今月の 『八乙女×2』 第47話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第47話 「涙あふれる3月」 の感想だ。

ページ配分は、前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。いつも通りのページ配分だ。



前半4コマパートは、八乙女ハルルたちの卒業式。

開幕校歌斉唱する八乙女カイたちで幕開けだ。式典の様子はこの1ページ目のみ。

卒業式なので泣いている生徒もいれば泣かない生徒もいるけれど、見える範囲で最も号泣しているのは八乙女ハルルのようだ。

花粉症のせいもあってというオチだが、黒松君もまた何気に号泣している。花粉症か? あるいは素直に感極まっているのか?

ちなみに八乙女カイは全く泣いていない。ツッコミ役ゆえという解釈はさておき、割と男子の方が泣かない印象あるしな。


次の 【感動の余韻】 は、既に卒業式が終わった後。

生徒個々人がまだ残りたい人は残って級友や先生に挨拶している放課後的な時間帯ですね。

4コマのオチとしては誤字からの下ネタですが、いやこれは下ネタか……?

氏家ト全先生の漫画なので、芦田ホシノからの 「犬!?」 という返信は即座に脳内で 「メス犬」 と変換したのだけども。

読者によっては下ネタ関係ないただの誤字というオチ、と受け止めた人もあるかも。


3本目 【きれいな空気】 では、門脇先生と佐久間サクヤ先生が登場だ。

中学教師であるこの2人は、今回が最後の登場かもだよな…… 小学校で担任だった伏見先生とかその後一度も出番は無いし。

中学生編で出て来年度も中学に残る登場人物には武隈フユリもいるけど、武隈フユリがこの2人と絡むネタは来ない気がするし。

なおオチは 「お世話になりました」 の言葉を下ネタ的に解釈しようとする佐久間サクヤ先生だ。

初登場時は下ネタ側に翻弄されるポジションの雰囲気だったのに、今では横島ナルコ先生ばりの下ネタポジションに成長したな。

亀の頭中学校で佐久間サクヤ先生にそういう意味でお世話になった生徒はいるかは不明だ。そこは横島ナルコ先生との違いかも。


次の 【やさしい後輩】 では武隈フユリが登場だ。

1コマ目の武隈フユリは、往年のアスキーアートである "乙であります!" を彷彿とさせて良さがある。

本木アユムと武隈フユリがハグしてる2コマ目もめちゃ良いね……! 女子ならではのコミュニケーションって感じ。

武隈フユリの方がよしよしするのかよ、っていう逆転の感じも良き良き良き。3コマ目にもハグが続いているしさー。

4コマ目では武隈フユリの俗にいう "メスガキ" っぽさが炸裂するわけですが、語尾にハートマーク付けたセリフを発しているぞ!

この漫画の主要登場人物の中で最年少なのが武隈フユリですが、その上級生とかものともしない態度やら魅力あふれるね。

武隈アキナと姉妹なので自宅での姉妹ネタによる登場も確実だろうし。何というか、強い登場人物だな、と思った。


続く 【さよなら文芸部】では、とうとう亀の頭中学校文芸部の問題に触れられた。

第12話で八乙女カイたちが中学校に入学した回から登場した文芸部。そこともお別れだ。

八乙女ハルルも最初は文芸部の幽霊部員希望のやる気のなさだったのに、合宿にも参加したり積極的に部活に打ち込んでいた。

思い出いっぱいの文芸部。来年度からは部員が1名だけとなり文芸同好会に逆戻りかと思いきや……何と歴史がここで終わった。

武隈フユリの笑顔が綺麗すぎる。心からの笑顔だ、満面の笑みだ。


次の 【ロマンチストは語る】 と 【これはこれでよし】 は、卒業式の第2ボタンをめぐる8コマ漫画。

フィクション作品では王道中のド王道! ラブコメなら卒業式テンプレート展開のひとつである、第2ボタンエピソード!

『八乙女×2』 ではどのように描かれるのかと思いきや、見たことない形で描かれて仰天。

今を生きる中学生として卒業する八乙女ハルルたちは、誰も第2ボタンについての風習を知らないのであった……!

