女子大生家庭教師濱中アイ「123 最後の授業」感想

・次回が最終回ではないことに少しだけ安堵。最近それの繰り返し。そんな今週の濱中アイ感想。


久しぶりの「氏家系リアルタイムショートGAG!!」。

アオリ文を確認してみると、これが付いたのは今年に入ってやっと2回目。

調べてみたとこ8ページに増えてからは姿を消して、それ以降は「114」「118」「123」の3回にしか付いていない。

それまでは無理矢理にでも詰め込んであったのに。

消えた理由は「単行本ページ数調整が上手くいかなかった場合、4月以降も連載して調整する予定だったので一応消しておいた」とか?

復活したのは調整が上手くいくと判明したからとかで。


このマンガに最終目的があるとすれば「アイが家庭教師としてマサヒコを志望校へ合格させる」だけど、

アイの家庭教師も今回で最後。やるべき事はもはや無し。そのせいだろうか今週はえらくゆっくりした展開。

それにアイとマサヒコだけの授業ってのがもう何十話ぶりだよ、と。濱中アイ全体で見ても希少な授業。

マサヒコとマサヒコ母が普通の親子の会話をしている場面も珍しい。


あと珍しいのは、1ページ目のアイの内面吐露。ツッコミではない胸の内の描写はあんまり見ない。

あんまり見ない描写だから、ゆっくりした展開と相まってこれがまた終わりが近いことを感じさせて胸が詰まる。

具体的に言うなら、エプソン栗林慧さんが出演するCMを見終えた時のような感慨深さ。個人的な体験過ぎですみません。


そうだ、最後のアオリ文が変なような。

マサヒコ母は怒っているのではなく、あれは「私もまぜなさい!!(「112」)」の顔だよな。

っていうか7ページ目の会話から8ページ目の雌犬アイの間には何があったんだろう。何をどうしたらああなるんだ。


次週タイトルは「少年と少女のなごり雪」か……

また今週のような雰囲気っぽいけども、こういった話が2週続けてくるものなのかどうか。次々回が最終回ならそれもあるのか?