今月の 『八乙女×2』 第40話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第40話 「受験合宿……のはず」 の感想だ。

今月はいつもとは異なり、ショート漫画パートが前半に来る趣向となっている。イベントゆえの特別感がある。

しかもショート漫画パートが8ページ、4コマ漫画パートが6ページ。普段よりもショート漫画パートのページ数が多いぞ。



前半ショート漫画パートは、海水浴エピソード。

受験合宿に訪れた八乙女カイたちながら、当然のごとく近場のビーチで遊びまくるエピソードだよ。

八乙女ハルルたち女子中学生4人組の立ち姿が夏の浜辺にあるわけですが、本木アユムがデカすぎる。一部分が。

1ページ目時点で、既に半分くらいお胸が出てないか……!? お色気漫画なら秒速でポロリしていただろう。

他の皆は去年の夏(第28話)とは違う水着なのに、本木アユムは去年と同じ水着だな。どういう作劇意図だろう。

去年の水着が着れるほど、この1年は成長していない、か? 去年の水着を着てるから、成長したバストがはみ出ても仕方ない、か?


2ページ目では、同行者が判明だ。武隈アキナOGと芦田ホシノOGに加え、門脇先生もご登場。

前話ではまるで姿の無かった門脇先生が、引率者として同行とは予想外~! 予想外だが嬉しいね。

なお文芸部顧問ゆえに門脇先生が来たのであって、佐久間サクヤ先生は文芸部とは関係ないので同行していない。

佐久間サクヤ先生の水着姿は、登場の場を逸したまま夏が過ぎることになってしまったようだ。


そして海で遊ぶ文芸部メンバーだが、水着のひもの締め方が甘くて危うくポロリ、という場に八乙女カイは不在だった。

なおポロリしかけたのは泉ルイであり、どうみても一番ポロリしそうな本木アユムはついぞポロリ無しで終了だ。

今回の登場人物の中で明らかに胸の露出が一番なのに。

でもそれゆえに、何も言及されないのが逆にえっちな勢いを増しとると感じるね(無敵論法

門脇先生も別に本木アユムの露出度について触れたりしない。その不自然さが違和感ゆえにスパイスという説で行こう。


"あざといポーズ" と注釈ナレーションが付くほどのグラビアポーズで、武隈フユリが八乙女カイにおねだりする。

上目遣いもばっちり決まって良いですね。自宅で練習してきたのかな。

なおこの話題のきっかけは八乙女ハルルの犬かきであり、かつて小学生時代に八乙女カイから教わったエピソード(第8話)。

8話目と今回で犬かきは同じ構図で描かれており、比べると八乙女ハルルの大きくなったっぷりを実感しやすい。

もう水着の時でも小学生の頃と同じ位置ではツインテを結わないのだなあ。


前号の次号予告にあった "ナンパ" は、門脇先生がナンパされるものであった。八乙女ハルルたちへのナンパではなかった。

中学生がナンパされるのはいかがなものか、という氏家ト全先生の良識か。

なおナンパされたのはランチタイムであり、そのランチの食事はお弁当を持参であった。

このお弁当、個々人で持参では無くて、誰かが皆の分を作ってきた風だが誰が用意したのだろう。

門脇先生のナンパエピソードがショート漫画パートのラストまで続いたので、お弁当については一切言及が無く終わってしまった。

もし作ってきたのが門脇先生だったら、面倒見が良すぎるな。まあ後半も考慮するにOGの2人だろうかな。


後半4コマパートは、受験勉強エピソード。

とはいえ描かれるのは、受験勉強してない場面の方が多い。描写量的には去年よりも勉強ネタが減っている。

何せ開幕から起床したら正午前という始まりだ。デフォルメで描かれてる門脇先生の視線もいつもより冷ややかに感じるぜ。


今月も4コマパートがあるのだなと読者を安心させたところに、最大の驚き 【やみの中】 を持ってくるとは技巧派か。

