと、八乙女ハルルが明らかに小学生なので今の成長っぷりにビックリできる。

ていうか八乙女ハルルが見ている映像、モザイクがかかっている映像なのだな。

モザイクなしで修正が無の映像ではありません、という配慮や氏家ト全先生のこだわりが込められた下ネタかもしれない。


【ルイの対策】 【アユムの対策】 【佐久間先生の対策】 は、3本連続で個々人の風邪対策ネタ。

うがい・手洗い、みかんを食べる、しょうが湯を飲む。各自の個性を感じられそうだ。

毎日食べられるくらい本木家ではみかん買っているのだなあ、など思った。姉:本木ランも受験生だし毎日食べていそう。

しょうが湯を飲んだ感じ、媚薬を飲んだ感じと本当に近いのかどうなのか?

後半ショート漫画パートを読むに、佐久間サクヤ先生の個人の感想っていうか体質、という可能性あるかも。


【風邪耐性100%】 、武隈フユリは生まれてこの方風邪ひいたことないとか明らかに。

ちなみに姉:武隈アキナは風邪をひいて寝込んでいるそうな。受験生だった去年に風邪じゃなくて助かったね。

ともあれ風邪ひいたことない武隈フユリからは、風邪対策エピソードはドロップせず。

代わりに成績は平均より上という話が出た。"バカは風邪をひかない" のことわざを踏まえたエピソードである。

日本の諺 "バカは風邪をひかない" 、今ちょっと検索したら遅くとも江戸時代にはあることわざらしい。

こういうネタって海外向けに翻訳された単行本が出るとき、注釈が付いたりしているのだろうか。謎である。


【しっとりじめじめ】 は、8コマ漫画。

細かいポイントだが、泉ルイの 「私のネックウォーマー貸すか!?」 がスゲェ良いですよねこのネタ……! 何故か良さがある。

メインのオチじゃないけど、登場人物を掘り下げたり世界観を広げてくれる小ネタって味わいがある。

この8コマで一番の見所と感じたね。まあこの泉ルイは、八乙女カイと武隈フユリの2人マフラーへの前フリだったわけですが。


【即堕ちハルル】 というインパクトあるタイトルの8コマ漫画が来た!

まあ散々風邪対策をした翌日に風邪ひいた、という内容ですが。

何気に八乙女カイと八乙女ハルルの2人一緒の下校シーンは珍しいかも。2人一緒の登校シーンはたまにある。

登校よりも下校はタイミングわざわざ合わせる必要性が強くなるものな。同じ部活とはいえ。


後半ショート漫画パートは、風邪をひいた八乙女ハルルの元を八乙女カイが訪れるエピソード。

時間的には、前半4コマ漫画パートのラストと同日だろう。

学校を休んだ八乙女ハルルに八乙女カイがプリントを届けるぞ。八乙女カイと八乙女ハルルのお隣さん関係が活かされてきた。

そして佐久間サクヤ先生による唐突な下ネタ! 『生徒会役員共』 の横島ナルコ先生が憑依したような、恥じらいのない下ネタだ。

前半4コマ漫画パートの佐久間サクヤ先生とか、デフォルメ顔が目に光が無いし、どこか普段と違うのかも。正に風邪なのかも。

今回の佐久間サクヤ先生、風邪を引いたうえにしょうが湯を飲んでるときの佐久間サクヤ先生説ある。妄想しすぎか?