第2ボタンに反応したのは、10年から20年くらい前に中学生であった佐久間サクヤ先生ひとりのみ。

ロマンティックな展開になるかと思いきや、若人のドライな反応に撃沈するのみであった……

ちなみに丁度タイミングよく、2026年1月に第2ボタンの風習の認知度を学生服メーカーが調査していた。

【2026年最新】第二ボタンはもう古い?中高生1,200人に聞いた令和の卒業式トレンドと人気プレゼントまとめ

2026年1月に調べた結果、第2ボタンの風習を知っている中高生の割合は80%超だとか。

むしろ約20%も既に知らないの!? 95%くらいは認知度があると思っていた。

まあこの認知度なら、川村ヒカリは富谷君から第2ボタンをもらっていたかもしれない。


なお、佐久間サクヤ先生の 「それを捨てるなんてとんでもない!!」 は 『ドラゴンクエスト』 シリーズの名物セリフのひとつ。

突然のゲームネタのパロディじゃん~、とは世代の違いゆえに分からなかった読者もいるのかな……

というよりこれは、八乙女ハルルたちとの世代間ギャップを強調するべく、わざと昔ながらのネタを入れたのだろう。


世代の違いはどうあれ、そうした風習というかおまじない的なものを知れば気になってしまうのは人のサガ。

泉ルイがもちろんその第2ボタンの意味ゆえに、八乙女カイにアタックだー。

目論見は叶わなかったわけですが、別の形で成果には繋がるのであった。良かった良かった。

ここでいう番号とは、電話番号ってことですかね。LINE的なのでは既に繋がって……いるよな? いたかな?

しかしまあ泉ルイ、積極性では武隈フユリに、親密さでは八乙女ハルルに完敗だ。八乙女カイへの恋心が報われる日は来るのか?


4コマ漫画パートのラスト 【記念の1枚】 は、記念撮影をする8コマ漫画。

八乙女ハルルのこのボケは、もう完全に泉ルイの恋心を把握していないと出てこないセリフでしょ……!

この一言、高校生編も八乙女ハルルと八乙女カイと泉ルイとの関係性は続くのだろうな~って匂わせてきてると感じたよ。


後半ショート漫画パートは、志望校の合格発表エピソード。

というか実質、泉ルイが志望校である星麗高校の合格発表を見に行くエピソード。

八乙女カイ・八乙女ハルル・本木アユムは、志望校の松才高校にすんなり合格していた。


このエピソードが始まった時、かなり緊張したよ! 合格発表エピソードで泉ルイが主役になるとは思っていなかったので。

つまり、1人だけ他の高校に進学希望の泉ルイをあえて描くってことは、もしかして志望校に落ちる展開が来るのでは……!?

志望校に落ちて実は第二志望校とかで松才高校を受けていて、結局みんなと同じ高校に行く展開になるのでは……!?

そういう未来を予想したので、特に緊張した次第だ。


高校受験の合格発表って現代ならWebで見れそう。そう思って検索したら、むしろWeb発表のみって高校もあるようだ。時代……!

とはいえ合格発表を現地で見て悲喜こもごもなシーンは今なおニュースで流れるし、令和でも現地で合否を知りたい派も多いのだろう。

泉ルイはその現地で合否を知りたい派みたいね。同行する八乙女ハルルたちは、現地に赴いたのかどうなのか?

赴いたかは不明だが、とりあえず高校合格でダブルピース決める八乙女ハルルが素敵なので見逃さないようにしたい。可愛い。


"666" といえば悪魔の数字でありオーメンですが、八乙女ハルルにかかれば下ネタの材料でしかなかった。

この日を記念して、八乙女ハルル・本木アユム・泉ルイの三人娘で横並びでこのポーズする記念写真とか取れば良かったのに。

まあ八乙女ハルルがこの下ネタを発した後となっては、ありえない未来ですが。


そして泉ルイに訪れる残酷な未来!

