今月の 『八乙女×2』 第50話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第50話 「新キャラ出るの巻」 の感想だ。

前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。この漫画における基本形のページ配分だ。



前半4コマパートは、主に松才高校での八乙女ハルルたち。

開幕、八乙女カイと八乙女ハルルが将棋で遊ぶ。

将棋のルールを知っているのが八乙女カイで、八乙女ハルルが知らなかったのは意外かも。何となく逆のイメージあった。


【ぱっと見】 は手に付着した白のプラカラーを下ネタ的な液と見間違えるネタですが。

八乙女ハルルに続き見間違えるのが、本木アユムであるところが注目ポイントだ。下ネタ側ポジションに染まりつつある。

【ぱっと見その2】 、首輪の持ち主は武隈家の両親であろう。氏家ト全先生の漫画的に、親御さんは大抵下ネタ側なので。

でもテンションがあがるのは、首輪は芦田ホシノや武隈フユリが持ち込んだものと妄想する方だ。


【シンクロ】 は8コマ漫画。2コマぶち抜きで描かれる "ハルルが見ていた光景" は直球にサービスシーン足りうる。

氏家ト全先生の過去作にも巨乳の登場人物は複数いたけれど、本木アユムは自身の胸の大きさに無自覚という特徴があると言える。

実際の季節に応じて成長する作品だけあり、身体の成長に意識が付いていってないという段階が描かれているのかも。

本木アユムの胸についての意識の移り変わりが今後に描かれたりするのかもしれない。


【おでむかえ】 では、泉ルイが松才高校生徒会長としての芦田ホシノと対面だ。

泉ルイの所属する星麗高校バレー部が、松才高校バレー部との練習試合にきたシチュエーション。今後もこうした交流ありそう。

オチの辛辣極まりない発言をする泉ルイには、今回一番笑った。完全に素の反応なのも面白さを増している。

そういや泉ルイは生徒会長経験者だった。自らの体験と照らし合わせて、この芦田ホシノの振る舞いはギャグだと判断したのかも。


【新キャラ】 、そのままズバリのタイトルだ。

星麗高校バレー部の背番号4番、エースナンバーでアタックを決めてひときわ目立つ女子生徒!

それが今回第50話 「新キャラ出るの巻」 タイトルも指し示す、和久 (わく) ワコである。苗字が出るのは次のページだけど。

よくよく見れば前ページ 【おでむかえ】 時点で画面に映り込んでいた。

一体この下ネタギャグ漫画でどのような立ち位置なのか、など考えるよりも早く、和久ワコの口からは下ネタがまろび出るのであった。

もしかして星麗高校って女子高とかで日常的にこのノリなのかな、など思ってしまった。それくらい突然の下ネタであった。


【和久ワコという人】 は、続けて和久ワコを掘り下げる。コマにもよるけど身長はバレー部の中でもひときわ大きいようですね。

泉ルイを介して、すぐに和久ワコと本木アユムが接点を持っているぞ。こりゃ次回の登場時点で普通に会話しててもおかしくないかも。

そして和久ワコからは自然な日常会話のように、あまりにもオープンに和久ワコ自身の身体に関する下ネタが語られた。おののく。

氏家ト全先生の過去作登場人物でいえば、七条アリアや轟ネネぐらいの下ネタポジションだ。


思うに、登場人物が小中学生の頃は、別マガでも描ける下ネタがいくらか規制されていたのだろう。

それが登場人物が高校生となって、下ネタの規制も緩くなって、氏家ト全先生が全力で下ネタが描ける準備が整ったのではないか?

そのフルスロットルな下ネタを実現する役どころとして、和久ワコが登場することになったのではないか。そう考えた。

新規登場人物と言えば花見ツバキも登場したばかりだが、和久ワコと花見ツバキが話すとなったら、どういう会話になってしまうのだろう。


なお柱の登場人物紹介が今回また更新されている。更新されたのは泉ルイ。

「中学時代、カイのことが好きだったが……。」 とある。その 「……」 として続く言葉は、はたして何?

諦めた様子は作中では見せていないからな。今後どうなるのか乞うご期待、というニュアンスか?


後半ショート漫画パートは、本木家での本木アユム中心エピソード。

単行本で初顔出しをした、本木キョウホ (本木アユム母) が本編でも顔出しだ。

"ずし" という効果音が付くほどである本木アユムのそのお胸、重量までも描写されると一層注目せざるを得ない。


6月発売号とあって、天候は雨。ストーリーとは関係しないけど。

本木ランがマッサージ器 (違う意味での) を本木アユムに預ける展開、これも小中学生編では規制されていた展開ではと思ってしまう。

マッサージ器の電源を入れたは良いが、八乙女ハルルからの着信によりマッサージ (何をどこまで?) は中断だ。

ここで10ページ目右上に、時間経過を表すようなコマが一切無いことが今回一番の作劇上のポイントと言えよう。

本木アユムがマッサージ器の電源を入れてから着信があるまで、どれくらいの時間経過があったかを判断できないため。

つまり本木アユムはしばらくマッサージ器を使ったとも、マッサージ器を使う間もなくすぐに着信があったとも解釈できる。

もしも邪魔が入らなかったらどうなっていたのか!?

