・今月の 『八乙女×2』 感想。
第47話 「涙あふれる3月」 の感想だ。
ページ配分は、前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。いつも通りのページ配分だ。
前半4コマパートは、八乙女ハルルたちの卒業式。
開幕校歌斉唱する八乙女カイたちで幕開けだ。式典の様子はこの1ページ目のみ。
卒業式なので泣いている生徒もいれば泣かない生徒もいるけれど、見える範囲で最も号泣しているのは八乙女ハルルのようだ。
花粉症のせいもあってというオチだが、黒松君もまた何気に号泣している。花粉症か? あるいは素直に感極まっているのか?
ちなみに八乙女カイは全く泣いていない。ツッコミ役ゆえという解釈はさておき、割と男子の方が泣かない印象あるしな。
次の 【感動の余韻】 は、既に卒業式が終わった後。
生徒個々人がまだ残りたい人は残って級友や先生に挨拶している放課後的な時間帯ですね。
4コマのオチとしては誤字からの下ネタですが、いやこれは下ネタか……?
氏家ト全先生の漫画なので、芦田ホシノからの 「犬!?」 という返信は即座に脳内で 「メス犬」 と変換したのだけども。
読者によっては下ネタ関係ないただの誤字というオチ、と受け止めた人もあるかも。
3本目 【きれいな空気】 では、門脇先生と佐久間サクヤ先生が登場だ。
中学教師であるこの2人は、今回が最後の登場かもだよな…… 小学校で担任だった伏見先生とかその後一度も出番は無いし。
中学生編で出て来年度も中学に残る登場人物には武隈フユリもいるけど、武隈フユリがこの2人と絡むネタは来ない気がするし。
なおオチは 「お世話になりました」 の言葉を下ネタ的に解釈しようとする佐久間サクヤ先生だ。
初登場時は下ネタ側に翻弄されるポジションの雰囲気だったのに、今では横島ナルコ先生ばりの下ネタポジションに成長したな。
亀の頭中学校で佐久間サクヤ先生にそういう意味でお世話になった生徒はいるかは不明だ。そこは横島ナルコ先生との違いかも。
次の 【やさしい後輩】 では武隈フユリが登場だ。
1コマ目の武隈フユリは、往年のアスキーアートである "乙であります!" を彷彿とさせて良さがある。
本木アユムと武隈フユリがハグしてる2コマ目もめちゃ良いね……! 女子ならではのコミュニケーションって感じ。
武隈フユリの方がよしよしするのかよ、っていう逆転の感じも良き良き良き。3コマ目にもハグが続いているしさー。
4コマ目では武隈フユリの俗にいう "メスガキ" っぽさが炸裂するわけですが、語尾にハートマーク付けたセリフを発しているぞ!
この漫画の主要登場人物の中で最年少なのが武隈フユリですが、その上級生とかものともしない態度やら魅力あふれるね。
武隈アキナと姉妹なので自宅での姉妹ネタによる登場も確実だろうし。何というか、強い登場人物だな、と思った。
続く 【さよなら文芸部】では、とうとう亀の頭中学校文芸部の問題に触れられた。
第12話で八乙女カイたちが中学校に入学した回から登場した文芸部。そこともお別れだ。
八乙女ハルルも最初は文芸部の幽霊部員希望のやる気のなさだったのに、合宿にも参加したり積極的に部活に打ち込んでいた。
思い出いっぱいの文芸部。来年度からは部員が1名だけとなり文芸同好会に逆戻りかと思いきや……何と歴史がここで終わった。
武隈フユリの笑顔が綺麗すぎる。心からの笑顔だ、満面の笑みだ。
次の 【ロマンチストは語る】 と 【これはこれでよし】 は、卒業式の第2ボタンをめぐる8コマ漫画。
フィクション作品では王道中のド王道! ラブコメなら卒業式テンプレート展開のひとつである、第2ボタンエピソード!
『八乙女×2』 ではどのように描かれるのかと思いきや、見たことない形で描かれて仰天。
今を生きる中学生として卒業する八乙女ハルルたちは、誰も第2ボタンについての風習を知らないのであった……!
