・5月29日 (火) までの期間限定なので先に書くと、マガポケにてイラスト色紙が抽選で当たる企画を開催中だとか。
参加にはTwitterアカウントが必要で、詳細を確認するにはマガジンポケットのアプリが必要。
こういう応募って昔は全部郵便はがきだったのにインターネットの普及は色々なものを変えていくなあ、とか関係ない感想を抱いた。
それはさておき、この企画は 『生徒会役員共』 ももちろん対象っぽいのでツイートしたりしよう。
そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。
今回の 「#473」 は、柔道部メイン編!
柔道部と言ったら三葉ムツミの率いる桜才柔道部に決まっているかと思いきや、何と今回は英稜柔道部の人達も割と出番が多いよ!
まあ英稜柔道部の人達は特に名前も出ないですけど。
ともあれ何かワイワイとして楽しい回だ。
開幕 【迷える柔道部】 にて状況説明。
桜才学園の柔道が改装工事のため使えなくて、柔道部は練習ができないとか。
特に大きなネタもない導入の4コマですが、津田コトミが天候チェックをするのはマネージャーらしさも板についてきてるのかなぁと。
2本目 【有名人】 からは話も本番。
困った三葉ムツミたちに助けの手を差し伸べたのは、天草シノ会長と英稜高校の柔道部でありました。
天草シノと魚見チヒロの生徒会長同士のツテによって、英稜柔道部の道場に間借りさせていただく展開だよ。
「権力者とコネができて」 と津田コトミが過去 (単行本3巻 「#32」 ) に言ってたことの伏線回収か? (そんなわけがない
まあそう思うほど、天草シノのツテはすごいなぁーとこの時点では思ったわけですよ。
実際はそれ以外の理由もあった……いやこの4コマのオチの、大食い女王としての三葉ムツミという理由ではなく。
せっかく同じ道場での合同練習ならば練習試合も実施されるわけですが。
【攻撃型ムツミ】 は柔道から脱線して三葉ムツミの恋愛事情に中里チリが真正面から切り込むネタだ。
津田タカトシへの好意は三葉ムツミ的には隠しておけてるっつー認識なのかな。
いや隠しておけてるというより、ハッキリさせてしまうのは恥ずかしいし誤魔化したいって感じなのかも。
トッキーこと時カオルと津田コトミが主役の4コマも2本あって、【新生トッキー】 は今回初めての下ネタ系のネタだ。
いや下ネタか? って感じのライトさではあるけれど、トッキーにトイレの我慢を強いているとこまで含めれば充分下ネタで行ける。
ほら、切羽詰まってるトッキーを限界まで切羽詰まらせてえ! という嗜好の人もいるでしょうし。
続く 【アドバイザー コトミ】 、背景にモブ生徒として魚見チヒロ会長と森ノゾミがいるのは絶妙ですよねー!
ウオミーは 『生徒会役員共』 の世界では割とメインな登場人物、いや贔屓目に見れば第2ヒロインの位置にも行けそうじゃあないですか。
でもトッキーからすれば世界は違って見えて、ウオミーとか顔を合わせたことがあるのにここでは全然気付きもしない。
漫画としては津田タカトシたちが主役でも、ちゃんと作品の中の世界では登場人物1人1人が自分の世界を持っているのだ、みたいなアレ。
そういう良さを感じられる描写であろう。
あと驚いたのは、LINEであろうアプリのアイコンだよ!
つい2話前の 「#471」 に五十嵐カエデとナオちゃんのLINEアイコンが出てきて驚いたばかりじゃん。
まさか今週は時カオルと津田コトミのアイコンまで明らかになるとか衝撃展開じゃないです!??
『生徒会役員共』 は割とガラケー時代が長かった漫画で、スマフォに切り替わるときは わざわざこれからは登場人物の携帯がスマフォになりますみたいなネタまでやった漫画なんすよ。
実際そのネタを境に出てくるケータイが全部スマフォに切り替わったしね。
ネットの匿名BBSでの書き込み描写は 『妹は思春期』 からあったけど、LINEが描かれるようになったのは 『生徒会役員共』 でもつい最近だ。
何があったのだろう、一体どうしたことだろう?
氏家ト全先生がつい最近になってLINEを始めたとか?
ちなみにLINEアイコンは、トッキーが狼で津田コトミは猫だ。
名前欄は "KAORU" と "KOTOMI" で名前そのまま。
津田コトミだったら厨二病フルスロットルな名前にしそうだが、そうでないのは理解しやすさのためであろう。
つーか、下の名前が設定されてるとやっぱ便利な状況もあるよねーと改めて実感した。
トッキーが "時さん" と苗字しか不明の時点だったら、このネタの名前欄も "TOKI" とかになってたのだろうし。
それはそうと、トッキーは津田コトミに 「コトミ」 って下の名前で呼びかけることもあるのな。
LINEだからだろうか、普段だと 「おい」 とか何かしら名前以外の呼び掛けをしてるイメージですが。
深読みすると、宛先が明瞭なのに 「コトミ」 と呼び掛けるのは機械オンチを示唆してるような気もするが……いやそれは無いか。
最終ページ 【津田さんの方】 では、三葉ムツミへと向けられていた視線の謎が明かされた。
天草シノのツテによって道場を間借りできたかと思いきや、三葉ムツミ自身の過去の功績もあって間借りできたのだとほのめかす展開!
過去の試合の成果が影響してきよったー。
『生徒会役員共』 は初めて読む人に向けてのためか過去話が拾われにくいから、こういう展開は珍しくて良い。
というか、天才柔道少女の津田ハナヨがイメージ映像でとはいえ再登場するとは思わなかった。
津田ハナヨについては、単行本16巻 「#453」 を読んで再確認しよう。
マガポケにて 「#453」 だけポイントで買って読むという手立てもあるな。
ラストの 【津田くんの方】 では津田タカトシたちが登場だー。
下ネタ成分が薄めだった今回、大オチを下ネタで決めたのは七条アリアだ、さすがの貫禄であろう。
ピュアピュアな三葉ムツミも七条アリアの手にかかれば、無知シチュとか超えてそういう妄想に至れるのか。
思春期である。
今週の感想終了。
そして来週5月30日 (水) 発売号の週刊少年マガジンでは 『生徒会役員共』 が休載です。
何気に2018年では初めての休載だー。
これまでのパターンからすると、休載が明けてしばらくすると一挙2話掲載が来ていたが……?
今年はどうなるものかなあ。