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今月の 『プチプチたんたんプチたんたん』 には、かなり意表をつかれたよ!
まず、掲載位置が読者ページよりも後ろだ。
その後ろに次号予告マンガがあるとはいえ、事実上の最後尾。一番後ろの掲載だよ! 一体全体何故なのか……?
掲載順の下がる理由で最も多いのは打ち切りながら、講談社の雑誌は打ち切られないマンガでも掲載順を超下げることはある。
でも、読者ページより後ろってのはあまり例が無いパターンだ。掲載位置が巻末固定漫画とかくらいだよね。
今月からは 『プチたん』 も巻末固定で連載が続く、ってことなのだろうか。
他の理由では、原稿入稿が遅れると掲載順が下がる、とも聞いたことある。
どういう理屈かは知らないけれど、製本の仕方次第では締切ギリギリに仕上がった原稿は物理的に表紙側には入れられないらしい。
つまり今月、氏家ト全先生が原稿を描き終えるのが遅かったとか何かトラブルがあったとか、とにかく入稿が遅れた可能性は考えられる。
もう1つ驚いたことに、作中の季節はすでに夏。花園ハナたちは高校3年生の夏休みを迎えている。
あれっ、連載ってあと1年以上は続くと思っていたのだけど……!?
だって、『プチたん』 単行本3巻を出せるくらい連載を続ける必要があるじゃない。
氏家ト全先生の連載漫画が、講談社のマガジンSPECIALに掲載で、単行本化されないなんて考えにくいし。
残り1年以上の話数を高校3年生の2学期3学期でやるって事なのかなあ。
うーんそれとも、『プチたん』 最終回は花園ハナたちの高校卒業くらいだろうって見込みがそもそも間違っているのかなあ。
まぁとりあえず、休載だったわけでも無し、まだ先の話よりも今月の感想だよね。
そんな訳で 『プチたん』 第37話 【受験合宿(仮)】 の感想っすよ。
タイトル通りに、今回の舞台は受験合宿。
山田コンスタンツのおじいさん (陽汝学園学園長) 所有の別荘を借りての合宿だとさ。
うおお、今まで一度も触れられなかった山田コンスタンツの学園長の孫娘って血縁関係がついに活かされた!
単行本1巻第12話 では朝宮さんの父親が経営するコテージに割引で泊まってたし、縁故の重要さをしみじみ認識させられる。
氏家ト全先生のマンガに出てくる別荘は海の近くに建っているイメージがあったものの、
今回登場する別荘は避暑地ということで山の中に建っていた。
これじゃあ夏休みとは言え、海を訪れての水着展開は無さそう……などと思うことなかれー。
3ページ目から水着に着替えて、最後のオチまでプールで遊ぶ展開だ。
受験合宿とは一体……
プチは登場しないし、あまてら荘は舞台じゃないし、高校3年生らしさも無いし、何か今回の内容 かなりたじろぐ。
受験合宿も "花園ハナたち3人と田隈兄妹2人が一緒にプールにいる" という状況を成立させるための前フリでしかないし。
単行本1巻第11話ではスクール水着を着ていた片岡ヒカリだったが、今回は白ビキニ。
随分気合入った水着に変えた理由も説明が入っているのは丁寧。まあオチのためだったと後で分かったけど。
舞台を避暑地の別荘に移してのエピソードながら、そんな訳で登場人物はいつものメンバー。
花園ハナたちは3年生になったけれども陽汝学園あまてら荘の新寮生については完全スルーのまま夏休み入りしたぞ。
もうこのメンバーのまま最終回まで行くのかなー、とは気になる。
主役の一角 (のはず) のプチが出ない展開には慣れっこだけれど、
朝宮マミさんが出ないと "あぁ今月はまた出ない回か……" って思ったりする。
そういや学園長が一切登場しないまま今に至るとは思わなかったな。。。
今月の感想終了。
次号予告は 「次号、カオルが禁断の‥‥」 とのこと。
随分とまた、ぼかしてきたな。
あまてら荘にやってきて何かやらかす話なのかな。