女子大生家庭教師濱中アイ6巻

・そして最終巻。


収録されているのは、「113 恋文」 から 「126 人は巣立ち まためぐり会う」 までの14話。

表カバー折り返しには作者コメントがあり、

裏カバー折り返しには、カラー4コマ 「永遠に濱中アイ」 。

描きおろしには、「女子大生家庭教師濱中アイEXTRA!」 として、

6巻収録話の中から選ばれた ランダム8話の後日談4コマが収録されてます。


120 緊急送別会のそれから


抽選プレゼントは、

「オリジナルクオカ」 を100人に、

「ミサキ&アヤナのマスコット付き オリジナル携帯ストラップ」 を500人に抽選でプレゼント。

マスコットは、東が丘中学の制服を着たミサキとアヤナがリバーシブルで入ってるものだとか。

「マスコットミサキ絵」「オリジナルクオカの絵」 は、単行本帯に掲載されているんだけど、

「マスコットアヤナ絵」 だけは、当選しないと 見ることすら出来ないっぽい。


そして、単行本化に際しての主な変更点。

詳細は濱中アイ単行本データページにまとめたので目立つものに留めると、


『「117 先生達の一善」 嫐 のセリフ周りが変更』

  「これは嫐 (うわなり) という漢字です」 から、

  「これは嫐る (なぶる) という漢字です」 に。

  なぶる の読みでも通る場面だし、ネタが分かりやすくなりました。

  くわえて欄外にあった 「※「嫐」:意味はねたみなど。」 も消失。


『「118 ミサキおねえさん」 姉妹 の振り仮名が変更』

  「きょうだい」 から、

  「しまい」 に。

  ミサキ・リンコをあえて兄弟と呼んだ事が貧乳ネタへの振りになっている と捉えていたので、

  この変更だと、貧乳ネタへの展開が強引になったと思うのだが。


『「119 受験ごっこ」 マサヒコの突っ込みが変更』

  「てことは自分があげまん家庭教師だって言いたいのか?」 から、

  「そうですね すごい浅い発想ですもんね」 に。

  ある意味 6巻 一番の目玉。

  単行本化に際して ほとんど修正が入らない氏家ト全マンガで、突っ込み丸ごと変更ってのは 本気で珍しい事態。

  氏家氏が よほど元の突っ込みを気に入っていなかったんだろうか?


『「121 あこがれの制服」 写植の地の 手書き文字が消えていない』

  変更点とは違うけど。

  原稿のフキダシ内に書かれていた 手書きセリフの消し忘れという珍しいミス。

  もちろん少年マガジン掲載時には消えてました。

  第2版では直っているはず。


『「124 少年と少女のなごり雪」 開幕アヤナのセリフが変更』

  「他人の恋愛事情よりも 天野さん自身はどうなの?」 から、

  「そんなことより 天野さんはどうなの?」 に。

  鈴木・柴原カップルから展開したセリフ。

  そんなこと呼ばわりしているせいか、変更前より 一層ミサキの恋愛に興味を抱いているよう感じられる。


コミックスになってから読んでみると、「124 少年と少女のなごり雪」 も綺麗にまとまってるなぁ。

連載当時は もっとはっきり告白してほしいとか思っていたけど。

描きおろしのアイディアは かなり好み。欲を言えば、もっと未来の「それから」を描いてほしいとは思った。

あと初めての最終回だったのだし、1,2ページ完全フリーに使って 連載終了にあたっての感想やら書いてほしかった とかもある。

いや欲を言えばキリがないけど。


あと何気に、連載中は一応描かれなかった 戸川の下の名前が「ユキ」だって事がほぼ確定。

フルネームが 「戸川ユキ」 だって根拠は、「031」のクラス名簿しかなかったので。

つまりあれだ、戸川ユキの名前決定は、きちんと過去の設定を見返しての事だった様子。

カチューシャ娘こと、柴原さんの名前決定では、過去の設定を見返されてなかったのに。

戸川ユキは濱中アイEXTRAにも出演してたし 随分待遇が良いな。


以上そんな感じ。

Yahoo!ニュースコミックランキングに入ったら良いなぁ。