合格発表のこの日にこうなるとは、本人も周囲も予期していなかったであろう。突然の涙、そして鼻水。花粉症の発症である。

1年後の 『八乙女×2』 からは、八乙女ハルルに加わり泉ルイもまた同じように花粉症のボケを見せるようになるのかもな。

ボケじゃないよ好きでやってることじゃないよ、と当人からは激昂した反応が返されそうな予想だけども。


最終ページ。見事に志望校に合格した泉ルイたちの帰り道、というシーンが中学生生活のラストを飾った。

明るい未来への喜びを文学的に表現する本木アユム、直接的に表現する泉ルイ、下ネタ的に繋げる八乙女ハルル。三者三葉であった。


今月の感想終了。

次回予告は "次回センターカラー、新生活&高校入学式!!" とのことだ。

次号の発売日は4月9日(木)であり、『八乙女×2』 の最新単行本4巻発売日でもあるよ!

センターカラーページ付きであるというのも嬉しいね。描きおろしカラーであることを期待したい。

なお、表紙と巻頭カラーには惜しくも別の漫画が選出されていた。何とそっちの漫画が同日からTVアニメ放送開始なのだとさ。

じゃあ流石にやむなしか……

高校生編では先に松才高校に進学した、武隈アキナと芦田ホシノに出番があるだろう。新登場人物の姿もあるだろうね。

氏家ト全先生はたまに同じネタを繰り出すことがあるので、八乙女カイたちと初対面ならではのネタとかまたありそう。

第12話であった 「必殺技名に自分の名前入れても映えそう」 的なネタとかまた来てほしいね。

ド直球に八乙女って必殺技みたいな名前だね、とか来たら格闘ゲーマーとしての方の自分は喜んでしまうな。


今月の 『八乙女×2』 第46話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第46話 「がんばる受験生」 の感想だ。

ページ配分は、前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。基本パターンのページ配分だ。



本編に入る前に、『八乙女×2』 単行本4巻は2026年4月9日 (木) 発売決定のお知らせが1ページ目にあった。

八乙女ハルルたちの高校入学が描かれるだろう、4月発売号の別マガと同時発売のはず!

中学生編開始時と同じく、4月発売号の別マガでは 『八乙女×2』 が表紙&センターカラーになると予想できるね。こりゃ楽しみだ。


そして本編、前半4コマパートは、八乙女ハルルたちの高校受験。

描かれたのは、松才高等学校の入学試験会場のみ。そして次号は卒業式。つまり泉ルイの受験エピソードは描かれない。

『八乙女×2』 の主役は八乙女ハルルたちなのだなと、再確認できるような展開だ。

ちなみに姿を確認できるのは、八乙女ハルル・八乙女カイ・本木アユム・黒松君の4名だ。

泉ルイのほか、富谷君と川村ヒカリの姿も無い。

もしかして小学生編から一緒だった富谷君たちは、他校に進学で高校生編から出番なしの可能性ある? 予想していなかったな。

ちなみにオチは一切絵に描かれないですが、文字通りふんどしを締めてきたという八乙女ハルル。

単行本おまけで八乙女ハルルのふんどし姿を期待と思ったが、まあ氏家ト全先生はそれを描かないタイプの漫画家さんであった。


2本目 【イメトレ】 は、1コマ目に注目!

手前にいるモブ受験生、これって高校生編で八乙女カイたちと同級生になる新登場人物の先行お披露目じゃない?

他にもモブ受験生は描かれているけど、この受験生だけ妙に目立っているし。

そういう新登場人物を先にチラッと登場させるの、氏家ト全先生は過去にも数回やってたことがあるし。絶対そうだと思う。


なおオチは下ネタギャグに笑ってリラックスしちゃう本木アユムなのですが。

それより普段なら3,4コマ目に分割される下ネタ会話が1コマに収められてる3コマ目こそ良さがあるよね。

2コマ分のテンポが1コマで消化されてて高速の掛け合いというリズムが生まれているからだろうか?

