今月の 『八乙女×2』 第33話 感想

・今月の 『八乙女×2』 感想。

第33話 「そーいやニューイヤー」 の感想だ。

前半4コマパートが6ページ、後半ショート漫画パートが6ページ。普段通りのページ配分回。



前半4コマパートは、初詣エピソード。いきなり初詣に誘われる八乙女カイ視点での開幕だ。

芦田ホシノのLINEプロフィール画像は、描かれるたび異なっている(第14話第27話、今回)。頻繁に変える派なのか。

そして八乙女カイ家前に既に到着していた芦田ホシノ。芦田ホシノって、八乙女両家が同じマンションで隣同士だと知ってるのだっけ?

いつか来ると予想してる、隣同士の八乙女カイ家と八乙女ハルル家を来客が間違える展開。ここで来るかと思った (来なかった) 。


武隈アキナからも芦田ホシノからも、八乙女両家が同じマンションの隣同士であることに言及無し。

家が隣同士の基本設定は、特にストーリー中でいじられるものではない模様だ。『生徒会役員共』 でいう元女子高みたいなものか。

それはともかく 【新年イベント】 2コマぶち抜きの八乙女ハルル&晴れ着武隈アキナが眼福~! 何だその萌え袖ピースはよ……! 可愛い。


氏家ト全先生おなじみの背景などに下ネタを仕込む小ネタは、今年も継続だ。【笑いの沸点】 に出た店舗名が 「69 station」 である。

続く 【はげしかった夜】 では、武隈フユリが同行していない理由が明らかに。

武隈アキナ曰く 「両親の寝室が騒がしくて」 寝不足で、まだ武隈フユリは寝ているとか。武隈アキナと武隈フユリって同じ寝室なのかも。

何が行われていたか武隈アキナは理解してないようだが、武隈フユリは理解していたのかなあ。

騒がしくて眠れない間、武隈アキナと武隈フユリがどういうやりとりをしていたのか気になっちゃう。

そしてオチは、"姫始め" の意味を理解していると悟られたくない本木アユム。おお、ちょっとレアなパターンだ。

氏家ト全先生の漫画で下ネタ発言に驚いたり卒倒したりする例はあっても、下ネタ知識があることを隠そうとしてバレる例はあまり見られない。

直前に出た笑いの沸点の低さは、ここに繋がっていたのか。


合格祈願に来たはずの初詣で 【みんなの願い】 のオチはシンプルに笑った。この芦田ホシノの絶妙な表情よ。何を笑っているのか。

次の 【学校あれこれ】 は、絵馬に注目! 「合格祈願 桜才学園合格」 「英稜高校合格」 の文字がある!

真っ当に受け止めるなら、『八乙女×2』 の舞台は 『生徒会役員共』 の近くであるようだ。

やはりこういうファンサービスがあると、トリプルブッキング以外の過去作登場人物のゲスト出演も期待してしまうなあ。

絵馬に書かれたイニシャルまでは無関係と読むべきか? 「S.A」 (天草シノ? 七条アリア?) の方が英稜高校だし。

あと八乙女ハルルの行きたい学校が、聖地巡礼的な意味で 「アニメの舞台になった所」 は、メタ的な発言と解釈できる余地があるかも。

『八乙女×2』 の世界内でも、桜才学園はアニメの舞台となっているという解釈とかどうか?