氏家ト全先生! 読者は先生の 「"一日○○"一日だけ体験してみたいものといえば?」「一日エロマンガ家。」 の回答を覚えております。


下ネタギャグ漫画であるゆえに、オチは非下ネタを下ネタに誤解されてしまうエンドであった。

でも本木アユムも下ネタ側ポジションに踏み入りつつあるので、高校卒業頃には誤解ではなくマジの展開になっていたりする可能性ある。

八乙女ハルルのこの反応も、高校生になったからではないか? 本木アユムがマジで使っているのだと信じたからこその反応。

もし同じシチュエーションでも、小中学生の頃だったら使っているわけがないと理解して、真顔の下ネタボケで返していそうだし。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、もう夏休み。花見さんの家に遊びに行きます!!" とのことだ。

氏家ト全先生の漫画では、夏休みに合宿や旅行などのお泊りイベントが割とある。花見家に宿泊する可能性もあるか?

花見ツバキのアニメグッズやら溢れていそうな自室描写も気になる。八乙女カイたちが同人誌即売会などへ参加することになったりして。

後は、花見ツバキがどれくらい下ネタと関与するのかも着目したいポイントだ。


今月の 『八乙女×2』 第49話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第49話 「新生活と愉快な人達」 の感想だ。

前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。平常運転のページ配分だ。



前半4コマパートは、松才高校での八乙女ハルルたち。

開幕、生徒会長らしさを見せる芦田ホシノがお出迎えだ。

氏家ト全先生の前作 『生徒会役員共』 にて生徒会が様々なイベントに担ぎ出されていたのは忘れようがない。

生徒会長の芦田ホシノを起点に、お手伝いなどで八乙女ハルルたちも行事などに巻き込まれるのか?

シンプルに今後に生徒会入りする予想もできよう。まあ、さすがにそれは 『生徒会役員共』 と同じすぎるか。

そして 「私今 欲求不満ですね」 と、えっちなコンテンツでしか出会わないような発言をする八乙女ハルル。

だが表情は素の顔で、下ネタのボケでしかないことは明らか。このセリフがえっちさゼロで使われるのは初めて見たわ。


2本目 【パッと見】 、高校生にまで成長したから可能な下ネタかも。

八乙女カイがまるで八乙女ハルルの使用済みハンカチを100円で買おうとしているかのようなブルセラ (死語) 的光景。

八乙女カイたちが小中学生の頃には、学友による周囲の目はそうした可能性を見出さなかっただろうので。


3本目 【愛称】 は、前回から新登場した花見ツバキのネタだ。

氏家ト全先生の漫画には何気に今までいなかった感じの、ただただ単純に完全なオタクポジションの花見ツバキ。

八乙女ハルルにつけようとしたあだ名が、あまりにも予想外で笑った。1~3コマ目との温度差・熱量の差が凄すぎる。

なお八乙女ハルルが花見ツバキに勝手につけたあだ名は 「花みん」 だった。ウオミー的にハナミーではないのだな。

まだ高校生だからとはいえ周囲を気にせずオタクネタを振りまく花見ツバキだが、八乙女ハルルたちは普通に接する。

氏家ト全先生の漫画らしい、やさしい世界観だ。治安だとか、民度という概念が高いともいえる。


4本目 【長い付き合い】 、花見ツバキの陰の者っぽさが醸し出されててスゲェな。

だってさ、八乙女ハルルと本木アユムを、「ハルさん」 と 「アユさん」 と呼ぶ花見ツバキだよ!

「ハルル」 と 「アユム」 ではなく 「八乙女さん」 と 「本木さん」 でもなく、「ハルさん」 と 「アユさん」 。

愛称と敬称が混じった独特の距離感、というか距離感を詰めたいけれど詰め切れないっぽさある呼び方だ~。

今まで作品に出たことないタイプの登場人物なのに、いきなり造詣が深い。


なおこの4コマの主題は八乙女ハルルと本木アユムの長い付き合い。

本木アユムが八乙女ハルルの下ネタボケを、笑顔絶やさず無言で食い止める。その様子に成長を感じられる。

花見ツバキが作中初めて接した下ネタボケでもあるが、反応は押し黙る実質ノーリアクションだった。

花見ツバキは下ネタにどういう反応を返していくことになるのだろう? そこは次回以降のお楽しみか。


5本目 【圧】 も花見ツバキのオタク語りネタだ。

2コマ目、吹き出しに収まらない 「この初回限定版の特典映像ずっと見たかったんです」 がもう面白い。

だってこの吹き出し外のセリフ、なくても4コマは成立するものね。どれだけ気にせず語りたいのか、という圧もある。


そして突如として高校の日常ネタに挟み込まれる 【深夜の本木家】 【ニアミス】 という本木家ネタ。

本木ランがずぼらゆえに風呂上りに裸のまま自宅内を歩き回るシチュエーションだぞ。

下ネタ漫画でありお色気漫画ではないゆえ、裸体は露出がマジ全然ない描かれ方ですが。内容は少年誌を超えてそう。

本木ランが露出プレイで明確に性的興奮できる才能を読者にお届けだ。週刊少年マガジンなら規制がかかりそう。

ていうか自宅を裸で歩き回るだけで興奮できるのは感受性 (婉曲表現) が高すぎでは、と思わなくもない。

以前あった佐久間サクヤ先生の露出プレイネタも面白かったな。またあってほしいタイプのネタだ。


4コマパート最後の 【鶴巻スミレ(27)】 は、担任教師の鶴巻先生ネタ。

中学校編での門脇先生とか下の名前も年齢もついぞ明かされずだったが、鶴巻先生はいきなりの情報公開だ。

教師を目指した理由から、(性的かは不明だが) 嗜好までもがまろび出た。鶴巻先生もオタク要素ある感じか?


