移動しつつ復習する回

・ 『COPPELION』 、「PHASE.24 【死のモニュメント】」 の話。

今回は現状を整理しつつ、廃墟となった東京の街並みが色々描かれる回。


渋谷 → 青山学院 → 表参道 → 都道413号 → 青山霊園 → 六本木と移動しつつ、

成瀬荊・野村タエ子・深作葵・小津歌音・小津詩音がひたすらしゃべる。

あ、今回は調査係と小津姉妹の全員にセリフがあったんだな。


途中に寄った青山学院で、Dr.コッペリウスとのぬいぐるみ型通信機を奪取する作戦を練る。

題して、"美人姉妹ウサギちゃん強奪大作戦" とのこと。

ともかく、市川迷砂たち2年生の目的である深作葵を使った作戦に決まったらしい。


移動する様子がわざわざ描かれたのは、道中での2年生発見イベントのため。

小津歌音が生体電気を感知する能力で、上空を飛ぶ市川迷砂・円谷真奈たちに気付く。

Dr.コッペリウスとのぬいぐるみ型通信機を持ち、巨大ミジンコも連れて、全員総出の空中散歩だ。

どこへ向かうのかいうと、どうも六本木らしい。


ギロッポン‥‥! それってあのホスト&キャバ嬢たちがたむろしていた古の歓楽街ですよね!?」

深作葵は緊迫した状況下でも、いつも通りだな。

そして野村タエ子の超視力で、2年生たちは六本木ヒルズに移動したことが判明。


六本木ヒルズへ向かう途中、青山霊園で謎の人影を目撃するイベントが発生。

しかし目撃したのは深作葵だけで、小津歌音の生体電気感知能力にも引っ掛からなかった。

ノーセンスみたいなロボットだったのか?

さすがに今の 『COPPELION』 でも、本物のお化けが出てくるなんてことは起きないだろうし。


ギロッポンに到着したところで今回終了。

次回は、六本木ヒルズコッペリオンのチャンネーたちが大暴れ、と思われる。


井上智徳先生は、前に 「 『COPPELION』 は背景メインのところがある」 と明かしていた。

今回移動する様子がわざわざ描かれたのは、それのためもあったのかもしれない。

廃墟マニアの読者へ向けたサービス展開だったのかもしれない。