・2026年4月9日は別冊少年マガジンの発売日かつ、『八乙女×2』 単行本第4巻の発売日だ!!
しかも別冊少年マガジン2026年5月号では、『八乙女×2』 がセンターカラー!
センターカラーでも表紙や背表紙には 『八乙女×2』 が選出されていないですが……
次の単行本5巻発売時には、また 『八乙女×2』 が表紙&巻頭カラーを飾ってくれることに期待だ。
なお巻頭の企画ページには、氏家ト全先生から漫画 『姫騎士は蛮族の嫁』 への寄稿イラストが掲載されている。
寄稿イラストは、下記の通り『姫騎士は蛮族の嫁』 のアニメ版公式Twitterアカウントによる投稿でも確認できる。
このキャラクターは、 『姫騎士は蛮族の嫁』 の主人公 「セラフィーナ・ド・ラヴィラント」 だ。
そしてセンターカラーページを見ての通り、『八乙女×2』 の特別プレゼント企画が開催中!
"氏家先生直筆サイン色紙" か "特製クリアファイル" が抽選で当たるとのこと。締め切りは2026年5月8日だ。
なお、サイン色紙で直筆となる箇所は当選者氏名のみであるようだ。
イラストと氏家ト全先生のサインは、単行本2巻・3巻発売記念の抽選プレゼント色紙と同じなので印刷済みっぽい。
応募要項には 『八乙女×2』 の感想などもある。思いの丈を別マガ編集部に届けるチャンスでもあろう。
そして漫画本編は、センターカラーで開始!
このセンターカラーイラストは、単行本4巻表紙と同じイラストですね。
先述の抽選プレゼントである "特製クリアファイル" の絵柄も、同じカラーイラスト。
そのような訳で、今月の 『八乙女×2』 感想。
第48話 「高校生になった八乙女君と八乙女さん」 の感想だ。
前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが10ページ。
ショート漫画パートを増ページとして高校生編からの新登場人物紹介に力を割くページ配分だ!
前半4コマパートは、八乙女ハルルたちの入学式。
前回第47話冒頭の卒業式と同じ構図だ! セットになっている感が出ている。
単行本で読むと、中学の卒業式から間を置かずに高校の入学式で、一層連続している感じが味わえそう。
小学校の卒業式から中学校の入学式の時は使われていなかった工夫だ。
開幕からびっくり。八乙女ハルルの髪型が若干違う! イメチェンかな、って八乙女カイと同じことを思った。
前髪だけじゃなく、髪のまとめ方もツインテールっていうより二つ結びって感じだし。
大人っぽさを出すため高校生編はこれで行くのか……!? とまで思ったが、後半パートになれば元通りだった。
2本目 【空耳ちゃん】 、入学式中からいきなり途轍もない下ネタ空耳がぶち込まれており、かなり笑った。
式辞に関わる 『八乙女×2』 全読者の脳裏にこびりついてほしいね。
この下ネタ空耳をやるのが本木アユムなことに可能性を感じる。小説で磨かれた語彙力で下ネタの連想も捗るだろうし。
続く 【威風堂々】 【芦田会長】 では、芦田ホシノが松才高校生徒会長として再登場だ!
前年に松才高校に進学していた芦田ホシノ・武隈アキナとの再会は予想できたが、生徒会長とは予想外。
『生徒会役員共』 の天草シノと同じポジションってことですよ。2人とも名前が 「あ〇〇〇しの」 で名前も似ている。
ちなみに武隈アキナは生徒会書記だとか。こっちは名前が 『生徒会役員共』 と似ていない。なら芦田ホシノの方も偶然か?
もしや八乙女ハルルたちも生徒会に入って、『生徒会役員共』 再びか!? 今月時点ではそういう話は無かったけど。
高校2年生となったからなのか、オチでの芦田ホシノ・武隈アキナの関係性が少なからず変わったようで気になっちゃう。
次ページ 【いつも通り】 【八乙女×2】 では、担任教師の鶴巻先生が登場した。
予想していた読者も多かろう、第46話の入学試験回で試験官を務めていた先生が再登場だ。
それより 『八乙女×2』 中の4コマ漫画のタイトルで 【八乙女×2】 が出たことの方が驚きだ。
最終回や重要な回でもない日常回で、まさかのタイトル回収だ。そういや 『生徒会役員共』 でもそうだったな。
氏家ト全先生は、自作品におけるタイトル回収に特にこだわりを持たないタイプの漫画家さんであるようだ。
ほか、『八乙女×2』 の作中世界でも "八乙女" 姓は珍しい苗字なのだと伝わる描写がたまに繰り返しあるね。
一読者としてはメタ的に 「八乙女」 が氏家ト全先生の出身地である宮城県の地名と知っているから、不思議に思わないけど。
当の宮城県人の方にとって八乙女姓はどれだけレアなのだろう、そこの感覚は他県民的には謎だ。
【青春の1コマ】 【高校生デビュー】 は、8コマ漫画が2連続。正確には8コマ漫画と6コマ漫画か。いや7コマ漫画か?