なお柱の登場人物紹介が今回また更新されている。高校生編がスタートしたからか。

花見ツバキの紹介文が追加された。本木ランは大学に進学したとか。本木アユムは公式に "ナイスボディー" とのこと。


後半ショート漫画パートは、高校生になった泉ルイともガールズトークするエピソード。

当たり前だけど八乙女ハルルたちとは制服が違う。何かお得感があるね。

泉ルイはイメチェンしたとのことで、トレードマークだったポニーテールの髪型にに変化あり!

あの長かったポニーテールが心機一転、ほどほどの長さのポニーテールに変化した! なお、それだけ。

ここで、あんまりイメチェンしたってほどではないよね、など俺の思ったことを代弁する登場人物は勿論いなかった。

イメチェン想像図として、黒ギャルになった泉ルイというifの姿は1コマ見ることができるけど。


友人きっかけに友人の友人と合流する。陰の者にとってはしんどみの発生を予想してしまうシチュエーションですが。

花見ツバキは臆することなく泉ルイといきなり仲良くなれてた。花見ツバキ、何か丁寧な振る舞いも見せているしな。


高校でもバレー部に入部した泉ルイ、高校でできた気の合う友達の存在を示唆するの巻。

読者的にはここのセリフ、今後に登場予定の新登場人物の匂わせか!? というメタ的な読解をしてしまう。


言わずもがな、泉ルイが気にしているのはガールズトークに不在の八乙女カイのことであった。

中学時代の写真として、武隈フユリが1コマだけ出演だ。ダブルピースを決めてて可愛いね。

高校の同級生に八乙女カイのウケが良いというこのエピソード、咄嗟に出た泉ルイの作り話ではと思うがどうか?

まあ泉ルイのリアクションはともかく、おいおい八乙女ハルルより本木アユムの方が焦ってるような反応をしているぞ。

八乙女ハルルは何事もなかったかのような反応だ。心のうちはどうなの? 自分が一番だし的な余裕だったりするのか?

高校生編でも八乙女カイをめぐるラブコメ展開は継続することをお見せして今月号はフィニッシュであった。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、ハルルに比べて発育のいいアユムは…!?" とのことだ。

柱の登場人物紹介で公式に 「ナイスボディー」 と明言された本木アユムですが、早速そこが取り上げられる模様。

むしろ担当編集者さんは次回の内容に引っ張られて人物紹介にナイスボディーと書いたのかもしれない。


今月の 『八乙女×2』 第48話 感想、単行本第4巻の内容紹介

2026年4月9日は別冊少年マガジンの発売日かつ、『八乙女×2』 単行本第4巻の発売日だ!!

しかも別冊少年マガジン2026年5月号では、『八乙女×2』 がセンターカラー!

センターカラーでも表紙や背表紙には 『八乙女×2』 が選出されていないですが……

次の単行本5巻発売時には、また 『八乙女×2』 が表紙&巻頭カラーを飾ってくれることに期待だ。


なお巻頭の企画ページには、氏家ト全先生から漫画 『姫騎士は蛮族の嫁』 への寄稿イラストが掲載されている。

寄稿イラストは、下記の通り『姫騎士は蛮族の嫁』 のアニメ版公式Twitterアカウントによる投稿でも確認できる。

このキャラクターは、 『姫騎士は蛮族の嫁』 の主人公 「セラフィーナ・ド・ラヴィラント」 だ。



そしてセンターカラーページを見ての通り、『八乙女×2』 の特別プレゼント企画が開催中!

"氏家先生直筆サイン色紙" か "特製クリアファイル" が抽選で当たるとのこと。締め切りは2026年5月8日だ。

なお、サイン色紙で直筆となる箇所は当選者氏名のみであるようだ。

イラストと氏家ト全先生のサインは、単行本2巻・3巻発売記念の抽選プレゼント色紙と同じなので印刷済みっぽい。

応募要項には 『八乙女×2』 の感想などもある。思いの丈を別マガ編集部に届けるチャンスでもあろう。


そして漫画本編は、センターカラーで開始!

このセンターカラーイラストは、単行本4巻表紙と同じイラストですね。

先述の抽選プレゼントである "特製クリアファイル" の絵柄も、同じカラーイラスト。


そのような訳で、今月の 『八乙女×2』 感想。

第48話 「高校生になった八乙女君と八乙女さん」 の感想だ。

前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが10ページ。

ショート漫画パートを増ページとして高校生編からの新登場人物紹介に力を割くページ配分だ!


前半4コマパートは、八乙女ハルルたちの入学式。

前回第47話冒頭の卒業式と同じ構図だ! セットになっている感が出ている。

単行本で読むと、中学の卒業式から間を置かずに高校の入学式で、一層連続している感じが味わえそう。

小学校の卒業式から中学校の入学式の時は使われていなかった工夫だ。


開幕からびっくり。八乙女ハルルの髪型が若干違う! イメチェンかな、って八乙女カイと同じことを思った。

前髪だけじゃなく、髪のまとめ方もツインテールっていうより二つ結びって感じだし。

大人っぽさを出すため高校生編はこれで行くのか……!? とまで思ったが、後半パートになれば元通りだった。


2本目 【空耳ちゃん】 、入学式中からいきなり途轍もない下ネタ空耳がぶち込まれており、かなり笑った。

式辞に関わる 『八乙女×2』 全読者の脳裏にこびりついてほしいね。

この下ネタ空耳をやるのが本木アユムなことに可能性を感じる。小説で磨かれた語彙力で下ネタの連想も捗るだろうし。


続く 【威風堂々】 【芦田会長】 では、芦田ホシノが松才高校生徒会長として再登場だ!

