今週の 『生徒会役員共』 「#584」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想。

今回 「#584」 は、行事とかはない桜才学園の日常回ですよ。

扉絵は小山リカ先生だ。

教師らしく出席簿 (綴込表紙のあれ) も抱えてて、学園の日常風景らしさがある。



開幕 【にゅっ】 は、語呂合わせのお話。

天草シノと津田タカトシが勉強に励むというのも、当たり前ながら学生らしく日常っぽさがありますね。

まあオチは七条アリアの下ネタ空耳ですけど。

机の下から現れるのは、「#583」 で天草シノが机の下に隠れていたことの意趣返しというか真似っ子なのかも。

天草シノを驚かそうと隠れていたのに、下ネタの話が聞こえて思わず飛び出てしまったのかもしれない。


ちなみに "ヒーローおっさん徳川家康" の語呂合わせは全然知らなかった (忘れているだけかもしれないけど) 。

検索したら、2004年のブログ記事などでもこの語呂合わせが見付かったので、相当昔からある模様。

氏家ト全先生が実際印象に残っていた語呂合わせなのかもしれない、白紙に戻そう遣唐使とかじゃあないのだな。


2本目 【水の恵み】 は、萩村スズと轟ネネの日常会話のお話。

……いや、これが日常なのかというべき特殊なプレイがオチですが……

どうでもいいけど、ここでの萩村スズは自販機の最上段に普通に指が届きそうだ、背が低い自販機なのかもしれない。

それはともかく、水分の取り過ぎでお腹がタプタプな萩村スズに対して、オムツがタプタプな轟ネネ!

轟ネネがやってるのだから、言うまでもなく "履くナプキン" とも呼ばれる生理用オムツの話などではあるまい。

人知れず公共の面前で放尿して楽しむ特殊すぎる性癖の4コマだろう。

ちょっとやそっとの変態プレイならツッコミを入れられる萩村スズでも、これにはやさしく声を掛けてあげる他無いようで。

七条アリアのノーパンネタどころじゃあないものな……

俺としては、この状態の轟ネネが風でスカートがフワーリとめくれたらやっぱり恥ずかしいのかどうかが気になります!


3本目 【><】 は顔文字がサブタイトルだよ。

誰がこういう顔文字みたいな表情をしたかと言えば、今回扉絵にもなってる小山リカ先生だった。

実は先端恐怖症であった小山リカ先生。

それを初めて知った横島ナルコ先生なのに、即座に見せヤリプレイに繋げられるの笑った。

気休めというかそんな切り返しある?


4本目 【注意書き】 、そういや 『生徒会役員共』 で保健室が描かれることってあまり無いね。

下ネタに繋げやすそうな場所なのに……と考えるのは安直か?