コマ数の違いは2コマ連続ぶち抜き立ち絵によるものだ。どちらの8コマ漫画でも2コマぶち抜き立ち絵がある。
でも2コマぶち抜く際に枠線を残すか結合するかが、【青春の1コマ】 と 【高校生デビュー】 で何か使い分けられているな……
枠線を残すことで時間経過を感じられる効果が生まれる認識だが、ここではその効果を狙った構図ではないはずだし。
氏家ト全先生が2コマぶち抜きをする際、枠線を残すか残さないか? 人物を枠線の手前か奥に配置するか? その判断基準は謎だ。
シチュエーションは入学式後で、保護者の方との記念写真撮影だ。
八乙女ナルミ (八乙女カイ母) がスーツ姿だ! うわっ、母親のスーツ姿こういう場でのみ目にしがち。実感が伴う。
八乙女ナルミが昨日も高校生制服を着ていたオチには実感は伴わないですが (当たり前) 。
なお八乙女ハルコ (八乙女ハルル母) のほか、本木アユム母もいる。本木アユム母についての新情報は、後述します。
あと、八乙女ハルルと本木アユムの記念写真で取るポーズにも着目しておきたい。
八乙女ハルルたちが写真撮影する機会はこれまでより増えそうだし、今後どういうポーズを見せてくれるのか楽しみにしたい。
後半ショート漫画パートは、松才高校での各部活の入部体験イベントのエピソード。
新入生歓迎会として、午後の時間を丸々使ってのイベントだとか。
高校入学して間もないので、やはり同じ亀の頭中学校での友人同士で固まる八乙女ハルルたち。
書いていなかったけど、同じく松才高校を受験していた黒松君も合格して同級生になっていた。
八乙女ハルル、八乙女カイ、本木アユム、黒松君は高校でも同じクラスだ。
そして受験回で姿の無かった富谷君や川村ヒカリは、別の高校に進学したっぽい。今回登場していないので。
泉ルイや武隈フユリは今後も登場するはず。でも富谷君たちはどうなるのだろうな?
微妙なポジションと思われるし予想がつかない。個人的には、年一くらいで出番がありそうな気がしているが。
そして高校生編から新たな登場人物がお目見えだ! その名も、花見ツバキ。
おそらく大方の読者の予想通り、第46話で妙に存在感があったモブ受験生。あの人です。
氏家ト全先生の漫画にしては随分とフィクションめいた氏名だな…… そう思ったら 「花見」 は実在する苗字だとか。
軽く検索した程度だが、福島県の方に由来する苗字であるらしい。しかも八乙女姓よりも花見姓の方が人口が多いらしい。
松才高校は色々な部活があるようで、バスケ部、演劇部、テニス部、書道部、競技かるた部、麻雀部、模型部が描かれた。
鶴巻先生は書道部顧問かな、演劇部の本木アユムのあがり方はイメージ通りだ、そして麻雀部で別の上がり方をする本木アユム。
なお、文芸部は松才高校には無いらしい。新しく部を作る展開にも今回はならなかった。
帰宅部もOKらしいし、中学生編のように八乙女ハルルたちが同じ部活に集まる展開は無いってことなのかな?
氏家ト全先生の漫画としては久しぶりに、同級生でも部活とか寮とか生徒会とかの同じコミュニティには所属しない展開か?
そして明らかになる花見ツバキの個性!
氏家ト全先生の作品的には下ネタ側なのか非下ネタ側なのかが気になるポイントですが、今回明かされたのはそこではなかった。
花見ツバキは、プラモデルなども好きなオタク系女子! しかも自分の趣味を 「親しい友人にも話したことがない」 のだとか。
い、陰の者だー! 氏家ト全先生の漫画では珍しいタイプの登場人物だ!