八乙女カイが土下座するほど、本木アユムに悲鳴を上げさせてしまったハプニングとは!? その真相が闇の中。

何らかの肉体的接触があっただろうのは確実ですが、どこに何が接触したのか解明しうる情報は徹底的に除外されている。


【ハルルのスジ】 、そういえばこの漫画は下ネタギャグ漫画であったと思い出した気がするほど今回初のド下ネタだ。

「自家発電後は寝オチしやすいらしいよ」 のイメージ映像、舞台が和室ですね。『八乙女×2』 で和室あまり見かけないが。

これが洋室だったら、もしや八乙女ハルル自身の実体験か、など思う読者も出るからだろうか。


【みんなの進路】 、ついに八乙女カイたちの志望校などの情報が語られた!

八乙女カイ・八乙女ハルル・本木アユムは、武隈アキナたちと同じ松才高校が志望校なのだとか!

うおお、メタ的な感想が先に出てしまった。すなわち松才に進学して 『八乙女×2』 高校生編が来年からスタートでは、と。

作品内容よりメタな連載事情を鑑みての感想で申し訳ない。しかしやっぱり、『八乙女×2』 がいつまで続くかは気になるし。

松才高校なら、入学後にまた武隈アキナたちと自然に絡むことができるしな。

何なら2年後に武隈フユリがまた後輩として入学してくる展開さえやれるかもしれない。


八乙女カイたちの進路、作品内容的には門脇先生からの評価が面白いポイントだと受け止めた。

門脇先生曰く、「八乙女さんはもっと上を目指せると思うけど……」 とのこと。

たびたび成績優秀な面を見せてきた八乙女ハルル、それは今でも変わらず学業面では優等生であるようだ。

あと松才(しょうさい)だから 『生徒会役員共』 の桜才みたいな学校をイメージしてたけど、そうでもないっぽいのかも。

そして一番気になるポイントは、泉ルイの進路ですよ。明らかにこれ、別の高校への進学を匂わせている伏線だ。

泉ルイの進路は一体どうなってしまうのか…… 泉ルイの出番が中学校までという可能性さえ実質ある。

というか場合によっては 『八乙女×2』 の連載自体が中学生編までという可能性さえある分岐点じゃないですか???

遅くともあと半年後、6話後あたりには答えが出ている一大イベントなのだよな。


最終ページ、昼夜逆転に悩む台詞とは裏腹に、本木アユムと泉ルイが完全に笑顔で笑った。

八乙女ハルルあたりじゃなくて、この2人がこういう語り方をするのは何か珍しいな。

最終コマの会話内容的に、次回は氏家ト全先生が描く水族館回かと思ったら違うようだ。

というかもし氏家ト全先生が水族館を描くなら、それは仙台うみの杜水族館を取材して参考にした描写となるのかなあ。

ちなみに最終コマは、受験合宿を忘れて遊ぶ気満々の掛け合いという前話を踏襲した、いわゆる天丼である。芸が細かい。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、まだまだ暑い9月。謎の写真で珍騒動!!" とのことだ。

どういう写真なのか少しも推測できない次回予告が来た。とりあえず、季節行事はない日常エピソードっぽい。

謎の写真……思うに、八乙女カイと他の誰かが密着とかキスしてるように見える写真が出てきて誤解する展開とかどうか?

あるいは八乙女ハルルが過激な格好をした写真だと思ったら、八乙女ハルコ (八乙女ハルル母) の若い頃の写真だったとか。


そして氏家ト全先生の目次ページでのコメントが、今月は漫画の内容に関連して海の話題だ!

衝撃的~。氏家ト全先生が漫画の内容に関連したコメントをされるのは、一体いつ以来だろう。

今回からコメントに対する姿勢を変えたのか? あるいは海水浴が、語ってしまいたくなるほど琴線に触れるテーマだったのか?

もちろん今月だけたまたまの可能性もある。とりあえず、次号での氏家ト全先生のコメントは普段よりも注目したくなった。