前年に松才高校に進学していた芦田ホシノ・武隈アキナとの再会は予想できたが、生徒会長とは予想外。

『生徒会役員共』 の天草シノと同じポジションってことですよ。2人とも名前が 「あ〇〇〇しの」 で名前も似ている。

ちなみに武隈アキナは生徒会書記だとか。こっちは名前が 『生徒会役員共』 と似ていない。なら芦田ホシノの方も偶然か?

もしや八乙女ハルルたちも生徒会に入って、『生徒会役員共』 再びか!? 今月時点ではそういう話は無かったけど。

高校2年生となったからなのか、オチでの芦田ホシノ・武隈アキナの関係性が少なからず変わったようで気になっちゃう。


次ページ 【いつも通り】 【八乙女×2】 では、担任教師の鶴巻先生が登場した。

予想していた読者も多かろう、第46話の入学試験回で試験官を務めていた先生が再登場だ。

それより 『八乙女×2』 中の4コマ漫画のタイトルで 【八乙女×2】 が出たことの方が驚きだ。

最終回や重要な回でもない日常回で、まさかのタイトル回収だ。そういや 『生徒会役員共』 でもそうだったな。

氏家ト全先生は、自作品におけるタイトル回収に特にこだわりを持たないタイプの漫画家さんであるようだ。


ほか、『八乙女×2』 の作中世界でも "八乙女" 姓は珍しい苗字なのだと伝わる描写がたまに繰り返しあるね。

一読者としてはメタ的に 「八乙女」 が氏家ト全先生の出身地である宮城県の地名と知っているから、不思議に思わないけど。

当の宮城県人の方にとって八乙女姓はどれだけレアなのだろう、そこの感覚は他県民的には謎だ。


【青春の1コマ】 【高校生デビュー】 は、8コマ漫画が2連続。正確には8コマ漫画と6コマ漫画か。いや7コマ漫画か?

コマ数の違いは2コマ連続ぶち抜き立ち絵によるものだ。どちらの8コマ漫画でも2コマぶち抜き立ち絵がある。

でも2コマぶち抜く際に枠線を残すか結合するかが、【青春の1コマ】 と 【高校生デビュー】 で何か使い分けられているな……

枠線を残すことで時間経過を感じられる効果が生まれる認識だが、ここではその効果を狙った構図ではないはずだし。

氏家ト全先生が2コマぶち抜きをする際、枠線を残すか残さないか? 人物を枠線の手前か奥に配置するか? その判断基準は謎だ。


シチュエーションは入学式後で、保護者の方との記念写真撮影だ。

八乙女ナルミ (八乙女カイ母) がスーツ姿だ! うわっ、母親のスーツ姿こういう場でのみ目にしがち。実感が伴う。

八乙女ナルミが昨日も高校生制服を着ていたオチには実感は伴わないですが (当たり前) 。

なお八乙女ハルコ (八乙女ハルル母) のほか、本木アユム母もいる。本木アユム母についての新情報は、後述します。

あと、八乙女ハルルと本木アユムの記念写真で取るポーズにも着目しておきたい。

八乙女ハルルたちが写真撮影する機会はこれまでより増えそうだし、今後どういうポーズを見せてくれるのか楽しみにしたい。


後半ショート漫画パートは、松才高校での各部活の入部体験イベントのエピソード。

新入生歓迎会として、午後の時間を丸々使ってのイベントだとか。

高校入学して間もないので、やはり同じ亀の頭中学校での友人同士で固まる八乙女ハルルたち。

書いていなかったけど、同じく松才高校を受験していた黒松君も合格して同級生になっていた。

八乙女ハルル、八乙女カイ、本木アユム、黒松君は高校でも同じクラスだ。

そして受験回で姿の無かった富谷君や川村ヒカリは、別の高校に進学したっぽい。今回登場していないので。

泉ルイや武隈フユリは今後も登場するはず。でも富谷君たちはどうなるのだろうな?

微妙なポジションと思われるし予想がつかない。個人的には、年一くらいで出番がありそうな気がしているが。


そして高校生編から新たな登場人物がお目見えだ! その名も、花見ツバキ

おそらく大方の読者の予想通り、第46話で妙に存在感があったモブ受験生。あの人です。

氏家ト全先生の漫画にしては随分とフィクションめいた氏名だな…… そう思ったら 「花見」 は実在する苗字だとか。

軽く検索した程度だが、福島県の方に由来する苗字であるらしい。しかも八乙女姓よりも花見姓の方が人口が多いらしい。


松才高校は色々な部活があるようで、バスケ部、演劇部、テニス部、書道部、競技かるた部、麻雀部、模型部が描かれた。

鶴巻先生は書道部顧問かな、演劇部の本木アユムのあがり方はイメージ通りだ、そして麻雀部で別の上がり方をする本木アユム。

なお、文芸部は松才高校には無いらしい。新しく部を作る展開にも今回はならなかった。

帰宅部もOKらしいし、中学生編のように八乙女ハルルたちが同じ部活に集まる展開は無いってことなのかな?

