・彼岸島が普通に少年マンガしてたっつーか。
もはやホラーマンガの面影は何処にも無い訳ですが。
今まさに「兄貴が吸血鬼になっちゃうかも」という重要な場面をむかえているけれど、
そこで敵の総大将たる雅に闘志を燃やす、ってんだからホラーマンガの訳が無い。
ただ俺はこの漫画にホラー要素は望んでいないので、このまま丸太漫画として突っ走ってくれると嬉しい次第。
ところで彼岸島は講談社で売れているコミックベスト20入りしているそうですが、
その購買者はどういうマンガとして捉えているのか気になる。
っていうか正しく書くと、ネタマンガとして読んでる層は読者の何パーセントを占めているのか、それが気になる。
3,4巻辺りまでならともかく、今でも恐怖漫画として怖がりながら読んでいる人はいるのかなぁ。
「俺達にとってはただの化け物に過ぎない邪鬼や吸血鬼だが、
師匠にとって邪鬼や吸血鬼は元々は同じ村人だったのだ、それを殺さなくてはならない師匠の胸の内!」
みたいな場面にて、
2ページぶち抜きで「すまぬ!! すまぬ!!」と丸太で邪鬼を撲殺する師匠。
文章で書けばまともだけれど、マンガじゃあのシーンはどう見てもギャグだと思うんだが。
次の巻での、明の「すまない!! すまない!!」乱舞もギャグだろう。