おしとやかとか、おとなしいとか、オタク系趣味とか、そういう登場人物は過去作にいた。でも性格は基本的に陽だった。
趣味的に一番近いのは過去作でいうに轟ネネだけど、タイプとしては全然違う。
自室でのプラモデル塗装作業中の脳内の独り言でも丁寧語になっちゃう、それが花見ツバキであった。
思えば武隈フユリも、属性的に表現すればネットミームで言うところの "メスガキ" であった。ここ数年の流行だよね。
それと比べれば前々から世の作品に採用されている属性だが、ヒロインなどのポジションが陰であるのも比較的新しいと言える。
氏家ト全先生、世の流行を見て、もし自作品に取り入れるならどういう登場人物にするか、とか考えておられるのだろうなあ。
見た目的には完全に陽! しかしてその実態は陰! それが花見ツバキ。
模型部で 「ダンヴァム マークIII フルーアーマーモード」 のプラモを目にして急に早口になる。
模型好きなのかと聞かれて、人に話してなかったことの言い訳をやはり早口で始めて何故か謝る。
昔ハマってたの一言で、急にダンヴァム全体での自分語りを一方的に早口で始めちゃう。
それが花見ツバキであった。なおダンヴァムとは作中世界におけるガンダムのことだろう。
そのような花見ツバキを八乙女ハルルたちはどのように見ているのか? それも描かれるぞ。
共感性羞恥とか人によっては覚える展開かもしれないが、『八乙女×2』 はやさしい世界なので多分大丈夫。
大丈夫じゃないのは陰の者が勝手に距離を取ってしまうからなのだよなああああ 俺が大丈夫ではなさそうになってしまった。
でも花見ツバキさんはまだ高校生なので道を踏み外すことなく八乙女ハルルたちに心を開くことができたご様子。幸多かれ。
なお最終ページの扉絵アオリによると、花見ツバキの特徴は 「美少女系」 であるようだ。そこなの?
外見は確かに作中屈指の正統派美少女だが。内面を紹介するべきじゃあないの。
いや、内面にあえて触れないことこそ今の世のやさしさなのか……? もう俺には分からない。
あと、『八乙女×2』 の作中で八乙女ハルルたちは小学生→中学生→高校生と年齢を重ねた。成長して身長も伸びた。
そのせいか、登場人物が最初から高校生である 『生徒会役員共』 と比べると、妙に身体つきがスラリと高身長に見えるね。
スラリとしているので高校生というより大学生みたいな雰囲気ある。身長はそのうち調整されていくかもしれない。
今月の感想終了。
次回予告は "次回、まだまだ慣れない高校生活!!" とのことだ。
具体的な情報はゼロの次号予告だ。とりあえず、高校での日常生活を掘り下げるエピソードになる模様。
別の高校に進学した泉ルイの出番はあるのか? 受験生の武隈フユリは特に変わりないのか? そこも描かれたら嬉しいね。
・そしてここからは、『八乙女×2』 単行本第4巻の内容を紹介だ。
5巻にも中学生編は収録されるが、ほとんどは高校生編となる計算。よって実質4巻が中学生編最後の単行本と言えるかも。
単行本の詳細。
第4巻の収録内容は、第34話から第45話まで。
登場人物の紹介ページは無し。
表表紙の折り返しページには、氏家ト全先生の自画像と単行本コメントが掲載だ。
裏表紙の折り返しページは、泉ルイのデフォルメ顔が掲載。
単行本カバー下は、表紙ではロゴの位置が少し違う、裏表紙側では情報が減って修学旅行のしおり単独となっている。
背表紙は、表紙イラストの泉ルイだ。
単行本表紙は、やはりそうだと思った人も多かっただろう、既巻単行本とは異なるポーズの表紙だ。
もしも中学卒業で連載終了なら全巻とも同じ構図にする計画で、連載継続が決まったから表紙の構図を変えたのだと思う。
あと偶然かもしれないが、4巻だから表紙も4人、って意図があったりするのかも。
1巻は例外としても、2巻は2人、3巻は3人で巻数と人数が一致するし。
『八乙女×2』 単行本第4巻も、嬉しいことに恒例の描きおろし "おまけマンガ" 付き。今回は2ページ。
内容は、衝撃! 本木アユムと本木ランの母親である 「本木キョウホ」 が初めて顔を見せる!
ていうか本木キョウホって! アユム、ランと来てキョウホか~。いや作中の時系列的には逆ですけど。
歩行繋がりで歩・run・競歩の命名は強引すぎないかと思えるな。でも例えば漢字で 「京穂」 と書いてみれば自然な人名か?
なお本木キョウホ、氏家ト全先生の漫画では珍しいことに糸目の登場人物である模様。
過去作でいえば出島さんが思い出されるが、でも出島さんは糸目じゃなくて目を伏せた表現だと思う。普通に開眼もするし。