もし 『八乙女×2』 のコマを抜粋してシールとかに商品化する企画があったら、このコマを推したいね。1コマで完結してるし。


次ページ 【心の準備】 は、いよいよ入学試験開始の8コマ漫画。

このページに出てくる試験官の先生は、高校生編で八乙女ハルルたちの担任教師になりそうな予感がするね。

こちらもまた "妙に存在感があるから新登場人物の先出しだろう" という予想だ。

あと後半では別の試験官の先生の姿もあるけど、そちらは別に今回限りの出番という気がする。

オチは 「8」 の字を見て、受験中だというのに下ネタを連想してしまう八乙女ハルル。この下ネタ連想は初めて見た。

どうやら入学試験も八乙女ハルルにとっては平常心を保てるくらいの難易度だったようだ。こりゃ合格間違いなしだな。


【クールタイム】 では泉ルイからLINE的なメッセージが届く。姿は無いけど役割はあった。

ていうか現代だと、スマホがあるから試験の合間の休み時間にこうして友人との応援メッセージのやり取りが可能なのだな。

何を今更当たり前のことをという話だが、隔世の感があるなと思ってしまった……


4コマパート最後の 【解放感】 は、受験が終わった直後のシーンだ。つまり合格発表は今月はされない!

まさにオチもその点であり、理論上は次号の合格発表で八乙女ハルルたちが松才高校に落ちてる可能性もある。

まあ氏家ト全先生の作風的に不合格はありえないだろう。そうしたタイプのドラマを設ける漫画家さんではない認識だ。

富谷君・黒松君・川村ヒカリの誰かが、第一志望は不合格で滑り止めに行く、みたいな話をサラリと語る展開ならあるか……?

いや、次号の合格発表では、特に誰も不合格になったという話をしないだろうと思う。そういう風に俺は予想するね。


後半ショート漫画パートは、受験は実質関係なし! 武隈家でのゆるふわ日常エピソードだ。

登場人物は、高校1年生の武隈アキナ・芦田ホシノと、中学2年生の武隈フユリ、この3名だけ。全員とも受験はない学年だ。

八乙女ハルルたちが一年近く受験勉強に勤しむ姿を読者は目にしてきたが、この後半パートは別世界のようなのんびりムードだ。

半ページほど八乙女ハルルたちの受験について語られるけど、すぐに話題は武隈アキナについてに移っていたし。


自宅で自分用ジュースに名前を書くのに 「武隈」 と苗字の方を書いてしまう武隈アキナ。どういうドジっ子だ。

まあ高校で入った部活とかで、苗字で自分の名前を書き慣れているからってことなのだろうけど。


ショート漫画パートゆえ大きく作画できるメリットを活かして、武隈姉妹のペアストレッチに誌面が割かれたよ。

第22話で八乙女ハルルもやってた開脚ストレッチだ。

6ページ中2ページ半くらいが開脚ストレッチ描写として数えられる割合。良いね。

最終ページは、構図だけなら直球のサービスシーンたり得るぞ。お色気漫画であれば確実にそう描かれている場面だ。

まあ 『八乙女×2』 は下ネタギャグ漫画なので、武隈フユリも武隈アキナもきちんと服を着てのこのシーンですが。

いや、日常的な服を着てのこのシーンだからこそ非日常感が余計に出てえっちなのか……?

ともかく芦田ホシノだけが下ネタ的に解釈してるの笑う。高校入学後も芦田ホシノは変わらず下ネタキャラであるようだ。


……というのは今これを書きながらの感想であり、正直初めて読んでいた時の感想は別だった。

つまり、「ページをめくったら "次号最終回" みたいなアオリがあったらどうしよう!?」 という緊張感に怯えて読んでいたよ。

氏家ト全先生の過去作を振り返るに、学校卒業のタイミングで最終回を迎えがちなのでな。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、合格発表&卒業式!! 人生の節目やね。" とのことだ。