萩村スズが保健室のお世話になった回は過去にあった ( 「#155」 とか 「#281」 とか) 。

今回は保健室の窓ガラスが割れたという珍しいパターンでの登場だ、保健室の先生の姿も見える。

ともあれ天草シノにとっても、保健室と言えば下ネタというかエロいことと結びついてるイメージがあるようだ。

思い返せば、単行本1巻収録 「#2」 でも 「男子が聞くとドキッとする場所」 で真っ先に保健室を挙げていたっけ。


5本目 【コーラス部の五十嵐さん】 、保健室の次の舞台は体育倉庫だ。

誰もいないはずの体育倉庫から歌声が聞こえてくる、とはホラーっぽいシチュエーションながら萩村スズは怖がらず。

まあ、体育倉庫から歌声が聞こえる怪談とか聞いたことないしな。

もちろん歌声の正体はホラーと無関係で、歌の練習をしている五十嵐カエデであった。

つーか、誰もいないはずの場所からメロディが聞こえる学校の怪談は、音楽室限定な気がする。

体育倉庫が舞台となる学校の噂は、むしろ猥談か。

さっきの 「#2」 の 「男子が聞くとドキッとする場所」 のオチで紹介されていた場所も体育倉庫だよ。

歌声×体育倉庫なら、嬌声の練習みたいな下ネタもありそう。


最終ページは、次週の内容の前日譚となるエピソードだ。

前回 「#583」 で話題に上がった商店街の福引が、シチュエーションを変えて 【ティッシュください】 で登場だ。

津田コトミは温泉の素を引き当てたことを、津田タカトシに伝えてたのだなー。

こういう後日談的ファクターにもなっているのって何か良いですね。

津田コトミはその日の学校であったことを津田タカトシと日常的に話しているのだろうな、仲良し兄妹だ。

2コマ目で福引を引いているのは、萩村スズの近所に住む子供:ふじのあすかちゃん親子ですね。

ティッシュ狙いで福引を引く天草シノの現実的な打算も良さであろう。


ラストの 【次回予告】 は、お約束の次回予告を兼ねたネタ。

ひょっとすると 『生徒会役員共』 で一番多いサブタイトルは 「次回予告」 になるのかもしれないな。

ティッシュペーパー狙いで福引を引いたのに、当たったのは最新モデルのスモールバイクという予想外の幸運。

ちょっと検索した感じでは、天草シノが引き当てたスモールバイクの車種は不明だ、似たようなのはあるけれど。

そしてオチは自転車関係なく、サイクリングに行こう → 細工淫具でイこう という七条アリアの空耳オチ。

自転車の話題なのに何を考えていたというの……?

多分単行本17巻収録 「#462」 みたいに、悪路での振動のことを思い浮かべてたのだろうなあ。


そんなわけで、次回の 『生徒会役員共』 はサイクリング回だ!

ずっと前に、氏家ト全先生の漫画で自転車に乗ってるシーンは見たことない気がする、など書いた (※実際は数回あった)。

それからしばらくして天草シノたちが自転車に乗っているシーンが来たが、まさか今度は自転車メイン回が来るとは。

どういうメンバーでサイクリングに行くのかも気になるところだ。

天草シノたち桜才生徒会4人は確実として、津田コトミや出島さんは一緒に行くのだろうか?

細工淫具に詳しそうな轟ネネが付いてくるのも面白そうな気がする。

今週の 『生徒会役員共』 「#583」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 感想。

今回 「#583」 は、津田タカトシも天草シノも七条アリアも萩村スズも登場しない!

#530」 以来となる、『生徒会役員共』 というタイトルなのに生徒会役員が1コマも登場しない話だよ。



じゃあ今回がどんな話かと言えば、三葉ムツミたち桜才柔道部が温泉旅行へ行く話……かと思わせる導入だ。

温泉は温泉でも、温泉の素を溶かした湯船に浸かるお話である。


ちなみに扉絵はトッキーこと時カオル。

この扉絵でのトッキーは、マジでちょっと近所のコンビニに出歩くかのような格好ですね。

生徒会役員共』 の扉絵って、大体おしゃれな服装だったり決めポーズしてること多いのに。

でも今回のトッキーはラフな格好だし、ポーズも自然体。

マジで素のトッキーって感じかー?

津田家へ行くときもこんな格好はしないだろう。


開幕 【コトミたつ】 では、商店街の福引の一等:温泉旅行がメインのネタ。

でもそこより、柔道部なハードな練習を 「最近ハードだもんね」 と他人事な三葉ムツミが気になるな。

そのハードな練習メニューを決めているのは三葉ムツミ自身ではないの……?

