・さーて今週の 『生徒会役員共』 は、
これまで多くの謎に包まれていたロボット研究部の活動が明らかになるエピソード。
部長:轟ネネ以外の部員は一体どういう人なのか? そもそも真っ当な活動はしているのか?
謎の一端が明かされるうえ、轟ネネについても初めて見るような姿を目にできる! やったね。
そんな訳で、今週の 『生徒会役員共』 「#312」 感想。
扉絵からして髪をまとめた轟ネネ! お初にお目にかかる姿だが、本編の轟ネネはもっと凄い。
轟ネネが普段通りなのは 【コンコン中】 と 【あきらめない】 くらいだ。
ちなみに何をノックしているのかと一応解説すれば、エロ漫画に使われる表現で、子宮口をノックって言い回しがあるそうで。
開幕 【コンコン中】 、見たことない女子生徒は何者かと思いきや、ロボット研究部の部員だった。
超珍しいポジションの人物が登場だー。
だって轟ネネ以外のロボット研究部部員が登場したのは、これまでの 『生徒会役員共』 でも 「#169」 で1人だけ。
そんな希少な立ち位置の登場人物が、こんなポロリとあっけなく出た。
他の部員はずっと登場してこなかったから、今後もずっと登場しないのかと思ってた。驚いた。
さてさて今回の舞台となるのは、天下一ロボ大会。
「全国高等学校ロボット競技大会」 みたいなイベントっぽいよ。
【とうふ精神】 では畑ランコが轟ネネにインタビュー。
返ってきた答えはもちろん キツイ下ネタ……とはならずー。轟ネネの意外すぎる一面を見れるオチっすね。
クラスメイトの面前で機械を装着してる発言ぶっ放してるのはOKなのに!? と思わざるを得ない。
続く 【母と子】 【メカ知識】 では他のロボット研究部部員が1名ずつ登場だー。
【母と子】 1コマ目で後ろ姿の部員と、【メカ知識】 3コマ目の右側にいる部員は別人カウントだよね?
試合に参加できるのは1チーム3名までで、試合前のメンテナンスは人数制限なしって描写だと受け止めたのだけど。
轟ネネたち桜才学園ロボット研究部が制作したロボットは、三輪車が猫の被り物をしたようなロボットだ。
試合形式は障害物競走なのかな……って事はさておいて、轟ネネが製作に関与したロボットなのに健全な見た目をしてる!
ロボット研究部の活動といえば、
部活動報告会 (単行本10巻 「#257」 ) に提出された菊門照合とか記憶に新しいけれど、
ちゃんとまともなロボットも作ってた様子。何てこった。
ド失礼ながら、轟ネネが自身の性癖を隠して一般社会に溶け込めるなんて!? という驚きさえある (最低)
いや待てよ、「実は人に見せられない見た目のロボを 猫の被り物で誤魔化している」 と妄想するのも可能か。
邪推の余地が残されている。氏家ト全先生の達者な技だ。多分。
それにしても轟ネネが部長だから、ロボット研究部部員は全員同じような趣味なのかなーって疑問さえあったけど、
そんな事は無かったようで。
でも、部員全員が轟ネネみたいでは無くても、皆の開発結果を身体で試すのは部長の役目って説はどうか?
他の部員と轟ネネの関係性は是非とも今後描かれてほしい……
氏家ト全先生の描く人型ロボット (しかも2タイプも) を見れるのは 【人工戦士】 。随分な食い違いで面白いなこれ。
現代においてはどちらのタイプのロボットが人気なのだろう。この手のアンケート結果とかどこかに無いのかしら。
ラスト前の 【ギャップ】 は今回の集大成。
プレッシャーに弱かったり、(公共の場に出せる姿で) 部活に打ち込んだり、こんなひたむきな轟ネネを見るのは初めてだ。
天草シノたちが何かのイベントを訪れる展開でも、これまでとは一味違った雰囲気だった。部活動では別の顔!
それにしても、いつもの轟ネネを 「普段ぼんやりしてるけど」 で済ませられる津田タカトシもすごい。大物感ある。