第2ボタンに反応したのは、10年から20年くらい前に中学生であった佐久間サクヤ先生ひとりのみ。
ロマンティックな展開になるかと思いきや、若人のドライな反応に撃沈するのみであった……
ちなみに丁度タイミングよく、2026年1月に第2ボタンの風習の認知度を学生服メーカーが調査していた。
【2026年最新】第二ボタンはもう古い?中高生1,200人に聞いた令和の卒業式トレンドと人気プレゼントまとめ
2026年1月に調べた結果、第2ボタンの風習を知っている中高生の割合は80%超だとか。
むしろ約20%も既に知らないの!? 95%くらいは認知度があると思っていた。
まあこの認知度なら、川村ヒカリは富谷君から第2ボタンをもらっていたかもしれない。
なお、佐久間サクヤ先生の 「それを捨てるなんてとんでもない!!」 は 『ドラゴンクエスト』 シリーズの名物セリフのひとつ。
突然のゲームネタのパロディじゃん~、とは世代の違いゆえに分からなかった読者もいるのかな……
というよりこれは、八乙女ハルルたちとの世代間ギャップを強調するべく、わざと昔ながらのネタを入れたのだろう。
世代の違いはどうあれ、そうした風習というかおまじない的なものを知れば気になってしまうのは人のサガ。
泉ルイがもちろんその第2ボタンの意味ゆえに、八乙女カイにアタックだー。
目論見は叶わなかったわけですが、別の形で成果には繋がるのであった。良かった良かった。
ここでいう番号とは、電話番号ってことですかね。LINE的なのでは既に繋がって……いるよな? いたかな?
しかしまあ泉ルイ、積極性では武隈フユリに、親密さでは八乙女ハルルに完敗だ。八乙女カイへの恋心が報われる日は来るのか?
4コマ漫画パートのラスト 【記念の1枚】 は、記念撮影をする8コマ漫画。
八乙女ハルルのこのボケは、もう完全に泉ルイの恋心を把握していないと出てこないセリフでしょ……!
この一言、高校生編も八乙女ハルルと八乙女カイと泉ルイとの関係性は続くのだろうな~って匂わせてきてると感じたよ。
後半ショート漫画パートは、志望校の合格発表エピソード。
というか実質、泉ルイが志望校である星麗高校の合格発表を見に行くエピソード。
八乙女カイ・八乙女ハルル・本木アユムは、志望校の松才高校にすんなり合格していた。
このエピソードが始まった時、かなり緊張したよ! 合格発表エピソードで泉ルイが主役になるとは思っていなかったので。
つまり、1人だけ他の高校に進学希望の泉ルイをあえて描くってことは、もしかして志望校に落ちる展開が来るのでは……!?
志望校に落ちて実は第二志望校とかで松才高校を受けていて、結局みんなと同じ高校に行く展開になるのでは……!?
そういう未来を予想したので、特に緊張した次第だ。
高校受験の合格発表って現代ならWebで見れそう。そう思って検索したら、むしろWeb発表のみって高校もあるようだ。時代……!
とはいえ合格発表を現地で見て悲喜こもごもなシーンは今なおニュースで流れるし、令和でも現地で合否を知りたい派も多いのだろう。
泉ルイはその現地で合否を知りたい派みたいね。同行する八乙女ハルルたちは、現地に赴いたのかどうなのか?
赴いたかは不明だが、とりあえず高校合格でダブルピース決める八乙女ハルルが素敵なので見逃さないようにしたい。可愛い。
"666" といえば悪魔の数字でありオーメンですが、八乙女ハルルにかかれば下ネタの材料でしかなかった。
この日を記念して、八乙女ハルル・本木アユム・泉ルイの三人娘で横並びでこのポーズする記念写真とか取れば良かったのに。
まあ八乙女ハルルがこの下ネタを発した後となっては、ありえない未来ですが。
そして泉ルイに訪れる残酷な未来!
合格発表のこの日にこうなるとは、本人も周囲も予期していなかったであろう。突然の涙、そして鼻水。花粉症の発症である。
1年後の 『八乙女×2』 からは、八乙女ハルルに加わり泉ルイもまた同じように花粉症のボケを見せるようになるのかもな。
ボケじゃないよ好きでやってることじゃないよ、と当人からは激昂した反応が返されそうな予想だけども。
最終ページ。見事に志望校に合格した泉ルイたちの帰り道、というシーンが中学生生活のラストを飾った。
明るい未来への喜びを文学的に表現する本木アユム、直接的に表現する泉ルイ、下ネタ的に繋げる八乙女ハルル。三者三葉であった。
今月の感想終了。
次回予告は "次回センターカラー、新生活&高校入学式!!" とのことだ。
次号の発売日は4月9日(木)であり、『八乙女×2』 の最新単行本4巻発売日でもあるよ!
センターカラーページ付きであるというのも嬉しいね。描きおろしカラーであることを期待したい。
なお、表紙と巻頭カラーには惜しくも別の漫画が選出されていた。何とそっちの漫画が同日からTVアニメ放送開始なのだとさ。
じゃあ流石にやむなしか……
高校生編では先に松才高校に進学した、武隈アキナと芦田ホシノに出番があるだろう。新登場人物の姿もあるだろうね。
氏家ト全先生はたまに同じネタを繰り出すことがあるので、八乙女カイたちと初対面ならではのネタとかまたありそう。
第12話であった 「必殺技名に自分の名前入れても映えそう」 的なネタとかまた来てほしいね。
ド直球に八乙女って必殺技みたいな名前だね、とか来たら格闘ゲーマーとしての方の自分は喜んでしまうな。
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