ちょっとした言い間違いなのかもな。

というかそれより、言ってる本人はハードとまったく思っていなさそうな笑顔だぜ。


2本目 【コトミ帰る】 までが合わせて今回の導入部と言えるかも。

温泉旅行は当たるわけなく、福引で引けたのは5等の温泉の素であったとさ。

津田コトミに期待する面々と対照的に、トッキーが冷めた目で見ている2コマ目が印象的だ。

津田コトミと一番親しいトッキーだからオチを見抜けていたのだろう。

マジで温泉旅行が当たったなら、慌てて部室に駆け込んできそうなのが津田コトミだし。

普段トッキーと遊んでるときの津田コトミも、こういうそれっぽい前フリをやってそうだなー。


3本目の 【まっ茶味がスキ】 から舞台は湯船。

桜才学園のシャワー室には簡易湯船もあるらしい。

そういうものなのかな、どこの高校でも普通なのか私立だからなのかとか全然分からない要素だ。

そしてこれから湯船に入ろうという三葉ムツミたちは、その肢体をバスタオルでしっかりガードだ。

これぞ氏家ト全先生の漫画といえる露出度の低さである。

入浴回というジャンルに区分けできる今回ですが、やっぱり露出は全然ないぞ。

実写ドラマ化地上波放送されても完全原作再現できるレベルだ。

お胸とか、せいぜいが三葉ムツミや中里チリの胸の上側が少し見えるくらいだよ。


4本目 【熱い湯】 からは、いざ入浴。

ドジっ娘なトッキーが右足のすりキズを熱湯に浸けてしまうというオチ。

かけ湯をせずにいきなり入るもトッキーらしさなのかも。

この調子だと、自宅のお風呂とかでも同じく熱い目に遭っていそうですね。


5本目 【プロフェッショナル】 では、今回初めての下ネタが来た。

「プロの世界ではおっぱいを使って洗うらしいです」 と、そういうお店の知識を披露する津田コトミだ!

三葉ムツミのほのぼのとした洗いっことは全然違う。

というかピュアな三葉ムツミなら、その辺の知識が無いがゆえに津田コトミの下ネタに賛同しそうな気もする。

下ネタと気付かず、"みんなで泡まみれになってふざけあう" みたいなイメージを浮かべちゃったりとかしてさー。


ちなみに1コマ目は次のネタの1コマ目をコピーしたようなコマですが、見比べてみるとコピーではないと分かる。

この "全く同じに見えるコマでもコピーをしない" というのは、氏家ト全先生のこだわりのひとつであるようだ。

過去作品ではコピーを使っていたこともあったので、いつからか生まれたこだわりである模様。


6本目 【とけそう】 も津田コトミ発の下ネタだ。

というかこのメンバーだと、基本的に下ネタ側のポジションなのは津田コトミだけですね。

単行本4巻に収録の 「#67」 にも、入浴中の津田コトミの放尿未遂ネタがあった。

というか 「#67」 では、間に合わずに漏らしているのかも。

津田コトミが湯船に入るとき髪を結ってるの、氏家ト全先生の漫画ではもはや当たり前となっている描写だけれどやはり良い。

こういう日常の仕草として普段とは違う髪型を見れるのは嬉しい要素ですね。

ちなみにこの髪の結い方は、上記の 「#67」 でも同じながら、氏家ト全先生の絵は結構違う。

氏家ト全先生の画力の変化を見比べてみるのも楽しいかと。


ラストの7本目 【こうかてきめん】 では、おっとトッキーがツッコミ役だ。

温泉の素の効能として書かれた美肌効果を素直に信じる三葉ムツミたち!

会話の内容は書かれてないけど、トッキーのセリフを見るに美肌効果で盛り上がっているようだ。

さすがに風呂上りに肌が綺麗に見えるのは入浴の効果でしょ……とは言わぬが花か。

ていうかトッキーは美肌効果の話題を振られていたら、盛り上がる側となりえたのかなー?

三葉ムツミに振られたらありがとうございますくらい言いそうだけど。

津田コトミから美肌効果を振られたらどう返していたのかな、気になるところ。

今週の 『生徒会役員共』 「#582」 感想

・9月17日 (木) 発売となる 『生徒会役員共』 最新19巻の表紙が、既にネット上で公開されていた。



週刊少年マガジン本誌には掲載されていないが、講談社の 『生徒会役員共』 ページにも掲載済み。

表紙の感想については……まあ単行本発売日の感想で書くか。

でも一言だけ述べておくなら、少しもこのパターンは考えていなかった、だな。


そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。

今回 「#582」 は、桜才生徒会室で巻き起こるパスワードの話だ。



扉絵は、私服姿の天草シノ。

肩や腕が露出しており、スレンダーさがセクシーだ。

本編とは関係しないかと思ったが、これ最後のオチのポーズと意図的に寄せてきたのかな。

するとこの天草シノは、あのオチを迎えた後の状態、ということなのだろうか……?