今回の佐久間サクヤ先生は違うというなら、じゃあしょうが湯飲んだ風邪の佐久間サクヤ先生もいつか見たい所存ですよ俺は。


ショート漫画パートの2ページ目からは、登場人物が実質2人だけ。八乙女カイと八乙女ハルルの2人だけだ。

しかしそれでいて、八乙女カイと八乙女ハルルが直接顔を合わせるのは最終ページでの一度きり。

ドア越しの会話やLINE的なアプリでのメッセージのみで進行する、何か珍しい雰囲気だよ。

読者的には八乙女カイ1人の姿しか見えない寂しさは、1人で心細い八乙女ハルルの心理描写の表れと捉えられよう。


それはそれとして、八乙女ハルルのLINE的なアプリのアイコンは兎なのだなあ。

"うさぎは寂しいと死んでしまう" という俗説・都市伝説を下敷きとした、今回ならではのアイコンなのかも。


最終ページで1コマだけ登場する八乙女ハルル、その表情はいつも同じで、髪さえ普段通りに結ってるようにも見えるものの。

しかし直前には泣き出してしまうほどだったわけで、風邪なのに頑張って八乙女カイにこの姿を見せたのだよな……!

風邪で体調悪いけどその姿は見せたくないし、八乙女カイに負担をかけたくもないという思いやりだ! 良い子である。

"やさしいカイとお気遣いのハルルママ!!" という最終ページの柱アオリだが、八乙女ハルルの心遣いが本編の見所であろう。


ちなみに氏家ト全先生のこだわりとして、作画でコピーを使用しない、というのがある (と考えられる) 。

今回コピペでも問題ないようなドア3連続のページがあるのだが、どのコマもコピーではなくそれぞれ個別に描かれている。

"作画を省エネで済ませたくてこの構成にした" のではなく、"この見せ方にしたくてこの構成にした" と解釈すべきだろう。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、受験近づく1月。お餅食べます!!" とのことだ。

餅以外の情報がない次号予告だ…… 変わったイベントとして、子供会とか町内会での餅つきイベントを期待したいかも。

ちなみに次号の別マガは、2026年1月8日 (木) 発売予定。

別マガって毎月9日発売なのに、祝日でもないのに発売日が前倒しになっている。珍しいパターンなので要注意だ。


ちなみに今月号では、『八乙女×2』 の単行本4巻の発売日情報は無かった。そろそろ発売日告知があって良いはずだが……?

だが待ってほしい、来年2026年は八乙女カイたちが中学校卒業&高校入学する年だ。

これはおそらく、別冊少年マガジン4月発売号で高校入学+表紙&巻頭カラー+同時期に単行本4巻発売があるからでは!?

だからまだ単行本4巻の発売日が出ていないのだ。そう予想した。


ほか、来年2026年は、2001年にデビューした氏家ト全先生にとって画業25周年イヤーだよ!!!

別冊少年マガジン~!! 巻頭カラー企画などで、氏家先生の画業25周年企画とか開催してほしいぞ!

今から準備していってほしい。頼むよお願いするよ。読者アンケートにも書いているよ。


連載完結から4年、『生徒会役員共 オンラインくじ』 が登場

氏家ト全先生の 『生徒会役員共』 原作イラストを使用したオンラインくじが、2025年11月17日から販売されることが分かった。



上記の埋め込んだポストの通りだが、全容は下記公式ページを参照してほしい。

くじ引き堂 生徒会役員共 オンラインくじ https://kujibikido.com/lp/seitokai/


重要な情報! くじの販売期間は 「2025年12月16日(火)11:59」 まで。

しかし終了日時が 「2025年11月25日(火)11:59」 までのおまけキャンペーンもある! 10日間もない。

興味のある方は、早めにおまけキャンペーンに参加するかを判断しよう。


連載完結4年目にして一体どういう展開だ講談社! と思ったら、「くじ引き堂」 は角川書店などで知られるKADOKAWAの運営だった。

連載中・連載終了を問わず、講談社など他社作品も含めてオンラインくじを販売しているサイトであるらしい。

講談社週刊少年マガジン編集部や氏家ト全先生が企画したわけでなく、オファーを受けて許諾したのみと思われる。


本題のグッズに注目すれば、やはり売りは氏家ト全先生の原作イラストを用いたグッズということだろう。嬉しいポイントだね。

今後に 『生徒会役員共』 グッズが出るにしても、どうせアニメ版イラストだろうと思っていたので。

なおイラストは氏家ト全先生によるものだが、新規描きおろしなどは無い。すべて本編や単行本表紙からの流用。


興味深い点は、何と言っても各グッズに選出された登場人物の奇妙なチョイスだろう。

生徒会役員共』 の登場人物から4人を選んだとき、天草シノ・七条アリア・萩村スズときて、4人目が畑ランコなことある???

