Mission.21 【死の風】 感想

・今週のコッペリオンヌ!(ユビキタス大和風に)。


5話ほど前から登場した新キャラ "小津姉妹" に惹かれて ヤンマガ掲載 『コッペリオン』 を読み始めた俺ですが、

どうやら今週を最後に小津姉妹はしばらくお休みの様子なんだぜ。残念だ。


それはさておき、コッペリオンをようやく素直に楽しめるようになったよ。

このマンガを楽しむに当たり、個人的に最大の問題点としていた要素が、

「作中の科学考証は、どういった扱いなのか?」 という点だった。

つまり、「近未来っぽい要素はあるけれど、科学考証・設定は荒唐無稽」 というマンガなのか、

「地に足の着いた世界観を構築しているものの、たまたま最近は苦手なバトル展開を描いていたマンガ」 なのか? と。

主人公を簡単に蹂躙しうる強力無比な異形の存在 "小津姉妹" 目当てに読むのは邪道なのか? と考えていたので。


けれどそこは、今週号でごく普通に 意思を持った自律型ロボットが登場した時点で答えが出たよ!

オーバーテクノロジーすぎだろ! 「こんなこともあろうかと味噌だけはずっと持ち歩いてたんだ」 並だと思ったよ。

要するに、近未来SFの世界観に舌を巻くマンガではなく、

彼岸島』 や 『BLEACH』 等と同系統のマンガだったんだなと ようやく理解。


そして電信柱を粉々に出来るほど怪力な小津妹を電柱に縛り付けてなんとかなったと考える主人公に、このマンガの適当さを見た。

小津姉妹が気絶しているとはいえ、縛った意味がほとんど無いよ!

電気使いの小津姉が 一度電気を避けられ殴られただけでKOされるというバトル内容もちょっとなあ。


今週号からはコッペリオンの舞台に関わる展開が続くようだけど、

俺はそれより小津姉妹が再登場して能力バトルマンガになってくれた方が嬉しいです。

彼岸島』 みたいなバトルアクションマンガも良いなあ。