服よりも、あそこの状態が気になってきてしまう。


開幕 【ロック中】 は、生徒会室に入室するシーンから。

生徒会室のドアに鍵は掛かるけど、普段は鍵を掛けずにいるみたい。

開かれた生徒会ってことかなーと深読みしたけど、まあ別に理由なく開放されてるのだろう。

そういやすっかり登場しなくなったけど、生徒会の目安箱ってどこに置かれているのかな……

それはともかく物理的な鍵の話から、オチというか話の導入としてPCのロックへと話がスライドだ。


2本目 【コトのほったん】 で詳細が明らかに。

パソコンというかPC内のフォルダにかけたパスワードを、天草シノがド忘れしてしまったとか。

"0721" あたりがパスワードなのでは?

そう思ったけれど、そういう方向に話は展開しなかった。

いや描かれなかっただけで、ちょっと貸してと七条アリアが "0721" 打ち込む展開も起きていたのかも。


天草シノがド忘れした経緯というか、頭を打つまでの経緯には笑った。

七条アリアのスカートの中には一体どのような光景が広がっていたの……!?

もはや穿いていない程度では驚かないと思うし、きっと開発中の様子が見えたとかではないかと思う!

器具が携帯ストラップのようにじゃらじゃらしてたとか。

それにしても、天草シノは普段からこんなイタズラを仕掛けてるのだな。

やんちゃタイムだったのかなーと思ったけど、天草シノは結構イタズラ仕掛けてるか。

#523」 のさくらたんを使ったドッキリとか印象深い。


3本目 【解決案】 、頭を打って物忘れしたならもう一度頭を打てば良いのでは、という案が出た。

おいおい津田タカトシの天然ボケかー?

萩村スズが同じコマのうちに 「それ迷信」 と切って捨てるのが良いですね。

けれどお情けなのか天草シノが話題を拾えば、七条アリアの下ネタに連結だー。

津田タカトシと天草シノに駅弁スタイルでやってほしいという話なの?

七条アリアの過去の言動を見るに、途中まで話を聞いていなかったのかもしれないけど。


4本目 【アリアひらめく】 、今回の七条アリアの下ネタボケは随分と突飛で重たいな!

このパスワードの記録法、何を思って2コマ目で 「いい案があります」 と普通の顔で提案できたというの……!?

2コマ目から3コマ目への急展開っぷりには、俺たち読者も 「は?」 としか言いようがない。

氏家ト全先生の漫画は現実と地続きって感じが強い世界観だけど、このボケはギャグ漫画時空の発想って風味だ。

……それともこれもしかして、マジで現実にそういうプレイがあったりするのかな……

リアル脱出ゲームも全盛期だし、えっちなお店主催のリアル脱出ゲームで主催者側の進行役を剃毛して次のヒントを得るの。

そのプレイをヒントにこの4コマが描かれたという仮説はどうか?

というか、現実にはなかろうと、七条アリアが出島さんとそういうプレイを経験済みでこの発想が出た、と妄想したい。

<2020.09.03追記:文章の誤りを修正>


そして5本目 【解決編】 では、無事にパスワードが思い出されたとさ。

マジで再び頭をぶつけた衝撃で思い出すという展開。

3コマ目の頭を打つ様子はコミカルですね。


6本目 【ドライな人】 は、七条アリアの空耳ネタ。

「同じ轍 (てつ) を踏まない」 が 「同じケツを踏まない」 になるの、正直これ同じこと思ったことあるな。

でもここから 「一度かぎりの関係ってことだね」 と追加の感想を言えるのが七条アリアらしさか。

ちなみに全然どうでも良い要素ですが、作中に描かれたPCデスクトップ画面のアイコンは小さくて何が何やら不明だ。

ブラウザがMicrosoft Edgeだったりするのかなと観察したけど、特定はムリそうな曖昧な書き込みだ。

いやまあ、特に何かを意図して氏家ト全先生がアイコンを描かれたとは俺も思ってないけど。

PCの壁紙も、学校のPCとあってか曖昧な絵柄の模様であった。


最後の7本目 【安心安全】 は、後日譚として翌日の話。

パスワードを忘れないようにと天草シノが採用した防止策は、何と七条アリアが提案した策だった。

うーむ、これは油性マジックで書いたのかな? (そういう問題ではない)