氏家ト全先生の漫画としては久しぶりに、同級生でも部活とか寮とか生徒会とかの同じコミュニティには所属しない展開か?


そして明らかになる花見ツバキの個性!

氏家ト全先生の作品的には下ネタ側なのか非下ネタ側なのかが気になるポイントですが、今回明かされたのはそこではなかった。

花見ツバキは、プラモデルなども好きなオタク系女子! しかも自分の趣味を 「親しい友人にも話したことがない」 のだとか。

い、陰の者だー! 氏家ト全先生の漫画では珍しいタイプの登場人物だ!

おしとやかとか、おとなしいとか、オタク系趣味とか、そういう登場人物は過去作にいた。でも性格は基本的に陽だった。

趣味的に一番近いのは過去作でいうに轟ネネだけど、タイプとしては全然違う。

自室でのプラモデル塗装作業中の脳内の独り言でも丁寧語になっちゃう、それが花見ツバキであった。

思えば武隈フユリも、属性的に表現すればネットミームで言うところの "メスガキ" であった。ここ数年の流行だよね。

それと比べれば前々から世の作品に採用されている属性だが、ヒロインなどのポジションが陰であるのも比較的新しいと言える。

氏家ト全先生、世の流行を見て、もし自作品に取り入れるならどういう登場人物にするか、とか考えておられるのだろうなあ。


見た目的には完全に陽! しかしてその実態は陰! それが花見ツバキ。

模型部で 「ダンヴァム マークIII フルーアーマーモード」 のプラモを目にして急に早口になる。

模型好きなのかと聞かれて、人に話してなかったことの言い訳をやはり早口で始めて何故か謝る。

昔ハマってたの一言で、急にダンヴァム全体での自分語りを一方的に早口で始めちゃう。

それが花見ツバキであった。なおダンヴァムとは作中世界におけるガンダムのことだろう。

そのような花見ツバキを八乙女ハルルたちはどのように見ているのか? それも描かれるぞ。

共感性羞恥とか人によっては覚える展開かもしれないが、『八乙女×2』 はやさしい世界なので多分大丈夫。

大丈夫じゃないのは陰の者が勝手に距離を取ってしまうからなのだよなああああ 俺が大丈夫ではなさそうになってしまった。

でも花見ツバキさんはまだ高校生なので道を踏み外すことなく八乙女ハルルたちに心を開くことができたご様子。幸多かれ。


なお最終ページの扉絵アオリによると、花見ツバキの特徴は 「美少女系」 であるようだ。そこなの?

外見は確かに作中屈指の正統派美少女だが。内面を紹介するべきじゃあないの。

いや、内面にあえて触れないことこそ今の世のやさしさなのか……? もう俺には分からない。

あと、『八乙女×2』 の作中で八乙女ハルルたちは小学生→中学生→高校生と年齢を重ねた。成長して身長も伸びた。

そのせいか、登場人物が最初から高校生である 『生徒会役員共』 と比べると、妙に身体つきがスラリと高身長に見えるね。

スラリとしているので高校生というより大学生みたいな雰囲気ある。身長はそのうち調整されていくかもしれない。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、まだまだ慣れない高校生活!!" とのことだ。

具体的な情報はゼロの次号予告だ。とりあえず、高校での日常生活を掘り下げるエピソードになる模様。

別の高校に進学した泉ルイの出番はあるのか? 受験生の武隈フユリは特に変わりないのか? そこも描かれたら嬉しいね。



・そしてここからは、『八乙女×2』 単行本第4巻の内容を紹介だ。

5巻にも中学生編は収録されるが、ほとんどは高校生編となる計算。よって実質4巻が中学生編最後の単行本と言えるかも。


単行本の詳細。

第4巻の収録内容は、第34話から第45話まで。

登場人物の紹介ページは無し。

表表紙の折り返しページには、氏家ト全先生の自画像と単行本コメントが掲載だ。

裏表紙の折り返しページは、泉ルイのデフォルメ顔が掲載。

単行本カバー下は、表紙ではロゴの位置が少し違う、裏表紙側では情報が減って修学旅行のしおり単独となっている。

背表紙は、表紙イラストの泉ルイだ。


単行本表紙は、やはりそうだと思った人も多かっただろう、既巻単行本とは異なるポーズの表紙だ。

もしも中学卒業で連載終了なら全巻とも同じ構図にする計画で、連載継続が決まったから表紙の構図を変えたのだと思う。

あと偶然かもしれないが、4巻だから表紙も4人、って意図があったりするのかも。

1巻は例外としても、2巻は2人、3巻は3人で巻数と人数が一致するし。


『八乙女×2』 単行本第4巻も、嬉しいことに恒例の描きおろし "おまけマンガ" 付き。今回は2ページ。

内容は、衝撃! 本木アユムと本木ランの母親である 「本木キョウホ」 が初めて顔を見せる!

ていうか本木キョウホって! アユム、ランと来てキョウホか~。いや作中の時系列的には逆ですけど。

歩行繋がりで歩・run・競歩の命名は強引すぎないかと思えるな。でも例えば漢字で 「京穂」 と書いてみれば自然な人名か?