やったぜ! 次号最終回みたいなアオリは無し! 勝ったな(何がだ

卒業式なので八乙女ハルルたちの中学校編も最後のエピソードとなるわけですが、合格しているかは不明なのよな。

泉ルイが星麗高校に不合格だったので松才高校に進学してまた同級生、みたいに展開されたらどうしよう? さすがに無いか。

とりあえず、来月号の次号予告は「次回、ついに高校生編がスタート!! 表紙&巻頭カラー」 の言葉があると期待したい。


今月の 『八乙女×2』 第45話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第45話 「今年もあれこれ」 の感想だ。

前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。基本パターンのページ配分だ。



前半4コマパートは、お正月らしさある冬休みの日常生活エピソード。

八乙女カイ母が八乙女ハルルを使ってド直球の下ネタを八乙女カイに振る開幕のネタ、今までより踏み込んできてる感がある。

八乙女ハルルはこの下ネタをどういう気持ちで聞いているの!? 八乙女カイ母と八乙女ハルルの間柄ならギャグで済む範疇なの?

もはや発言と裏腹に、八乙女ハルルに手を出してほしいと思っての発言では。それともただのウザ絡みなの?

とりあえず言えるのは、もしも八乙女カイがこの下ネタに乗ったら八乙女ハルルからも八乙女カイ母からも真面目に叱られそう。


【ゲンを担ぐ】 【おすそわけ】 は、八乙女カイと八乙女ハルルが2人で受験勉強にいそしむネタ。

志望校の学校名はハッキリしているのに、セリフで校名を出さず 「志望校」 と言わせるところが漫画のテクニックだ。

ほか、おっぱいマウスパッドが受験のゲン担ぎアイテムとして出てくるの、冷静に考えて予想外のオチすぎる。

下ネタギャグ漫画は世に数あれど、このオチは氏家ト全先生の漫画くらいでは。


【奥まで入っちゃう】 【それはそれ これはこれ】 は、本木姉妹のネタ。

局部に仕込んだ大人のオモチャが転んだ拍子に奥まで入ってしまうという下ネタ、氏家ト全先生の漫画でたまにある下ネタだ。

読者的にはおなじみ~という印象だが、本木アユムは初めて聞いたボケなのかあまりに下ネタすぎて驚いた模様。

本木アユム的には下ネタは新年早々は言わないものなのだな……いやそれはそうかもだな……


【ラン×ルイ】 【ハルル×ルイ】 は、LINE的なアプリでのやり取りネタ。こちらもたまにあるパターンのネタだ。

氏家ト全先生の漫画では、スマホは 『生徒会役員共』 の連載途中から登場し始めたのよな。無論LINEも同様。隔世の感がある。

まあネットを介してのやりとり自体は、デビュー作 『妹は思春期』 からネット掲示板でのネタがあったけど。

普通の会話シーンと違って、メッセージでのやり取りなら作画コストを下げられる、という製作上の都合とかあるのかもしれない。

それはそうと、本木ランと泉ルイが個人的にライン交換して縁があるの良いっすね。世界観の広がりを感じるというか。

本木ランの登録名が "ラン姉" なのは小技だが親しさが表れてる感じだし。ラン姉ちゃんという小ボケではないと思う。


後半ショート漫画パートは、高校受験の面接に備えて練習するエピソード。

八乙女ハルルたちが受験する松才高校は面接試験があるのだなあ。

氏家ト全先生の過去作 『濱中アイ』 でも、高校受験を控えた主人公たちが面接の練習をする展開があった。

高校受験が作中に出てくる漫画をあまり読んだ記憶がないが、漫画の高校受験で面接練習シーンは珍しいように思う。

氏家ト全先生にとって、高校受験なら面接があるのはお約束なのだろうか。

それはそうと、ショート漫画パート1ページ目の長文ツッコミは笑った。


そして披露される八乙女ハルルの満面の笑み。100点満点の笑顔だ! 八乙女ハルルらしからぬ爽やかな微笑み。

笑顔を目にしての反応は4人それぞれだが、俺も八乙女カイみたいにビックリしたわ……

武隈フユリの反応はどういうリアクションなのだろう、素直にイイネと思ってるみたいだけど。とりあえず後輩っぽさがあり良い。


ラスト1ページ前、突然の八乙女ハルルと武隈フユリのサービスシーンにまたビックリ。サービスシーンか?? サービスシーンだな。

今の世の読者はさー、100点満点の笑顔の八乙女ハルルと、ドSな視線の八乙女ハルル、一体どちらを魅力的だと感じるのだろう?