最レアのS賞景品のグッズに選ぶ4人だぞ。どういう基準で選んだ4人だ……? 謎である。

順当にいけば、どう考えても津田タカトシよな。次点で魚見チヒロ、次が津田コトミか横島ナルコ先生、その次からは個人の好みって感じでは。

このオンラインくじを企画したKADOKAWAの人が畑ランコ推しで、個人の趣味を入れてきたのか? そう思ってしまう。


C賞D賞のアクリルキーホルダーや缶バッジは種類が多いので、選出されている登場人物も多い。出島さんのもあるぞ、やったね。

イラストは単行本表紙の流用とはいえ、パリィ・コッペリンや北山カヤのグッズが公式に販売されることもあるのだなあ。

ただ、青葉トオリのグッズが無い (それはそう) 。まあそれは仕方ないかなと流石に俺も思います。

でも、古谷サチコや時カオルのグッズも無いのは奇妙だ。アクリルキーホルダーや缶バッジにも選ばれていない。

その2人よりも登場回数は少なく登場時期も遅い、小山リカ先生や北山カヤが選ばれているのに?

トッキーが表紙だったのが限定版単行本だったためか? いや違うな、出島さんのイラストも限定版単行本での表紙イラストだ。

マガジン読者アンケート項目にあった好きな登場人物の得票数とか? いや、そうとも思えない。選出基準が謎すぎる……


まあD賞の選出基準やS賞の原作台詞選出基準などに謎は残るが、『生徒会役員共』 のかなり貴重なグッズ展開だ。

この機に何回かオンラインくじを引いてみようぜ!

なお販売価格は 「1回 770円(税込)」 、配送手数料は 「複数回注文でも【20個まで】全国一律550円(税込) 」 とのことだ。

今月の 『八乙女×2』 第43話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第43話 「修学旅行のお話・後編」 の感想だ。

前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。普段通りのページ配分だ。



前半4コマパートは、修学旅行での夜の女子部屋エピソード。

次回予告にあった内容だ。後半ショート漫画パートに来るかと思っていたら、予想が外れた。

開幕のシーンは、八乙女ハルルたちが大浴場で入浴。昼間は一緒に班行動してた川村さんは、ここでは一緒ではないのだな。


2本目 【パワフル女子】 からが、夜の女子部屋エピソード。

男子は途中の1コマ除き、4コマ漫画パートの最後になって初めて登場する。後半も出番が少なく、女子メインの回と言える。

タイトルのパワフル女子とは泉ルイのこと。就寝時刻を過ぎてもおしゃべりで声を張っちゃう体育系っぷりのことだった。

3コマ目で声の大きさを注意する八乙女ハルルが可愛い。えっ、これ何だか八乙女カイの前ではしない表情って感じじゃない!?

表情だけでなく、規則破りして見付からないようするシチュエーション自体が本作でレアだしな。地味に眼福なカットだ。


【飲みものトーク】 【加速する夜】 は、本木アユムの天丼ネタ。

次第に下ネタ側ポジションになってきていた本木アユムが、下ネタに爆笑する!

