『八乙女×2』 単行本第2巻の内容紹介

2024年2月8日は 『八乙女×2』 単行本第2巻の発売日! 嬉しいね、そして安堵したね。

氏家ト全先生の前作 『生徒会役員共』 は、連載終了の初報が単行本の作者コメントで発表された。

この前例がある以上、雑誌で連載が続きそうと思えても単行本のコメントは油断ならないわけですよ……!

今回は無事、作者コメントでの連載終了発表はなかった! 良かった良かった。そのようなわけで2巻の内容を紹介だ。


単行本の詳細。

第1巻の収録内容は、第11話から第21話まで。

第21話は2024年1月発売号に掲載された話なので、2024年2月発売号の別マガを買えば単行本の続きから読める!

週刊少年マガジンでの特別出張掲載の回も収録されているので、マガジンを買い逃した人も安心だ。

なお、登場人物の紹介ページは無し。

表表紙の折り返しページには、氏家ト全先生の自画像と単行本コメントが掲載だ。

裏表紙の折り返しページは、八乙女ハルルのデフォルメ顔が掲載。本編でよく見る顔だけど、描きおろしっぽい。

単行本カバー下は、裏表紙側だけ情報が減って八乙女ハルル単独となっている。

背表紙は、単行本1巻同様に表紙の八乙女ハルル (一部) だ。指先までは見えないね。


そのようなわけで単行本表紙ですが、ご覧の通りだ。



八乙女カイと八乙女ハルルが背中合わせで、指を立てているポーズ。単行本1巻と2巻で同じ構図だね。

生徒会役員共』 と同様に、立てた指の本数で単行本の巻数を表している。

生徒会役員共』 4巻表紙はダブルピースだったが、『八乙女×2』 4巻でもダブルピースとなるのだろうか?

そして単行本1巻より2巻の方が、八乙女カイたちが大腿部の下の方まで写っている。身体の成長を表現した描き方だろう。

……ここまでは自分で気付いたのだけど、身長差が1巻表紙と2巻表紙で違うとは自分では気付かなかった。

言われてから見れば、そもそも表紙は背中合わせのポーズでもあるが、背比べのポーズでもあるのだった。

細かすぎるポイントとしては、表紙背景に散りばめられた 「×」 と「2」 の文字で、「2」 の場所が1巻と2巻で違う。


『八乙女×2』 単行本第2巻で一番重要なことは、描きおろしの "おまけマンガ" 2ページ付きってことですよ!

内容は、武隈アキナと芦田ホシノが本木アユムを文芸同好会の勧誘するエピソードだ。

2ページあるとは嬉しいね。描きおろしがあっても1ページかと思っていた。

言葉を噛んじゃう登場人物と言えば、氏家ト全先生の過去作 『アイドルのあかほん』 を思い出されて懐かしいぜ。


ちなみに 『八乙女×2』 単行本2巻の帯には、天草シノが登場だ (※描きおろしではない)。

ヒット作 『生徒会役員共』 の作者による漫画ですよ、という広告塔としての登場だ。

単行本1巻よりも天草シノのカットは小さいし、『生徒会役員共』 の文字サイズも小さい。

生徒会役員共』 読者へのアピールは済んだ、という感じなのか?


『八乙女×2』 単行本第3巻発売予定は、同じペースなら2024年12月か2025年1月となる計算。

久しぶりに氏家ト全先生の単行本が年に2冊出るかもですね!

第3巻では1巻発売時と同じように、別冊少年マガジンの表紙を飾って欲しいぜ。

ちなみに別冊少年マガジン表紙イラストは、単行本2巻には未収録だ。表紙なら講談社のサイトでも閲覧できるとはいえ。


なお、単行本化に際しての変更点は、普通に読んだ限りでは見付けられなかった。

ここは変更されるか? と思っていた黒松君が入部した部活や、"WELCOM" の表記なども連載時のまま。