ちなみに、氏家ト全先生の過去作に出た 「聖光女学院」 の文字もあるかと探したものの、見付からなかったよ。


4コマパートラストの 【夢診断】 は、8コマ漫画。初夢からの、一富士・二鷹・三茄子のオチである。

ナス×芦田ホシノとくれば、ド直球の下ネタオチだった。「拡張」 なのがポイントかも。今現在すんなり入るわけではない、ってことっぽいので。

もちろん下ネタな夢のイメージ映像は一切描かれない。どういう格好、どういう姿勢、どういう表情で拡張していたのか見てみたすぎるが。

八乙女ハルルが快楽に堕ちている初夢の描写も一切ないぞ。全ては読者の妄想に任されている。


後半ショート漫画パートは、大雪で学校が休校になるエピソード。

氏家ト全先生の漫画における、定番シチュエーションのひとつだね。やはり東北地方出身の漫画家さんであらせられるな、と思ってしまう。


開幕あまりの寒さに毛布にくるまったまま部屋から出てきた八乙女ハルルだが、足元は裸足だしスリッパも履いていない。

床が冷たいのではと思ったが、床暖房あるいは朝からエアコンで既に部屋が暖まっているのかも。


舞台は休校となった亀の頭中学校へ。大雪に埋もれた校門付近を門脇先生と佐久間サクヤ先生が雪かき中である。

そして今回、初登場! 亀の頭中学校の生徒会役員共! もとい生徒会メンバーだ! 初めて読者の前で全員集合して顔見せだ。

とはいえ出番は、一介のモブ生徒ポジションとしての登場だが…… この初登場コマが最初で最後の登場となる生徒会役員もいそう。

『八乙女×2』 は、生徒会会長としての泉ルイが中心の漫画ではないものな。

亀の頭中学校の生徒会も 『生徒会役員共』 みたいな日常を送っている、と妄想を膨らませることは自由だ。しかし材料があまりに足りない。


どうして雪かきを (少なくとも見える範囲は) 先生2人だけでやってたの、という疑問もさらりと解消されてて丁寧ですね。

そして雑なボケなのか真面目な疑問なのか、八乙女ハルルの問いに答えて佐久間サクヤ先生が墓穴を掘っとる。

興奮したけど下着を貫通してコートのお尻まで濡れるわけない、みたいな発言をさらにするほどではなかったが。

佐久間サクヤ先生のMっぷりは誰に為されたかは関係なく、痛みや刺激そのもの自体に興奮を覚えてるタイプなのかな。お得じゃん。

いや待てよ、思いっきり転んだ様子を門脇先生に見られたことに興奮した、とする読み取り方もあるのでは? どうか?


雪で転んだ佐久間サクヤ先生を下ネタに繋げてた八乙女ハルルが、同じように雪で滑ってお尻を打つにいたるの綺麗な展開という感じある。

この場に積極的に下ネタを振るのは八乙女ハルルしかいないので、八乙女ハルルが同じように下ネタに繋げられることは無かった。

ちなみに雪かき中だからか、佐久間サクヤ先生は初のポニーテール姿で登場だ。

氏家ト全先生の漫画、髪の長い女子や女性が場面に応じて髪を結ったりするから嬉しいね。

けど、女子がだらしなくしてるシーンでもちょんまげにしてるシーンは見たこと無いな。氏家ト全先生のこだわりなのかな。


雪かきを手伝ってくれた生徒たちに、先生たちがホットココアの差し入れだ。気配りができていらっしゃる。教師も大変だ。

そしてラストは、かまくらと下ネタ。でもオチ自体は下ネタよりも、かまくら完成のほのぼの日常描写かも。

いやでもこの下ネタは予想外すぎて笑った。かまくらに作った小窓で下ネタに繋げられることあるのか。

泉ルイのツッコミの勢いと本木アユムの表情が良すぎる。


今月の感想終了。

次回予告は "次回、早くも花粉が飛び交う!!" とのことだ。

他の箇所の予告によると、第23話で花粉症になってた八乙女ハルルが体質改善に挑むエピソードであるそうな。

そして朗報! 次号の別冊少年マガジンでは 『八乙女×2』 が表紙&巻頭カラーだ!!

さらに特製プレゼント企画もありとのこと。やったぜ。勝ったな (何がだ) 。

何度でも繰り返すけど、2/7 (金) は『八乙女×2』 単行本3巻の発売日だ! それを記念しての表紙&巻頭カラーだよ。

別マガ表紙の傾向からして、『八乙女×2』 の単独表紙であろう。氏家ト全先生の画業の中でも今まで数回しかない単独表紙だ。

別マガ編集部~!! 『八乙女×2』 の表紙&巻頭カラー大感謝! 氏家ト全先生の新刊発売のたび表紙&巻頭カラーをやってほしいよ。


ちなみに表紙&巻頭カラーなので、今月は次号予告漫画にも 『八乙女×2』 が取り上げられている。チェックしよう。



最後に、どうでもいい余談。しかも今更すぎる話。

『八乙女×2』 2巻単行本の宣伝が別マガにもたびたび掲載されてたじゃないですか。

その宣伝ページと2巻表紙実物とで、八乙女カイと八乙女ハルルの密着度合いが違う。要は、2人を別レイヤーで描いたイラストってこと。

氏家ト全先生って原稿をアナログで描かれているものと思っていたから、ちょっとビックリした。