オチが天丼だし爆笑する本木アユムは2本とも同じ構図だが、作画自体はコピペではない。

見比べれば眉毛の角度は違うし、2本目はテンションあがったのか顔も紅潮している。微妙な描き分けによるこだわりを見よ。

こうしたぱっと見で完全同じに見えるコマでも、滅多にコピーを使用しない。氏家ト全先生の漫画の特徴の一つだ。

ちなみに本木アユムは爆笑だが、川村さんの反応は描かれなくて一切不明。

川村さんも八乙女ハルルの下ネタっぷりはご存じだろうが、素直に笑う側なのかツッコミポジションなのか? どうなのだろ。


川村さんの新情報が判明だ。

次の 【実は奥手】 、「川村ヒカリ」 とのフルネームが欄外で初登場。

川村さんこと川村ヒカリ、小学6年生の時代から登場してきて、連載4年目にして下の名前が判明だ。

『プチプチたんたんプチたんたん』 の登場人物 「片岡ヒカリ」 と同じ下の名前だな。特に意図は無いだろうけど。

そして、川村ヒカリは富谷君と付き合っているとの新情報も判明だ。マジかよ。富谷君とも小学生時代からの仲だものなあ。

八乙女ハルルからの質問にも余裕しゃくしゃくで返答してるの、進展度合いを感じさせるぜ……


次の 【カウンター】 では八乙女ハルルたちが恋愛事情を質問し返されるわけですが。

夏休みにお泊り合宿した八乙女カイとの仲を怪しんで追及する相手が、泉ルイなのかー。

川村ヒカリ的にはこの3人の中だと同じバレー部だった泉ルイが一番仲が良くて聞きやすかったのかもだが。

いの一番に八乙女ハルルを問い詰めるわけではないのだな。その時間差のせいか、八乙女ハルルがボケてオチとなってしまった。

2コマ目時点での八乙女ハルルのリアクションが描かれていないけど、このとき八乙女ハルルはどのような顔をしていたのか!?

そこが気になっちゃう。


ついに【壁】 では就寝時間を迎えてお喋りしてたとバレてしまう。

佐久間サクヤ先生による柔らかな注意だが、返ってきたのは容赦ないジェネレーションギャップだった。

八乙女ハルルがきちんと読者向け説明をするあたり、これマジで死語なのだろうな……と思えて爆笑したけど同時につらいな。


次の 【夜のテンション】 、今は 「ABC」 ではなく 「HIJK」 だと本木アユムが話題を繋げる。

検索したら2012年にHIJKの意味を解説しているサイトが見付かったが、俺としては初耳のワードであった。老!

2006年発売の書籍で初出なら、2025年のリアル中学生に既に通用しなくなっているのかな……など思ったが不明だ。

俺に分かるのは、「エッチ」 を 「えっち」 と平仮名で表記するのは近年の新しい表現だな、ということくらいだ……

もしも本木アユムの台詞が 「えっち」 表記なのに佐久間サクヤ先生が 「エッチ」 表記で発言してたら泣いちゃってたね。


ラスト 【朝のテンション】 では修学旅行最終日だろう朝が開始。

ここに来てようやく八乙女カイたち男子陣が本格登場だ。

八乙女カイたちも就寝時刻を守らず夜更かししていた様子だが、何をして遊んでたのだろう。絶対ビデオゲームだと思います。

オチは深夜テンションを後悔して自己嫌悪する本木アユム。100%完全に下ネタ側になった、というわけではない模様だ。

ていうか現代日本だと深夜のお色気テレビ番組が根絶されたから、子供がそれ目的で夜更かしするってあり得ないのだな。


後半ショート漫画パートは、修学旅行の最終日エピソードだ。

後半も主役は女子組という感じで、男子組の出番が少なければ、京都っぽい要素も割と少なめ。

開始早々に富谷君と川村ヒカリの会話が発生しているわけですが、もうその様子をこれまでと同じ視線で見ることはできないね。

八乙女ハルルたちはその事実を前夜に知ったわけだけど、八乙女カイや黒松君は2人が付き合っていることを知ってるのかな。

もしも富谷君が滅茶苦茶ゲスだったら付き合いの詳細を友人間であけっぴろげに語るかもだが、どう考えてもしないタイプだし。


京都で学問の神様が祀られている受験生の人気スポットに到着。北野天満宮のようだ。

A.M.のイニシャルで書かれた合格祈願絵馬 (本木アユムのものだろう) の下に 「英稜合格!!」 と書かれた絵馬もある。

第33話の絵馬にも英稜の名前はあった、八乙女ハルルたちと同じ中学の人が書いたものだろう。

皆が合格祈願の絵馬を書く中、泉ルイが書いた志望校は "星麗高校" だ。八乙女カイたちとは別の高校だ!