プール更衣室での着替え中に他の人から見られたり、上下逆で見たらまた別の下ネタに読めるネタとかありそうですね。

というかこれこそ、天草シノからのドッキリだったりするのでは。

天草シノの剃毛はマジでも、パスワードを書いた素振りはさすがにドッキリだと思う。

今週の 『生徒会役員共』 「#581」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、津田タカトシと萩村スズがメインの回!

この2人が萩村スズの部屋にこもりっきりなら、ラブコメ展開待ったなしか?

そう思われたが、色々な妨害が入ってくる回でもあった。

そんな 「#581」 の感想。



扉絵は、本編より時間的に少し前の場面みたい。

アイスを咥えつつ、何かに気付いたようにスマホを見る萩村スズ。

どうやらスマホの画面に津田タカトシからの通知が出たみたい。

自宅とはいえ萩村スズがおそらく歩き食い&歩きスマホ状態というだらしなさは、正に夏休みモードって感じ。


最初に読んだとき、この扉絵って津田タカトシが萩村家のインターホンを鳴らした瞬間と誤読しちゃった。

でもチャイムの音は描かれておらず 「男子生徒からの急な連絡!!」 のアオリ文だから、通知が来た瞬間だろう。

インターホンだとしたら、津田タカトシは事前連絡なしに萩村家を訪れたことになってしまう。

田舎のお爺ちゃんお婆ちゃん同士じゃあないのだから、アポなし訪問はしないだろう。

ましてや津田タカトシなら、(気心の知れた萩村スズ相手でも) 女子の家に行くときは絶対連絡入れるでしょ。

まあここでは、萩村家が留守ではないこと (トイレを借りられること) を確認するためもあるのだろうけど。


そんな扉絵プロローグが終わったら、開幕 【ようこそ萩村家へ】 では津田タカトシが到着だ。

注目! 萩村スズの穿いてるものが1コマ目と扉絵とで違ってますねー。

津田タカトシを迎えるためは、短パン姿はルーズすぎると思って着替えたようだ。

上半身の服は扉絵と本編とで同じっぽいな。

自宅だからとだるだるな服を着てたりしないのが萩村スズらしさか。

これが津田コトミだったら、自宅だからとコタツ内でとはいえ全裸なことさえあったりしたのに。


津田タカトシが萩村家を訪れたのは、借りていた 『世界名作48』 という本を返しに来たそうで。

"48" の数字は "四十八手" から取ったのだろうと推測できるのが最近の氏家ト全先生の小ネタ盛り込み具合だ。

つーか48の数字が見えた時点で 『世界名作48手』 と誤読するところだった。


2本目 【ザー】 というサブタイトル、下ネタのことではないぞ。

ゲリラ豪雨なのか、津田タカトシが萩村家のトイレを借りているうちに外はあっという間に雨模様だ。

そんなわけで、今回は最後までずっと津田タカトシが萩村スズの部屋で過ごす展開だ。

このシチュエーションは、単行本1巻収録の 「#6」 以来だ!

でも 「#6」 とは違って、今回は萩村スズの愛犬ボアもいるので2人きりとはならず。

初期と違って今の萩村スズなら、ラブコメ展開やぶさかなしという気概だろうに。


なお、ボアは昔から萩村家で飼われていたので、単行本1巻時点でも作品世界的には存在していた。

ただ、ボアが漫画的に初登場したのは単行本3巻#42」 である。

(初めて存在が語られたのは、単行本3巻#40」 )

なので 「#6」 ではボアがいなかったのだよねー。

単行本1巻で姿を見せなかったのは、動物病院とかにお泊りしてたのだと思っておこう。


そんなわけで3本目 【積極的なコ】 では、萩村スズの自室にご到着。

津田タカトシが図書館へ行く目的を、夏休みの宿題を片付けるためと即座に見抜く萩村スズ!

