生徒会役員共 「#145」 感想

・前回萩村スズのオチが無かったのは、今回が萩村スズ回だったからかー。

つまりは今週の 『生徒会役員共』 「#145」 感想。

今回は、臨海学校の恒例行事である肝試し! ……の下見を行うエピソードだ。

肝試し的恐怖体験は何も起きないので何が見所かと言ったなら、

それはもう、怖がって色々反応する萩村スズのリアクションではなかろうか。


開幕 【いけない女のコ】 では天草シノの下ネタ的な発言から肝試し (下見) がスタートだ。

そこよりもうこの時点から3コマ目の萩村スズの言動がよろしい。

続く 【考えず感じろ】 も、今回では印象薄くなってしまう下ネタ。

日本では、怖い話やコピペ体験談が 「本当にあったかどうか」 が重要視されがちだと聞いたことがあるけれど、

明らかに無理ある人が女子校生やってるAVではダメであるという人は多数派なのだと思われる。


そしてここからは萩村スズ祭りじゃあないか!

残る5本で、下ネタ1本以外全部萩村スズネタ。

1本目の 【彼の腕の中】 の萩村スズは全コマとも大変素晴らしい。

茂みを動く野生生物が立てた物音にびびって津田タカトシに中腰を強要してしがみつく萩村スズ! 素晴らしいな。

4コマ目の 「中腰きついです」 「がんばれ」 の掛け合いは、『生徒会役員共』 の中でもかなり秀逸なセリフじゃあないか!?

単行本派の人も心待ちにすると良いよ。


【夏の夜】 では萩村スズが素晴らしいばかりか、氏家先生の作品の変化も感じられるネタだ。

濱中アイ』 とかには 「女泣かすな 鳴かすのはいいケド」 って、"泣く" ⇒ "鳴く" を掛けたネタがあったけれども、

今回よもや "鳴く" ⇒ "泣く" と来てしかも下ネタでないとは、変化したものだよな。

【謎の音】 からは、民宿に戻ってきてからの萩村スズネタ。

何気に今回、ずっと一緒に行動していた横島ナルコ先生が2コマしか登場していないな。

それはともかく、このメンバー全員が同じ部屋に泊まるのならば、

単行本5巻収録 「#98」 【闇の訪問者】 のように横島ナルコ先生が津田タカトシに夜這いをかけそう。


ラストの 【笑い話】 では、津田コトミが厨二病ネタ以外で活躍。

部屋から逃げた萩村スズに意図せず追い討ちしていてひどいw 大活躍である。

そして何気にクワガタ上手い。


そういや先週号からもう、欄外のアオリ文が単行本6巻予約開始のお知らせばっかりだな。

そして次号のマガジンは合併号だ。もうそんな時期なのか。