・今月の 『八乙女×2』 感想。
第51話 「今年も暑いですねな7月」 の感想だ。
前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。本作で定番のページ配分だ。
前半4コマパートは、主に松才高校での八乙女ハルルたち。
開幕、八乙女カイと八乙女ハルルが将棋で遊ぶ。
前回の第50話と全く同じ始まり、同じ場面、同じ構図だが、八乙女カイたちの服装は夏らしく軽装になっている。
前号ではルールを確認しながら指していた八乙女ハルルも、今月号では盤面だけ見て将棋をやるぞ。
「ひと月で抜かれた」 と時間経過の表現が八乙女カイのセリフにも盛り込まれて、前号からのリアルタイムな成長を感じさせる。
しかし成長して高校生になっても、八乙女ハルルの服装に異性を意識するような硬さは無い。部屋着レベルで生足露出のワンピースだ。
八乙女カイは八乙女ハルルの脚に意識が行ったりしないの? あるいは八乙女ハルル相手には、既に家族みたいな感覚になっているの?
ていうか2人で遊ぶのなら、受験も終わったことだしビデオゲームにすればよいのに、など思ってしまった。
でももう八乙女カイたちにとって、作中ゲーム 「モンデス (モンスターデストロイヤー) 」 とか昔の話すぎるのだろうな。
八乙女カイ君! 俺はね、君たちが生まれるより前に発売されたゲームを今もなおプレイしているんだよ。そう伝えたくなってしまった。
伝えられても困るだけだな。
花見ツバキ×下ネタのネタがついに来た! 【勤勉な花見さん】 は、花見ツバキの下ネタ8コマ漫画。
本木アユムが八乙女ハルルのレベル高い下ネタに完全同意してしまうリアクションも見逃せない。
作中一番のペースでアダルトなコンテンツを学習してそう。姉:本木ランからの下ネタ英才教育もありそうだし。
そして大オチは、ヤバすぎる文章の朗読を開始してしまう花見ツバキ。こりゃ地上波放送アニメ化不可能だな。
本木アユムが言い出してたギャップ萌えに、無知シチュまで乗った下ネタてんこ盛りシチュエーション。
いや、本当に無知シチュか? 実は花見ツバキはすべて理解していたのでは? そうも思ったが、それはないか。
分かったうえで朗読していたなら、棒読みっぽくない読み上げをしていただろうし。
花見ツバキは下ネタに接することとなく育ってきた。そう解釈するべきか。
「八乙女――」 と呼ばれて、八乙女カイと八乙女ハルルが同時に振り返る。『八乙女×2』 で繰り返し登場する本作の象徴的な構図だ。
【ファーストネーム】 では、この構図が高校生編で初登場。約3年ぶり4回目の登場だ。
これまで登場したのは、第3話、第12話、週刊少年マガジン特別出張掲載の3回。次に描かれるのは、大学生編になってからか?
なおこの8コマ漫画では、担任の鶴巻スミレ先生が下の名前で呼ばれたりした。中学生編同様、担任の先生との絡みも多くなりそうだ。
【ほめてる】 は、第50話で初登場した和久ワコのネタ。
読者全員が氏家ト全先生の漫画を読み続けていて、この漫画が下ネタギャグ漫画であることを承知の上であるかのようなネタが来た。
汗臭いことが下ネタ的な意味で 「いいニオイ」 という4コマである。
【ファンタジーなお話】 では、氏家ト全先生の描くケンタウロスを拝めるぞ。
登場人物が女性多めの下ネタギャグ漫画だからといって、イメージ映像のケンタウロスは普通にムキムキのおっさんだ。
別にケンタウロス女子が描かれたりはしない。そこのバランス感覚が好き。
ていうかケンタウロスを話題とする下ネタで、ケンタウロスの下半身以外の下ネタができるとは思わなかった。意表を突かれた。
【真夏の青春】 は8コマ漫画。亀の頭中学校3年生にして受験生、武隈フユリが登場だ。
柱の登場人物紹介では 「文芸部部員」 となっているけど、文芸部は廃部となったはずなので更新漏れだろう。
武隈フユリも松才高校を受験するそうだ。来年には後輩として入学してくるのは確実だな。
見所は、ナチュラルに八乙女カイが甘い言葉をかけていることであり、武隈フユリも嬉しげな表情してることか。
高校生編での八乙女カイ、一体周囲にどれだけフラグの立った登場人物がいることになるのか。
なお背景のコンビニの店名は 「69maat」 であり、氏家ト全先生の漫画で頻出である下ネタダジャレな店名だ。
69は下ネタもじりに使いやすいのか、お約束と言ってよいほど店名に使われている気がするね。
いやそれより! 見るべきはコンビニの看板に書かれた 「トリプルブッキングプロデュースパフェ祭」 の方だろう!
氏家ト全先生の過去作 『アイドルのあかほん』 や 『生徒会役員共』 でおなじみのアイドルグループ 「トリプルブッキング」 !
その名前が久しぶりに作中に登場した。マジで久しぶり。たまに作中雑誌の表紙などにも登場してたけど。
これまた 『生徒会役員共』 のときのように、『八乙女×2』 でもトリプルブッキングが本編に絡むレベルのゲスト出演もあるのかもな。
後半ショート漫画パートは、花見ツバキの自宅を訪問するエピソード。
冒頭1ページ目から住まいであるタワマンが登場し、裕福なご家庭であることを匂わせてくる。
というか今回のショート漫画パート全体が、花見家のお金持ちっぽい住まいの紹介のみに費やされている感じ。
連載漫画において、主人公たちの行動範囲を自然に広げるきっかけにお金持ちキャラクターは最適ですからね。
そのようなメタ的な事情に思いを馳せてしまった。こりゃ八乙女カイたちが花見家所有の無人島へ遊びに行く展開さえあるかもしれぬ。
八乙女ハルルから繰り出された室内全裸での露出プレイ的な下ネタ、本木アユムが聞いていたらどう思ったのだろう。
第49話の本木ランを即座に連想してしまった。
49話のあと、本木アユムは本木ランの振る舞いの意味に気付いたのだろうか? そこも気になる。
メインのネタとしては、花見ツバキが八乙女カイに呼び掛けるときの呼び方がころころ変わるところであろう。
呼び方が変わるというか、つまり花見ツバキが八乙女カイへの距離感を急激にぐっと縮めてきている、ということである。
登場して間もないのにこれか。そのうち八乙女カイだけを単独で自宅に招こうとする展開さえあるかもしれない。
今月の感想終了。
次回予告は "次回、水着回!! 納涼、肝試しもやります!!" とのことだ。"ハルルに大アクシデント発生!?" との内容もあるらしい。
花見ツバキが住むタワマンにプールがあると判明したオチなので、そのプールで泳ぐのが水着回だな。
肝試しは一体どこでやるのだろう? 高校の行事か? 町内会のお祭りか? 八乙女カイたちが個人的にやるのか? 予想が膨らむ。
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