おいおい熟年夫婦かよーという察しの良さだな。

でも実際は夫婦どころか付き合ってもいないし、2コマを使って魅力的な雰囲気を精一杯かもしだしちゃう。

こいつは津田タカトシもドキリとしちゃうかー?

まあそんな思惑は、萩村スズ母の乱入によってぶち壊されるわけですが。

普段は下ネタに完全乗り気な萩村スズ母でも、さすがにこの愛娘の魅惑的立ち姿には親心を取り戻したのかー!?

萩村スズの作った雰囲気をギャグに変えるような乱入である。

つーか 「好きにしてていいよ」 を 「好きにしていいよ」 と聞き間違えるこの空耳ネタは笑った。

これちょっと面白すぎるな。


細かい点では、「夏休みの宿題たまっているならウチでやっていきな」 のセリフも良いなあ。

「いきなさいよね」 とか 「いくといいわよ」 とかではないわけで。

女言葉でないところが、芝居がかってないというか自然さ・仲の良さがあって、じんわりとした良さがあろう。


4本目 【ドキワク勉強会】 では、勉強会がきちんと開催。

対面に座るよりも斜めに座った方が圧迫感が無く親密さを感じやすい、とはよく聞くね。

それを知らない萩村スズではないだろうけど、逆に親密さを消して平静を保つため対面形式で座ったのだろうな。

桜才学園内ではもっとそばにいたりするけど、自室で2人きりこの距離感は学校とは完全に別物でしょ!


5本目 【気になってしかたない】 は、萩村スズの部屋にいても構われてないボアのネタ。

勉強会をするにしてもラブコメ展開になるにしても、ここで部屋の中にいるボアはお邪魔虫だよなあ。

お目付け役というか変な空気にならないよう、萩村スズ母がわざわざ呼んできたわけでもないし。

今回の他のネタを読むに、津田タカトシとの関係を察してやっぱりボアが自分の意志で萩村スズの部屋にいるのかな。

ていうか、ボアの心の声がハッキリとセリフで描かれている!

あれっ、これって初めてだよね?

ボアの心情が汲み取れるような描写は過去にもあったけれど、その意識が明確に読者に伝えられたのは初だよな。

「となりにだれかいるワン」 って!

おいおい、語尾にワンを付けて喋る系の犬であったというわけかー?

まあ語尾にワンが付いているから、ボアの心の声そのままというより、第三者が訳したものと捉えることも可能かも。

(いやそこまで深読みする描写ではないと思いますが……)


そこはともかく、この4コマのオチは良いな。

「人には見えないモノが動物は見えるという話を聞いたことが‥‥」 と青ざめる萩村スズ。

視覚こそ人間より劣るようでも、犬の聴覚は人間の数倍、犬の嗅覚は人間の数千倍とも一億倍とも言われるそうで。

その鋭敏な能力による気配察知の答えは、幽霊ではなく隣の部屋で聞き耳を立てる萩村スズ母であった。

音が聞こえやすいドア越しでないのは、ドアの前で聞き耳を立ててたら急に開けられてバレた過去があるからと妄想した。

つーか、もしも萩村スズの部屋の中でいけない情事が行われてたら、萩村スズ母はどうしたというのか!?

気になるなー!

今回の話だけだったらストップをかけに乱入しそうと思えるけれど、まあ絶対最後まで聞き耳を立てるだろうなー。

情事があったと確信したなら、部屋から出てきた萩村スズに普段通りに接しておいて、夕飯には赤飯を出したりするでしょ。


6本目 【ライバルくん】 、ボアは津田タカトシと萩村スズをくっつけたいのかそうでないのか。

単行本10巻の 「#256」 では、萩村スズと津田タカトシを (物理的に) くっつけようとしてたっけ。

でも今回は、萩村スズを気遣おうとする津田タカトシをボア自身の身を挺して阻止だー。

サブタイトルからしても津田タカトシに取られまいとする動機だろう。

ここまではOKでもここは譲れない、みたいなラインがボアなりにあるのかもしれない。


ラストの7本目 【ありのままを伝えた】 では、天草シノからの通知が津田タカトシに届く。

何気に今回、天草シノも七条アリアも姿を見せない回でもあるわけだ。

細かいことを言えば、LINE風アプリの画面に誤字があって 「Shino」 の名前が 「Shiho」 になってる。

#580」 で久々に登場したトリプルブッキングの飯田シホに引っ張られたか?

