・経験則に基づく話に過ぎず、確証は無いんで注意。
おまけに既出のネタかもしれないですが、まぁ俺のKOF02学習の成果発表も兼ねてって事で。
KOF02の攻撃にはいろいろな性能が与えられてます。
ガード方向は「上段」「中段」「下段」「ガード不能」など。
攻撃の種類は「打撃技」「飛び道具」「投げ技」など。
ヒット効果は「のけぞり」「喰らい判定を持った浮き」「喰らい判定の無い吹っ飛び」など。
キャンセルは「全てで可」「全てで不可」「超必でのみ可」など。
そしてその他に、目には見えない性能である『属性』が付与されています。
とりあえず、確認されている属性は3パターン。A属性、B属性、C属性としましょうか。
基本的に「打撃」「飛び道具」「投げ」で分類されます。
性質もまた「打撃」「飛び道具」「投げ」に似ているけれど、実際にはちょっと違います。
ここでは「打撃」技にはA属性が、「飛び道具」技にはB属性が、「投げ」技にはC属性が付与されているとします。
分類はあくまで「基本的に」なので、プレイしていて感じる技ごとの分類と属性では違っていたりします。
例えば京の大蛇薙。
これは見ての通り飛び道具ですし、属性もB属性です。
しかしMAX大蛇薙の待機モーションは、A属性になってます。
例えばマキシマのベイパーキャノン。
どこからどう見ても打撃技ですし事実打撃判定の技ですが、
飛び回っている攻撃の属性は、飛び道具に多いB属性に分類されています。
例えばレオナのグランドセイバーとその追加技グライディングバスター。
どちらの技も見ての通り打撃技ですが、前者はB属性、後者はA属性と属性が異なっています。
例えばチョイの杓死。
どこからどう見ても打撃技ですし事実打撃判定の技ですが、
属性では飛び道具に多いB属性に分類されています。
面白いのはアテナのフェニックスファングアローで、
「ファ〜〜ング」部分のアテナがテレポートしている攻撃はB属性、
「アロー!」部分の実際にアテナが降りてくる攻撃はA属性に分かれています。
これら「属性」は何のために用意されたのか。
それは「当身技で取れるか取れないか」の決定のために用意されたものだと推測しています。
一部の打撃系必殺技を当身技で取らせないために設けられた、新しい性能・フラグ・スイッチ・etcだと推測してます。
属性はその決定場面でのみ明確な差が現れ、その場面以外に顔を出す場が無い性質なので。
そして以上の経験則から導き出した「属性」という仮説。
ここから考えた更なる仮説が「当身技で取れる攻撃は、打撃技でかつA属性の攻撃のみ」です。
故にB属性に分類されるグランドセイバーや杓死やベイパーキャノンは、
打撃技であるけれども、A属性ではないから当身技では取ることができないのだと考えています。
また、アンヘルとタクマの当身技は、
「打撃技でも飛び道具でも、B属性の攻撃ならば空振りになる」という性能になっていると推測しています。
事実飛び道具はどれもすり抜けますし、グランドセイバーも杓死もベイパーキャノンもすり抜けます。
とまぁここまでは良いのですが、ただ唯一の例外が確認されています。
それはK9999の「あっちへいってろォ!」。
この技は打撃技のB属性に分類されている技ですが、どういう訳か当身技で取ることができます。
これがあるので、「全ての攻撃は偶然、属性なるものが存在するように見えているだけではないか?」との疑念から逃れられません。
以上でKOF02の属性話は終了。
さて、ここでQ&A。
Q:これらはなんの役に立つんですか?
A:これらはなんの役にも立ちません。
そんなことより運命の矢から追撃が入らない仕様を嘆こうぜ!