昭和の時代なら、疑う余地なく爽やかな笑顔の八乙女ハルルが正しく魅力的なヒロインとして判断されたであろう!

しかし令和は多様性の時代、ドSな視線の八乙女ハルルこそ魅力的と感じる読者の方が6:4、いや7:3くらいで多いと思う! どうか?

氏家ト全先生的にもそこが気になって今回の 『八乙女×2』 で2通りの八乙女ハルルの笑顔を入れてみたのでは?(深読み

八乙女ハルルだけでなく武隈フユリのドSな視線も同時に味わえるページなのでまた美味しい。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、受験本番の2月。武隈姉妹の日常も!!" とのことだ。

3月発売号は卒業式がメインだろうから、受験の様子が描かれるのは次回2月発売号のみと予想する。

門脇先生と佐久間サクヤ先生の出番も残り2話という可能性は充分に高い。

無いとは思うが、もし仮に万が一 『八乙女×2』 が中学生編で最終回なら 「次号、最終回」 のアオリが載る号にもなる理屈か。

氏家ト全先生の漫画は過去作を見るに、学校卒業のタイミングで最終回になる割合が半々くらいなので、それなりに恐れがある。

いや俺としては高校生編へと続いて、3月発売号で 「次号、高校生編がスタート!! 表紙&巻頭カラー」 の予告があると信じているけど!


今月の 『八乙女×2』 第44話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第44話 「体調管理をしっかりね」 の感想だ。

ページ配分は、前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。日常回に戻った感じあるページ配分だ。



前半4コマパートは、風邪対策ネタがテーマ。

開幕から八乙女ハルルがマスク姿で読者の方向に挨拶だ。この始まり方、第8話のセルフオマージュかも。

第8話のマスクは見た目のため付けてたけど、今は受験生だけあり風邪予防目的だ。

ついでに第8話を今から読み返すと、八乙女ハルルが明らかに小学生なので今の成長っぷりにビックリできる。

ていうか八乙女ハルルが見ている映像、モザイクがかかっている映像なのだな。

モザイクなしで修正が無の映像ではありません、という配慮や氏家ト全先生のこだわりが込められた下ネタかもしれない。


【ルイの対策】 【アユムの対策】 【佐久間先生の対策】 は、3本連続で個々人の風邪対策ネタ。

うがい・手洗い、みかんを食べる、しょうが湯を飲む。各自の個性を感じられそうだ。

毎日食べられるくらい本木家ではみかん買っているのだなあ、など思った。姉:本木ランも受験生だし毎日食べていそう。

しょうが湯を飲んだ感じ、媚薬を飲んだ感じと本当に近いのかどうなのか?

後半ショート漫画パートを読むに、佐久間サクヤ先生の個人の感想っていうか体質、という可能性あるかも。


【風邪耐性100%】 、武隈フユリは生まれてこの方風邪ひいたことないとか明らかに。

ちなみに姉:武隈アキナは風邪をひいて寝込んでいるそうな。受験生だった去年に風邪じゃなくて助かったね。

ともあれ風邪ひいたことない武隈フユリからは、風邪対策エピソードはドロップせず。

代わりに成績は平均より上という話が出た。"バカは風邪をひかない" のことわざを踏まえたエピソードである。

日本の諺 "バカは風邪をひかない" 、今ちょっと検索したら遅くとも江戸時代にはあることわざらしい。

こういうネタって海外向けに翻訳された単行本が出るとき、注釈が付いたりしているのだろうか。謎である。


【しっとりじめじめ】 は、8コマ漫画。

細かいポイントだが、泉ルイの 「私のネックウォーマー貸すか!?」 がスゲェ良いですよねこのネタ……! 何故か良さがある。

メインのオチじゃないけど、登場人物を掘り下げたり世界観を広げてくれる小ネタって味わいがある。

この8コマで一番の見所と感じたね。まあこの泉ルイは、八乙女カイと武隈フユリの2人マフラーへの前フリだったわけですが。


【即堕ちハルル】 というインパクトあるタイトルの8コマ漫画が来た!