まあ、単行本化の際には修正されるであろう些細なミスか。

名前に誤字が起きていても、文章だけで天草シノと伝わるのが築き上げてきた登場人物の個性だ。


オチの 「オレのとなりで寝てますよ」 ネタは過去にもあったな、単行本9巻の 「#229」 とか。

これ、シチュエーションを盛っていけば 「オレの上で寝てますよ」 みたいな派生もできそう。

でもそう派生させないのが職人技なのかも。

シチュエーションを盛るというのは複雑化とイコールでもあって、分かりやすさと引き換えのような気がするし。

それよりかは、読者にとっての分かりやすさを第一とされたのかも。

今週の 『生徒会役員共』 「#580」 感想

無さそうかなーと先週の感想で書いてたら、水着コンテストがやってきた!

そんなわけで今回 「#580」 は、水着コンテスト編である。

桜才生徒会OGの北山カヤと行くレジャープール回の後編でもありますよ。

そんな今週の 『生徒会役員共』 感想。



扉絵は、プールで遊ぶ天草シノ・七条アリア・萩村スズだ。

セリフ付きの1コマ漫画となっておる。

オシャレな感じに浮き輪に乗って遊泳してるシチュエーションも、天草シノたちにかかれば即座に下ネタだー。

カンチョーではないけれど、たしかにこれは下から顔をうずめてみたい気持ちにもなる……!

ビキニの下が流されちゃっても隠せるような状態だな、とか思ったりもした。


開幕 【前回の続き】 では、早くも水着コンテストの話題が出る。

2コマ目にある 「MC.トリプルブッキング」 の文字に思いっきり目が行ってしまったわけだが!?

おいおいおいおい、前回感想でそろそろトリプルブッキングの再登場があってくれたりしないかなと書いてたらすぐこれ!

ドンピシャのタイミングだろう。

氏家ト全先生がそろそろ再登場させたいと思っておられたのかもしれない。大変良い。

そんなトリプルブッキングがMCを務めるイベント本編はともかく、このネタは七条アリアのセリフが良いね。

「読モパワーで」 と北山カヤに水着コンテストを勧める七条アリア、力の使い方を分かってるって感じー。

単に出場を勧めるだけでなくて、読モパワーというハッキリ示す言葉を使うのが良い。

漫画的にも、北山カヤが水着コンテストに出場しない理由を解消しておくのは丁寧だ。


2本目 【あおった結果】 、自分は関係ないからって無責任に天草シノに出場を進める津田タカトシ

読み返すと笑えるね。

これが伏線となっていて、何とまあ水着コンテストには男性部門もあるというオチ。

水着コンテストの可能性は頭に浮かんだけれど、男性水着コンテストがメインで来るとは完全に予想外だった。

世間の流れを汲んでる感じがするねー。

生徒会役員共』 も連載10年以上となれば同じイベントは避け難かろうが、手を変え品を変え飽きさせない工夫がある。


何気にこの3コマ目、男性部門と合わせて 「MC.トリプルブッキング」 も強調されてるのは意志を感じる。

氏家ト全先生の、ここも見せ場ですよ、という意志を。

まぁ実際にはトリプルブッキングの出番は僅かなのだけれども、存在アピールしてくれてるのが嬉しい。

出番の少なさはネタの配分とかの都合で、トリプルブッキングの出番を削らざるを得なかった、とか思いたい。

あと最低限必要な情報は 「※男性部門もあるよ」 だけながら、これを装飾する目的も兼ねてはいると思う。


3本目の 【ガチガチの君】 からは男性部門の水着コンテストがスタートだー。

1コマ目から全身日焼けした黒光りな筋骨隆々とした男性が出てくる。

ガチ勢じゃん!