第40話で匂わせがあった通り、やはり泉ルイは八乙女カイたちとは別の高校への進学を考えていたのか~。

それはそうと、氏家ト全先生の漫画に登場する学校名は下ネタのもじりとなるパターンがある。亀の頭中学校とかもそうだ。

でも星麗高校は下ネタのダジャレとは違うようだ? 読み方も普通に "せいれい" だしな。パターンに当てはまらない例だ。

特に何かの意図はないネーミングと思われる。単純に、今まで出てない学校名を付けたかっただけかと思われる。


「八乙女君と一緒じゃなくていいの?」 と泉ルイに聞いたのは川村ヒカリ。

八乙女カイに向ける好意、それがバレているのは泉ルイからのものだけ、気付いているのは川村ヒカリだけ、ということなの?

読者的には八乙女ハルルから八乙女カイへと向ける好意とかが気になるわけですが、そこは今回描かれない。

"八乙女ハルルが隠すのが上手" という話かもしれないが、まあ漫画的には今回の主役が泉ルイだからであろう。

それに多分 『八乙女×2』 は高校生編にも続くと思っているので、進路との絡みはここで小休止、という意味だけかもしれない。


修学旅行に同行するカメラマンによる写真撮影、それも今回は女子組がメインだ。

八乙女ハルル・本木アユム・川村ヒカリ・泉ルイの4人で撮影した写真、今回の象徴的に差し込まれたカットで良さがある。

そういや男子組の班員の数合わせ的に出てきた鏡モブ男子ですが、今回1コマだけ出番があった。先月だけの登場と思ってたよ。


最終ページは帰りの新幹線の中。

寝てる黒松君に悪戯 (だらしない寝顔を撮影するだけだが) する八乙女カイ、いかにも男子中学生っぽさがある~。

そして大オチは進路とか無関係に、寝てても写真撮影に条件反射する女子組である。笑った。撮影に対する心構えの違い……!


今月の感想終了。

次回予告は "次回、年末。ハルル、風邪をひいてしまう!!" とのことだ。

前半4コマパートから風邪を引いているのか、後半からとなるのか? それによって登場人物の多さが変わりそうだ。

そういや今月号には単行本4巻の情報が無かったな。次号あたりで4巻の発売予定日とか掲載されるのでは、と思う。


今月の 『八乙女×2』 第42話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第42話 「修学旅行のお話・前編」 の感想だ。

