氏家作品を愛好する層について考えてみた

・今週の 『生徒会役員共』 は、作者取材のため休載。

折角なので、どうでもいい話をするよ。


生徒会役員共』 に限らず近年の氏家ト全先生の単行本は、

オリコンマンガ単行本売上ランキングで初回集計時にトップ10〜20位を獲れている様子。

「初版部数は多いが、その後はすぐ売れなくなるタイプ」 なのか、

「初版部数は地味だが、その後も長く売れ続けるタイプ」 かは知らないが、ともかく売れていないマンガではない。


これに対して、ネット上での氏家作品に対する感想やファンアートの数は非常に少ない。

試しにgoogleのイメージ検索やpixivで、氏家作品のタイトルを検索して見ると良い。滅多にお目にかかれない事が分かる。

掲載誌も週刊少年マガジンと、ネット利用者の年齢層とは大きくかけ離れていないだろう読者が多い漫画誌なのに、だ。


ここから推測するに、恐らく氏家作品を愛好している層というのは、

わざわざ漫画感想を書いたり 好きなマンガのイラストを描いたりする層では無いのだろう。

俗に言う "一般層" というやつか? 一般層の定義はよく分からないのだが……

ジャンルや世界観が女子多めなので、

まんがタイムなんちゃらとかのいわゆるゆるギャグマンガを愛好する層と被っているものと漠然と考えていたのだが、

実際にはそういう層とはあまり被っていないのではないか? という推測だ。

生徒会役員共』 なんて、2009/06/05現在 はてなキーワードにすら登録されていない。


ついでに氏家作品の同人誌が少ないのも推測の理由。

氏家作品タイトル+同人誌の検索キーワードによるアクセス痕跡はたまにあるが、

お探しのものは滅多に無い。

マンガの内容からして、男性向けのものがばんばん出されてもおかしくないように思えるが、現実は違ったよ。

知りうる限り、『妹は思春期』 と 『濱中アイ』 で、それぞれ数冊ばかり発刊された程度だ。