津田タカトシにとっては偶然参加した水着コンテストだけど、ガチの人の目に留まるイベントだったのか?

場違いさに緊張しまくる2コマ目の津田タカトシを挟んで、3コマ目の他の参加者もどうみてもガチ勢。

マッチョな肉体は当然として、ポージングも準備万端といった仕上がりだ。

観客からキレてるとか掛け声がかからないのが不思議な感じの参加者たちだ。

というかこの他の参加者に一切言及することなく、津田タカトシの話しかしない天草シノたちがウケる。

もしかして七条アリアは、津田タカトシ以外にも他の男性差参加者の股間を注視してたりするのかな……

北山カヤは経験豊富そうな下ネタをぶち込んできてますね。

そのうちプレイ中の経験を交えた下ネタとかも出してきそう。


4本目の 【キングタカトシ】 は、8コマ漫画。

津田タカトシ股間がキングに……というネタではないぞ。

一体何故なのか、水着コンテストの男性部門では津田タカトシが優勝して水着KINGに選ばれた。Why?

他参加者はあんなガチ勢ばかりだったのに……?

推測するに、周囲がガチ勢ばかりだったから逆にそれ以外の投票先が津田タカトシに集中したとかなのだろう。

おそらく投票者は、天草シノたち一般客のはずだし。

そもそもガチ勢が集うイベントではなく、たまたま遊びに来ていたマッチョの集団が揃ってエントリーしただけなのかも。


ともあれ優勝した津田タカトシは、トリプルブッキングからインタビューを受ける。

ちゃんとトリプルブッキングの全員:飯田シホ、有銘ユーリ、如月カルナの3人が姿を見せたぞ!

ここでトリプルブッキングとの過去の面識とか描写に表れるかなーと期待したけれど、それは特になかった。

ページ数が足りなかったのかもしれない。

トリプルブッキングと水着と言えば、『アイドルのあかほん』 にも水着コンテストっぽいイベント回があったな。

水着映えしないと言われてた飯田シホたちがいざ水着を着たら、マジで素人巨乳大学生に負けてるという面白回だ。

生徒会役員共』 でのトリプルブッキングはブレイク後だれけど、水着グラビアの仕事とか受けたことあるのかなー。

ちなみに今回の飯田シホたちは水着ではなかった。


インタビュー中に 「いいぞーっ」 と声を上げるのが北山カヤなところが良いですね。

よく見せる計算した行動と違って、何の計算もなく純粋な行為というか、無邪気さが溢れてるギャップが可愛い。

そしてここでも津田タカトシの天然ボケが発動かー。

たしかにこの誤解はあると言えよう、言えようけれども!

津田タカトシ側から北山カヤにフラグを立てていくような行動だー。

経験豊富そうな北山カヤも、突然のこの彼女宣言は経験アリかナシか?

このネタの後、壇上から降りて合流したときの天草シノたちの様子がスゲェ気になるよ!

気になるけれども、このネタはここで終了でござい。

何と言うことだろう。


最終ページの 【夕日がまぶしい】 も8コマ漫画だ

生徒会役員共』 史上で、初めて8コマ漫画が2本出てきた回だ。

そのうち4コマ漫画ではなく、ショート漫画の回さえ来るのかもしれないな。

ちなみに女性部門の水着コンテストの描写は一切無しだ。

そこの要素は、食べすぎてお腹が出てる読モの北山カヤとか見たりしよう。

6,7コマ目の北山カヤの横から見たお胸とか。


この8コマ漫画はほのぼのとした感じで、萩村スズを膝枕して一緒に寝てる北山カヤ、仲が良すぎと思ったら。

あわや北山カヤのよだれが萩村スズのお口にカップインするだえキッスが発生寸前だー。

この唾液は萩村スズに届いたのか届かなかったのか?

その結果は、津田タカトシの彼女発言がどう収まったのかと同様に謎のまま終わった。

そこより北山カヤと萩村スズの距離感が気になるねー。

これ萩村スズが寝ちゃってから北山カヤが膝枕してあげたのだと思うけど。

やはり女子同士とあって、津田タカトシに対してより心を許すスピードが速そう。