修学旅行は漫画でも定番のイベントだが、氏家ト全先生が修学旅行を描かれるのは結構レア。

修学旅行より、むしろ普通の漫画で描かれないようなアミューズメントを描かれてきた漫画家さんが氏家ト全先生だ。

ページ配分は、前半4コマパートが4ページ、後半ショート漫画パートが8ページ。

全12ページなのは普段通りだが、修学旅行先に到着後のショート漫画パートに尺を取っている。



『八乙女×2』 は "実際の時間、季節にあわせて進んでいきます" と進むためか、2ヶ月にわたる前後編は今までなかった。

でも修学旅行という大型イベントのためか、今月来月は2号連続で修学旅行エピソードだ。


前半4コマパートは、修学旅行前日から出発までのエピソード。

開幕 「修学旅行のしおり」 が出てきて、懐かしさ全開。

表紙イラストからしていかにもな修学旅行のしおりだが、無論実際には氏家ト全先生が描いた表紙につき、絵は整っている。

ていうか八乙女カイが修学旅行にわくわくそわそわしてるの意外。そういうタイプだったのか。

これまでの文芸部合宿や受験合宿も、八乙女カイは実は結構ワクワクしている方だったのかも。


【テンション高め】 は8コマ漫画。修学旅行の行き先は京都だと判明。まあしおり表紙イラストも京都だったけど。

亀の頭中学校がどこの都道府県にあるのかは明かされていないが、修学旅行の行き先が京都になるエリアであるようだ。

5コマ目の富谷君に話しかけられる川村さんのコマ、位置関係のおかげで川村さんが上目遣いになってて珍しい描写ですね。

欄外の 「元運動部」 の記述、そういや川村さんも泉ルイと同じくバレー部員だった。富谷君はサッカー部、黒松君は将棋部。

『八乙女×2』 ではほぼ描かれないポジションの登場人物たちなので、部活描写は皆無と言える感じだったけど。


泉ルイが腕組みポーズでオチのセリフを言う光景、読者的にはおなじみの光景だ。

しかし同じ空間にいる八乙女ハルルたちにとっては 「声でっか」 な印象の光景なのか。解像度があがった。

過去にも毎回、声がデカいと思われてたのかな、と考えると面白い。


【先生の教え】 、佐久間サクヤ先生がMっぽいとはいえ痛みそれ自体に興奮できる性質ではないようで何だか安心。

いやそれよりTバックを既に履き慣れるほど履いているという方を喜んだりしたいか。


4コマ漫画パートラストの 【出発】 もまた8コマ漫画。

修学旅行出発当日朝、八乙女カイが八乙女ナルミ (八乙女カイ母) に、行ってきますの挨拶をする。八乙女ハルルもいる。

常日頃八乙女カイ家に入り浸っている八乙女ハルルだが、八乙女ナルミに挨拶する場面は描かれない。

そのせいか八乙女ナルミに向けて会釈してるこのシーン、他人行儀というか礼節をわきまえているというか、新鮮で良いね……!

八乙女ナルミの発言が 「ハメ (を外し) ちゃ駄目」 という省略であるという解釈、八乙女カイ独自視点のものと思うがどうか?

つまり八乙女ナルミの真意は 「ハメちゃダメ」 の言葉そのままであった説だ。どうか?

むしろ絶対押すなよ的なフリである、という異論も成り立つかも。


後半ショート漫画パートは、修学旅行先の京都でのエピソード。

一般の観光旅行ではなく修学旅行として訪れている京都なので、描かれる風景は見たことある場面ばかりだ。

見よ! 1コマ目をでかでかと飾る、氏家ト全先生によって描かれた清水の舞台を。

氏家ト全先生がご自身で京都に取材へ行かれたのかなあ。まあ清水寺ならいくらでも別マガ編集部に資料写真があるか。

オチとしては本木アユムの高所恐怖症から繋げられた下ネタだけど、それより泉ルイののん気な感嘆に笑ってしまった。


自由行動では、前半4コマ漫画パートで語られた京都スイーツめぐりにいそしむ八乙女ハルルたち。

修学旅行という班行動が基本のイベントなので、クラスメイトの富谷君・黒松君・川村さんも今回登場シーンが多くて嬉しいね。

4名で1班につき、数合わせ的にメガネのモブ男子も登場していた。次回の登場予定があるのかすら分からないモブ生徒だ。

京都らしく和スイーツだけでなく、八乙女ハルルたち女子の班がレンタル着物に着替える展開も来た。健全なサービスカットだ。

「どぉカイ君?」 と、着物姿をどや顔で八乙女カイに見せびらかす八乙女ハルルの表情よ……! その態度が可愛らしい。


今月最後は、縁結びのスポットで八乙女カイと間接キスをする八乙女ハルル。本人は気付いてないのが読者の想像をかきたてる。

最終ページの次のページで八乙女ハルルは一体どのような反応を見せたというのか……!?

いやそれよりペットボトルの飲み方が凄い。躊躇なくこういう飲み方をするかね?

もしかして、このようにペットボトルを八乙女カイに持ってもらって飲むやり方自体は、日常的にしてるのか?

八乙女カイ家で2人過ごす時間の一部しか読者には明かされていないと言えるわけだしな。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、修学旅行後編。夜の女子部屋は大騒ぎ!!" とのことだ。

後半ショート漫画パートが夜の女子部屋と予想した。最終ページは、帰る日の朝となるような展開で。