まあ散々風邪対策をした翌日に風邪ひいた、という内容ですが。

何気に八乙女カイと八乙女ハルルの2人一緒の下校シーンは珍しいかも。2人一緒の登校シーンはたまにある。

登校よりも下校はタイミングわざわざ合わせる必要性が強くなるものな。同じ部活とはいえ。


後半ショート漫画パートは、風邪をひいた八乙女ハルルの元を八乙女カイが訪れるエピソード。

時間的には、前半4コマ漫画パートのラストと同日だろう。

学校を休んだ八乙女ハルルに八乙女カイがプリントを届けるぞ。八乙女カイと八乙女ハルルのお隣さん関係が活かされてきた。

そして佐久間サクヤ先生による唐突な下ネタ! 『生徒会役員共』 の横島ナルコ先生が憑依したような、恥じらいのない下ネタだ。

前半4コマ漫画パートの佐久間サクヤ先生とか、デフォルメ顔が目に光が無いし、どこか普段と違うのかも。正に風邪なのかも。

今回の佐久間サクヤ先生、風邪を引いたうえにしょうが湯を飲んでるときの佐久間サクヤ先生説ある。妄想しすぎか?

今回の佐久間サクヤ先生は違うというなら、じゃあしょうが湯飲んだ風邪の佐久間サクヤ先生もいつか見たい所存ですよ俺は。


ショート漫画パートの2ページ目からは、登場人物が実質2人だけ。八乙女カイと八乙女ハルルの2人だけだ。

しかしそれでいて、八乙女カイと八乙女ハルルが直接顔を合わせるのは最終ページでの一度きり。

ドア越しの会話やLINE的なアプリでのメッセージのみで進行する、何か珍しい雰囲気だよ。

読者的には八乙女カイ1人の姿しか見えない寂しさは、1人で心細い八乙女ハルルの心理描写の表れと捉えられよう。


それはそれとして、八乙女ハルルのLINE的なアプリのアイコンは兎なのだなあ。

"うさぎは寂しいと死んでしまう" という俗説・都市伝説を下敷きとした、今回ならではのアイコンなのかも。


最終ページで1コマだけ登場する八乙女ハルル、その表情はいつも同じで、髪さえ普段通りに結ってるようにも見えるものの。

しかし直前には泣き出してしまうほどだったわけで、風邪なのに頑張って八乙女カイにこの姿を見せたのだよな……!

風邪で体調悪いけどその姿は見せたくないし、八乙女カイに負担をかけたくもないという思いやりだ! 良い子である。

"やさしいカイとお気遣いのハルルママ!!" という最終ページの柱アオリだが、八乙女ハルルの心遣いが本編の見所であろう。


ちなみに氏家ト全先生のこだわりとして、作画でコピーを使用しない、というのがある (と考えられる) 。

今回コピペでも問題ないようなドア3連続のページがあるのだが、どのコマもコピーではなくそれぞれ個別に描かれている。

"作画を省エネで済ませたくてこの構成にした" のではなく、"この見せ方にしたくてこの構成にした" と解釈すべきだろう。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、受験近づく1月。お餅食べます!!" とのことだ。

餅以外の情報がない次号予告だ…… 変わったイベントとして、子供会とか町内会での餅つきイベントを期待したいかも。

ちなみに次号の別マガは、2026年1月8日 (木) 発売予定。

別マガって毎月9日発売なのに、祝日でもないのに発売日が前倒しになっている。珍しいパターンなので要注意だ。


ちなみに今月号では、『八乙女×2』 の単行本4巻の発売日情報は無かった。そろそろ発売日告知があって良いはずだが……?