なお本木キョウホ、氏家ト全先生の漫画では珍しいことに糸目の登場人物である模様。

過去作でいえば出島さんが思い出されるが、でも出島さんは糸目じゃなくて目を伏せた表現だと思う。普通に開眼もするし。


今月の 『八乙女×2』 第47話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第47話 「涙あふれる3月」 の感想だ。

ページ配分は、前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。いつも通りのページ配分だ。



前半4コマパートは、八乙女ハルルたちの卒業式。

開幕校歌斉唱する八乙女カイたちで幕開けだ。式典の様子はこの1ページ目のみ。

卒業式なので泣いている生徒もいれば泣かない生徒もいるけれど、見える範囲で最も号泣しているのは八乙女ハルルのようだ。

花粉症のせいもあってというオチだが、黒松君もまた何気に号泣している。花粉症か? あるいは素直に感極まっているのか?

ちなみに八乙女カイは全く泣いていない。ツッコミ役ゆえという解釈はさておき、割と男子の方が泣かない印象あるしな。


次の 【感動の余韻】 は、既に卒業式が終わった後。

生徒個々人がまだ残りたい人は残って級友や先生に挨拶している放課後的な時間帯ですね。

4コマのオチとしては誤字からの下ネタですが、いやこれは下ネタか……?

氏家ト全先生の漫画なので、芦田ホシノからの 「犬!?」 という返信は即座に脳内で 「メス犬」 と変換したのだけども。

読者によっては下ネタ関係ないただの誤字というオチ、と受け止めた人もあるかも。


3本目 【きれいな空気】 では、門脇先生と佐久間サクヤ先生が登場だ。

中学教師であるこの2人は、今回が最後の登場かもだよな…… 小学校で担任だった伏見先生とかその後一度も出番は無いし。

中学生編で出て来年度も中学に残る登場人物には武隈フユリもいるけど、武隈フユリがこの2人と絡むネタは来ない気がするし。

なおオチは 「お世話になりました」 の言葉を下ネタ的に解釈しようとする佐久間サクヤ先生だ。

初登場時は下ネタ側に翻弄されるポジションの雰囲気だったのに、今では横島ナルコ先生ばりの下ネタポジションに成長したな。

亀の頭中学校で佐久間サクヤ先生にそういう意味でお世話になった生徒はいるかは不明だ。そこは横島ナルコ先生との違いかも。


次の 【やさしい後輩】 では武隈フユリが登場だ。

1コマ目の武隈フユリは、往年のアスキーアートである "乙であります!" を彷彿とさせて良さがある。

本木アユムと武隈フユリがハグしてる2コマ目もめちゃ良いね……! 女子ならではのコミュニケーションって感じ。

武隈フユリの方がよしよしするのかよ、っていう逆転の感じも良き良き良き。3コマ目にもハグが続いているしさー。

4コマ目では武隈フユリの俗にいう "メスガキ" っぽさが炸裂するわけですが、語尾にハートマーク付けたセリフを発しているぞ!

この漫画の主要登場人物の中で最年少なのが武隈フユリですが、その上級生とかものともしない態度やら魅力あふれるね。

武隈アキナと姉妹なので自宅での姉妹ネタによる登場も確実だろうし。何というか、強い登場人物だな、と思った。


続く 【さよなら文芸部】では、とうとう亀の頭中学校文芸部の問題に触れられた。

第12話で八乙女カイたちが中学校に入学した回から登場した文芸部。そこともお別れだ。

八乙女ハルルも最初は文芸部の幽霊部員希望のやる気のなさだったのに、合宿にも参加したり積極的に部活に打ち込んでいた。

思い出いっぱいの文芸部。来年度からは部員が1名だけとなり文芸同好会に逆戻りかと思いきや……何と歴史がここで終わった。

武隈フユリの笑顔が綺麗すぎる。心からの笑顔だ、満面の笑みだ。


次の 【ロマンチストは語る】 と 【これはこれでよし】 は、卒業式の第2ボタンをめぐる8コマ漫画。

フィクション作品では王道中のド王道! ラブコメなら卒業式テンプレート展開のひとつである、第2ボタンエピソード!

『八乙女×2』 ではどのように描かれるのかと思いきや、見たことない形で描かれて仰天。

今を生きる中学生として卒業する八乙女ハルルたちは、誰も第2ボタンについての風習を知らないのであった……!

第2ボタンに反応したのは、10年から20年くらい前に中学生であった佐久間サクヤ先生ひとりのみ。

ロマンティックな展開になるかと思いきや、若人のドライな反応に撃沈するのみであった……

ちなみに丁度タイミングよく、2026年1月に第2ボタンの風習の認知度を学生服メーカーが調査していた。

【2026年最新】第二ボタンはもう古い?中高生1,200人に聞いた令和の卒業式トレンドと人気プレゼントまとめ

2026年1月に調べた結果、第2ボタンの風習を知っている中高生の割合は80%超だとか。

むしろ約20%も既に知らないの!? 95%くらいは認知度があると思っていた。

まあこの認知度なら、川村ヒカリは富谷君から第2ボタンをもらっていたかもしれない。


なお、佐久間サクヤ先生の 「それを捨てるなんてとんでもない!!」 は 『ドラゴンクエスト』 シリーズの名物セリフのひとつ。

突然のゲームネタのパロディじゃん~、とは世代の違いゆえに分からなかった読者もいるのかな……

というよりこれは、八乙女ハルルたちとの世代間ギャップを強調するべく、わざと昔ながらのネタを入れたのだろう。


世代の違いはどうあれ、そうした風習というかおまじない的なものを知れば気になってしまうのは人のサガ。

泉ルイがもちろんその第2ボタンの意味ゆえに、八乙女カイにアタックだー。

目論見は叶わなかったわけですが、別の形で成果には繋がるのであった。良かった良かった。

ここでいう番号とは、電話番号ってことですかね。LINE的なのでは既に繋がって……いるよな? いたかな?

