・最初に 『生徒会役員共』 がちょっと関係するお話。
マガジン編集部が舞台である漫画 『ヒットマン』 が週刊少年マガジンで新連載となりまして。
舞台がマガジン編集部なら、講談社内も背景に描かれるわけですよ。
それで作中に次のようなコマがあるわけですね。
このコマでちょっと目を止めてほしい。
おやー?
壁に貼ってあるポスターの右から2番目、どこかで見覚えがありますね。
見たことある人物のようですが……?
というわけで、講談社に貼ってあるという萩村スズのポスターが描きこまれておりました。
瀬尾公治先生 もしくはそのアシスタントさんによる作画の萩村スズと言えよう。
このポスター、週刊少年マガジン編集部に貼ってあったのか。
マガジン学園の企画で編集部に入ったときは貼ってなかったので、イベント後に貼ったものと思われる。
・そんなわけで、今週の……ではなかった。
この感想をアップする時点で6月20日となっているので、先週の 『生徒会役員共』 感想だ。
この回 「#476」 は、登場2回目である留学生:パリィ・コッペリンのため街を案内するエピソードだ。
開幕 【なじみの店】 1コマ目からパリィの私服姿がお披露目である。
たまに海外の人が日本人から見ればすげー奇抜なシャツとか着てるの見かけますが (文化の違い) 、パリィの服は普通だった。
アメリカの常識では 「セクシーなファッションの範囲」 として付け乳首することもあるそうですが、それも無いぞ。
でも水着を着る話ではそういう展開もあるかもしれない。
ついでに背の高さも七条アリアよりやや低いくらいとか判明だー。
っていうか登場2回目にして柱の登場人物紹介に追加されとる!!
スゲェ優遇されてるなー。
中里チリとか登場人物紹介に追加されるまで何年かかったことだろう、青葉トオリに至っては紹介されたこと一度も無いし。
アメリカからの留学生におもてなしとして、"和" な雰囲気の店として足湯カフェを案内できるの素敵ですね。
そんなわけで 【通な表現】 では、お待たせしました!感のある パリィの誤った日本観による下ネタがぶち込まれてきた。
これを七条アリアが言ったなら普段通りで安心感さえあるけれど、パリィが言うと緊張感もあるというか何か味わいが違うなあ。
あと日本語で書かれた 「日本語メモちょう」 の表紙は おやっと思ったけど、いやそれくらい書けるから留学してきたのだろう。
あと細かいけど、外人さんと会うときに英語の書かれたシャツを着ていく萩村スズの胆力がスゲェな、など思ってしまった。
まあ萩村スズならシャツに書かれてる英文とか全部読めて全部意味を理解したうえで着てそう。
書かれてる単語も 「Lucky」 だし、無難っぽい。
次の 【お茶ください】 は数本ぶりにパリィとは関係ないネタだわ。
足湯カフェならではの下ネタ、というか七条アリアがやるから下ネタになってる感じ。
そういえば、街案内をするのは当たり前のように天草シノたち生徒会役員なのな。
クラスメイトの三葉ムツミたちとかでなく。
さりげなくいつも通りに持っていき 「それも生徒会役員がやるの?」 という疑問を抱かせない氏家ト全先生のプロの技だ。
天才少女の萩村スズ以外だと、英語教師の横島ナルコ先生くらいしかパリィと英語で会話できないのでは、と思っていたら七条アリアがいた。
【属性付与】 ではパリィと萩村スズの英語の会話を七条アリアが通訳だー。
さすがの御令嬢である、英才教育の賜物であろう。
ここで萩村スズたちがまたも恋バナしてたら面白かったわけですが、萩村スズなら七条アリアには英語でも通じちゃうことは想定してそう。
つーかこのオチ、唐突なボケと真っ当なツッコミは笑った。
そういや七条家の関係者だと、出島さんは英語喋れるのかなあ。
色々な資格を持っている出島さんだけれども、過去のネタを振り返るに、どうも英語を話したりはできなさそうなイメージがある。
国外からの来客に対応するときは、出島さんより橋高さんが担当してそうなイメージだ。
パリィの表情は他の登場人物とは何かちょっと違う味わいがあるなぁと、その良さが伝わるのが 【うごめくもの】 。
青ざめローテンションおっとりな感じが今のとこ言葉で表せる魅力だろうか。
ラスト 【O MO TE NA SHI】 ではまたもパリィ発の下ネタが入ってきた。
AVの知識が、それも自国のではなく日本のAVの知識がある背景と 日本に留学した理由に関係があったりするのかねえ。
しかしまあこのローテンションで下ネタ入れてくるのは新しいですね。
感想終了。
あとこの号のマガジンでは、目次ページ右上のイラストに天草シノが選ばれている。
「#475」 の 【ユニークな人たち】 2コマ目の天草シノのカットだ。