だが待ってほしい、来年2026年は八乙女カイたちが中学校卒業&高校入学する年だ。

これはおそらく、別冊少年マガジン4月発売号で高校入学+表紙&巻頭カラー+同時期に単行本4巻発売があるからでは!?

だからまだ単行本4巻の発売日が出ていないのだ。そう予想した。


ほか、来年2026年は、2001年にデビューした氏家ト全先生にとって画業25周年イヤーだよ!!!

別冊少年マガジン~!! 巻頭カラー企画などで、氏家先生の画業25周年企画とか開催してほしいぞ!

今から準備していってほしい。頼むよお願いするよ。読者アンケートにも書いているよ。


連載完結から4年、『生徒会役員共 オンラインくじ』 が登場

氏家ト全先生の 『生徒会役員共』 原作イラストを使用したオンラインくじが、2025年11月17日から販売されることが分かった。



上記の埋め込んだポストの通りだが、全容は下記公式ページを参照してほしい。

くじ引き堂 生徒会役員共 オンラインくじ https://kujibikido.com/lp/seitokai/


重要な情報! くじの販売期間は 「2025年12月16日(火)11:59」 まで。

しかし終了日時が 「2025年11月25日(火)11:59」 までのおまけキャンペーンもある! 10日間もない。

興味のある方は、早めにおまけキャンペーンに参加するかを判断しよう。


連載完結4年目にして一体どういう展開だ講談社! と思ったら、「くじ引き堂」 は角川書店などで知られるKADOKAWAの運営だった。

連載中・連載終了を問わず、講談社など他社作品も含めてオンラインくじを販売しているサイトであるらしい。

講談社週刊少年マガジン編集部や氏家ト全先生が企画したわけでなく、オファーを受けて許諾したのみと思われる。


本題のグッズに注目すれば、やはり売りは氏家ト全先生の原作イラストを用いたグッズということだろう。嬉しいポイントだね。

今後に 『生徒会役員共』 グッズが出るにしても、どうせアニメ版イラストだろうと思っていたので。

なおイラストは氏家ト全先生によるものだが、新規描きおろしなどは無い。すべて本編や単行本表紙からの流用。


興味深い点は、何と言っても各グッズに選出された登場人物の奇妙なチョイスだろう。

生徒会役員共』 の登場人物から4人を選んだとき、天草シノ・七条アリア・萩村スズときて、4人目が畑ランコなことある???

最レアのS賞景品のグッズに選ぶ4人だぞ。どういう基準で選んだ4人だ……? 謎である。

順当にいけば、どう考えても津田タカトシよな。次点で魚見チヒロ、次が津田コトミか横島ナルコ先生、その次からは個人の好みって感じでは。

このオンラインくじを企画したKADOKAWAの人が畑ランコ推しで、個人の趣味を入れてきたのか? そう思ってしまう。


C賞D賞のアクリルキーホルダーや缶バッジは種類が多いので、選出されている登場人物も多い。出島さんのもあるぞ、やったね。

イラストは単行本表紙の流用とはいえ、パリィ・コッペリンや北山カヤのグッズが公式に販売されることもあるのだなあ。

ただ、青葉トオリのグッズが無い (それはそう) 。まあそれは仕方ないかなと流石に俺も思います。

でも、古谷サチコや時カオルのグッズも無いのは奇妙だ。アクリルキーホルダーや缶バッジにも選ばれていない。

その2人よりも登場回数は少なく登場時期も遅い、小山リカ先生や北山カヤが選ばれているのに?

トッキーが表紙だったのが限定版単行本だったためか? いや違うな、出島さんのイラストも限定版単行本での表紙イラストだ。

マガジン読者アンケート項目にあった好きな登場人物の得票数とか? いや、そうとも思えない。選出基準が謎すぎる……


まあD賞の選出基準やS賞の原作台詞選出基準などに謎は残るが、『生徒会役員共』 のかなり貴重なグッズ展開だ。

この機に何回かオンラインくじを引いてみようぜ!

なお販売価格は 「1回 770円(税込)」 、配送手数料は 「複数回注文でも【20個まで】全国一律550円(税込) 」 とのことだ。