しかしまあ泉ルイ、積極性では武隈フユリに、親密さでは八乙女ハルルに完敗だ。八乙女カイへの恋心が報われる日は来るのか?


4コマ漫画パートのラスト 【記念の1枚】 は、記念撮影をする8コマ漫画。

八乙女ハルルのこのボケは、もう完全に泉ルイの恋心を把握していないと出てこないセリフでしょ……!

この一言、高校生編も八乙女ハルルと八乙女カイと泉ルイとの関係性は続くのだろうな~って匂わせてきてると感じたよ。


後半ショート漫画パートは、志望校の合格発表エピソード。

というか実質、泉ルイが志望校である星麗高校の合格発表を見に行くエピソード。

八乙女カイ・八乙女ハルル・本木アユムは、志望校の松才高校にすんなり合格していた。


このエピソードが始まった時、かなり緊張したよ! 合格発表エピソードで泉ルイが主役になるとは思っていなかったので。

つまり、1人だけ他の高校に進学希望の泉ルイをあえて描くってことは、もしかして志望校に落ちる展開が来るのでは……!?

志望校に落ちて実は第二志望校とかで松才高校を受けていて、結局みんなと同じ高校に行く展開になるのでは……!?

そういう未来を予想したので、特に緊張した次第だ。


高校受験の合格発表って現代ならWebで見れそう。そう思って検索したら、むしろWeb発表のみって高校もあるようだ。時代……!

とはいえ合格発表を現地で見て悲喜こもごもなシーンは今なおニュースで流れるし、令和でも現地で合否を知りたい派も多いのだろう。

泉ルイはその現地で合否を知りたい派みたいね。同行する八乙女ハルルたちは、現地に赴いたのかどうなのか?

赴いたかは不明だが、とりあえず高校合格でダブルピース決める八乙女ハルルが素敵なので見逃さないようにしたい。可愛い。


"666" といえば悪魔の数字でありオーメンですが、八乙女ハルルにかかれば下ネタの材料でしかなかった。

この日を記念して、八乙女ハルル・本木アユム・泉ルイの三人娘で横並びでこのポーズする記念写真とか取れば良かったのに。

まあ八乙女ハルルがこの下ネタを発した後となっては、ありえない未来ですが。


そして泉ルイに訪れる残酷な未来!

合格発表のこの日にこうなるとは、本人も周囲も予期していなかったであろう。突然の涙、そして鼻水。花粉症の発症である。

1年後の 『八乙女×2』 からは、八乙女ハルルに加わり泉ルイもまた同じように花粉症のボケを見せるようになるのかもな。

ボケじゃないよ好きでやってることじゃないよ、と当人からは激昂した反応が返されそうな予想だけども。


最終ページ。見事に志望校に合格した泉ルイたちの帰り道、というシーンが中学生生活のラストを飾った。

明るい未来への喜びを文学的に表現する本木アユム、直接的に表現する泉ルイ、下ネタ的に繋げる八乙女ハルル。三者三葉であった。


今月の感想終了。

次回予告は "次回センターカラー、新生活&高校入学式!!" とのことだ。

次号の発売日は4月9日(木)であり、『八乙女×2』 の最新単行本4巻発売日でもあるよ!

センターカラーページ付きであるというのも嬉しいね。描きおろしカラーであることを期待したい。

なお、表紙と巻頭カラーには惜しくも別の漫画が選出されていた。何とそっちの漫画が同日からTVアニメ放送開始なのだとさ。

じゃあ流石にやむなしか……

高校生編では先に松才高校に進学した、武隈アキナと芦田ホシノに出番があるだろう。新登場人物の姿もあるだろうね。

氏家ト全先生はたまに同じネタを繰り出すことがあるので、八乙女カイたちと初対面ならではのネタとかまたありそう。

第12話であった 「必殺技名に自分の名前入れても映えそう」 的なネタとかまた来てほしいね。

ド直球に八乙女って必殺技みたいな名前だね、とか来たら格闘ゲーマーとしての方の自分は喜んでしまうな。


今月の 『八乙女×2』 第46話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第46話 「がんばる受験生」 の感想だ。

ページ配分は、前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。基本パターンのページ配分だ。



本編に入る前に、『八乙女×2』 単行本4巻は2026年4月9日 (木) 発売決定のお知らせが1ページ目にあった。

八乙女ハルルたちの高校入学が描かれるだろう、4月発売号の別マガと同時発売のはず!

中学生編開始時と同じく、4月発売号の別マガでは 『八乙女×2』 が表紙&センターカラーになると予想できるね。こりゃ楽しみだ。


そして本編、前半4コマパートは、八乙女ハルルたちの高校受験。

描かれたのは、松才高等学校の入学試験会場のみ。そして次号は卒業式。つまり泉ルイの受験エピソードは描かれない。

『八乙女×2』 の主役は八乙女ハルルたちなのだなと、再確認できるような展開だ。

ちなみに姿を確認できるのは、八乙女ハルル・八乙女カイ・本木アユム・黒松君の4名だ。

泉ルイのほか、富谷君と川村ヒカリの姿も無い。

もしかして小学生編から一緒だった富谷君たちは、他校に進学で高校生編から出番なしの可能性ある? 予想していなかったな。

ちなみにオチは一切絵に描かれないですが、文字通りふんどしを締めてきたという八乙女ハルル。

単行本おまけで八乙女ハルルのふんどし姿を期待と思ったが、まあ氏家ト全先生はそれを描かないタイプの漫画家さんであった。


2本目 【イメトレ】 は、1コマ目に注目!

