生徒会役員共 「#396」 感想

2016年10月18日 (火) は、『生徒会役員共OAD付き単行本14巻の予約締切日!

ついに残り一週間を切ったぞ。

オリジナルアニメDVDも完全受注生産なので、見たい方は是非この週末に予約しようよ。

お値段、発売日などは公式サイトでチェックだ → http://gentei.kodansha.co.jp/seitokai/


さてさて、今週号では桜才学園の文化祭が開催だ!

今年の文化祭の売りは、アイドルグループであるトリプルブッキングのライブ。

今回ついに桜才学園にトリプルブッキングがやってくる……と思ったよねー。

予想と違う展開になって驚いたよ。

そんな一筋縄ではいかない、今週の 『生徒会役員共』 「#396」 感想。


開幕 【これください】 は喫茶店ネタ。

前回、津田タカトシたちのクラスがやると言ってた喫茶店に天草シノたちがご来店。

三葉ムツミが喫茶店の制服で接客だー。

かわいらしい制服っていうか、肩が出てるし露出度高いなおい!

リボン付きの付け襟が良いアクセント。

モデルになった制服とか実在するのかな……

桜才学園に存在するファッション部は こういう衣装の製作に活躍してるのだろう (単行本7巻 「#175」 )


なお、扉絵も喫茶店の制服に身を包んだ萩村スズである。

ファッション部の話題が出た4コマでは 「ダッチワイフにしたーい」 と七条アリアから大好評だった萩村スズ。

今回の衣装もお人形さんみたいな可愛らしさだ。

今回萩村スズは全編この衣装で登場しているので嬉しいね。

なお、同じクラスの津田タカトシは普通の制服だ。

轟ネネの喫茶店制服姿も登場しないぞ。ううう、惜しい。


凝ったメニュー名の命名者まで判明するっていうのは凝った趣向で良いよねって思った。

なお 「紅のメモワール」 、メモワールの意味は 「思い出」 や 「回顧録」 だとか。

メニューがそれぞれ 「褐色の大人の階段」 とか 「ふんわり卵布団」 とかセンスが統一されてない感じよな。

これ、津田コトミの厨二病ジャンケンでグーチョキパーそれぞれのモーションが違うってネタを思い出した。


今年の文化祭のメインは、トリプルブッキングのライブ。

しかし今週の 『生徒会役員共』 のメインは、「第一回 桜才チャリティーオークション!」 だった。

一体どんな下ネタグッズが出品されるのか……と恐れおののいた人もご安心を。

下ネタを繰り広げるのは、観客席や落札者側であったとさ。

使用済みのエログッズが公衆の面前には晒されたりしない。

こういう繊細な采配が氏家ト全先生のバランス感覚なのだ! たぶん。

アニメ化されたら轟ネネ開発のモザイク必至な機械が出品されてえらいことになるっつーギャグが加わると予想しておく。


3本目 【済】 では、やったね出島さんが登場だー。

っていうか普通にオークションに参加していらっしゃるのね。

今回、文化祭だけあってか登場人物も多く、賑やかな感じが伝わってきて楽しいね。

七条アリアの足のサイズが23センチだと判明したことに興奮するフェチの人もいるのかな……


次なる出品は、大門先生の秘密の個人指導。

大門先生の個人指導をトッキーが落札、しかも津田コトミ攻めのトッキー受けとも言える展開ですよ!

そんなトッキー総受けな 【熱血トッキー】 、大門先生がそんな熱血漢な性格だったのかーってことが一番意外。

つーか2話連続して出番もあることも意外。

こうなるともう、4コマ目の天草シノと大門先生の体格の違いまで注目して楽しんでみたくなる。

筋骨隆々な体格すぎてスゲェよ。


オークションで最大の見所は 【評価ポイント】 の4コマにあり。

トリプルブッキング3人の直筆サイン入り色紙という 『アイドルのあかほん』 本編にも登場しなかったアイテムには感動を禁じ得ない……!

飯田シホと有銘ユーリのサインは 『あかほん』 本編にも登場するので確認されたし。

結局、飯田シホのサインはキャラクターを添える感じにはならなかったようで。


如月カルナのサインが登場するのは、今回が初めて! ……のはず。

「サインなんて普通に書けばいいじゃない アレって字に自信がないからわざと下手に書いてるみたいで嫌だわ」 、

かつてそう断言した如月カルナ、そのサインは何かわざと崩してる感じのサインだぞ!

どういう心境の変化があったのか? 気になるところ。


直筆サインの入ってきた封筒も一緒に出品というのはオチに繋がる伏線ではあるけれど、

マニア心理を分かっているなーと伝わってくる舞台装置でもあるよね。感心。

そしてオチがまさかの出島さん再び。

出島さんが表情一切変えずに淡々と入札しているの実に良い。


そして最終ページではトリプルブッキングがいよいよ登場!

ただし、トラブル発生のため本格的な出番は次回にお預け。

今週は 【60分コース】 で見れるライブ告知ポスターのトリプルブッキングをお楽しみください。

60分コースというサブタイトルですが、ポスターにパネルマジックが施されているかは不明だ。


次回がトリプルブッキング到着までの時間稼ぎエピソードだとしたら、ライブ編は次々回になるのかも。

ひょっとすると桜才文化祭編は3週 (前回の準備編も合わせると4週) に渡る長編になる可能性もあるのか。

そんな贅沢な展開になったらどうしよう!?

期待できる最終ページだ、ワクワクしちゃう。

ラストの 【その頃のトリプルブッキング】 では、後頭部だけ見えてる井戸田ヒロキの存在を確認できるから喜べるし。


今週の感想終了。

ちなみに今週の週刊少年マガジンでは、他に2つほど 『生徒会役員共』 関連のページがあるぞ!


1つは本編直後に載ってる、限定版14巻の予約締切お知らせページ。

白黒ながらも珍しいことに1ページまるごと使った広告ページだー。

見ての通り描き下ろしもないけれど、珍しい宣伝ページなのでありがたがっておこう。

ありがたがるばかりでなく予約もするともっと素晴らしい。


そしてもう1つが、2017年年賀状の応募者全員サービス企画!

「マガジン作家から年賀状が届く!! 応募者全員に超豪華サービス!!」 として、氏家ト全先生による 『生徒会役員共』 の年賀状もある。

絵柄は自分の目で見てのお楽しみ。

申し込みには、今週のマガジンに付いてくる応募券が必要です。

こちらは10月22日 (土) が受付締切なので、欲しい方は注意しよう。