手前にいるモブ受験生、これって高校生編で八乙女カイたちと同級生になる新登場人物の先行お披露目じゃない?

他にもモブ受験生は描かれているけど、この受験生だけ妙に目立っているし。

そういう新登場人物を先にチラッと登場させるの、氏家ト全先生は過去にも数回やってたことがあるし。絶対そうだと思う。


なおオチは下ネタギャグに笑ってリラックスしちゃう本木アユムなのですが。

それより普段なら3,4コマ目に分割される下ネタ会話が1コマに収められてる3コマ目こそ良さがあるよね。

2コマ分のテンポが1コマで消化されてて高速の掛け合いというリズムが生まれているからだろうか?

もし 『八乙女×2』 のコマを抜粋してシールとかに商品化する企画があったら、このコマを推したいね。1コマで完結してるし。


次ページ 【心の準備】 は、いよいよ入学試験開始の8コマ漫画。

このページに出てくる試験官の先生は、高校生編で八乙女ハルルたちの担任教師になりそうな予感がするね。

こちらもまた "妙に存在感があるから新登場人物の先出しだろう" という予想だ。

あと後半では別の試験官の先生の姿もあるけど、そちらは別に今回限りの出番という気がする。

オチは 「8」 の字を見て、受験中だというのに下ネタを連想してしまう八乙女ハルル。この下ネタ連想は初めて見た。

どうやら入学試験も八乙女ハルルにとっては平常心を保てるくらいの難易度だったようだ。こりゃ合格間違いなしだな。


【クールタイム】 では泉ルイからLINE的なメッセージが届く。姿は無いけど役割はあった。

ていうか現代だと、スマホがあるから試験の合間の休み時間にこうして友人との応援メッセージのやり取りが可能なのだな。

何を今更当たり前のことをという話だが、隔世の感があるなと思ってしまった……


4コマパート最後の 【解放感】 は、受験が終わった直後のシーンだ。つまり合格発表は今月はされない!

まさにオチもその点であり、理論上は次号の合格発表で八乙女ハルルたちが松才高校に落ちてる可能性もある。

まあ氏家ト全先生の作風的に不合格はありえないだろう。そうしたタイプのドラマを設ける漫画家さんではない認識だ。

富谷君・黒松君・川村ヒカリの誰かが、第一志望は不合格で滑り止めに行く、みたいな話をサラリと語る展開ならあるか……?

いや、次号の合格発表では、特に誰も不合格になったという話をしないだろうと思う。そういう風に俺は予想するね。


後半ショート漫画パートは、受験は実質関係なし! 武隈家でのゆるふわ日常エピソードだ。

登場人物は、高校1年生の武隈アキナ・芦田ホシノと、中学2年生の武隈フユリ、この3名だけ。全員とも受験はない学年だ。

八乙女ハルルたちが一年近く受験勉強に勤しむ姿を読者は目にしてきたが、この後半パートは別世界のようなのんびりムードだ。

半ページほど八乙女ハルルたちの受験について語られるけど、すぐに話題は武隈アキナについてに移っていたし。


自宅で自分用ジュースに名前を書くのに 「武隈」 と苗字の方を書いてしまう武隈アキナ。どういうドジっ子だ。

まあ高校で入った部活とかで、苗字で自分の名前を書き慣れているからってことなのだろうけど。


ショート漫画パートゆえ大きく作画できるメリットを活かして、武隈姉妹のペアストレッチに誌面が割かれたよ。

第22話で八乙女ハルルもやってた開脚ストレッチだ。

6ページ中2ページ半くらいが開脚ストレッチ描写として数えられる割合。良いね。

最終ページは、構図だけなら直球のサービスシーンたり得るぞ。お色気漫画であれば確実にそう描かれている場面だ。

まあ 『八乙女×2』 は下ネタギャグ漫画なので、武隈フユリも武隈アキナもきちんと服を着てのこのシーンですが。

いや、日常的な服を着てのこのシーンだからこそ非日常感が余計に出てえっちなのか……?

ともかく芦田ホシノだけが下ネタ的に解釈してるの笑う。高校入学後も芦田ホシノは変わらず下ネタキャラであるようだ。


……というのは今これを書きながらの感想であり、正直初めて読んでいた時の感想は別だった。

つまり、「ページをめくったら "次号最終回" みたいなアオリがあったらどうしよう!?」 という緊張感に怯えて読んでいたよ。

氏家ト全先生の過去作を振り返るに、学校卒業のタイミングで最終回を迎えがちなのでな。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、合格発表&卒業式!! 人生の節目やね。" とのことだ。

やったぜ! 次号最終回みたいなアオリは無し! 勝ったな(何がだ

卒業式なので八乙女ハルルたちの中学校編も最後のエピソードとなるわけですが、合格しているかは不明なのよな。

泉ルイが星麗高校に不合格だったので松才高校に進学してまた同級生、みたいに展開されたらどうしよう? さすがに無いか。

とりあえず、来月号の次号予告は「次回、ついに高校生編がスタート!! 表紙&巻頭カラー」 の言葉があると期待したい。