プチプチたんたんプチたんたん 「第44話」 感想

・今月の 『プチプチたんたんプチたんたん』 は、花園ハナ達が面接の練習をするエピソード。

氏家ト全先生の漫画では、主人公たちの卒業→入学の流れが描かれたことは無く、

今いる環境からの巣立ちが描かれる時、それすなわち最終回の時! みたいな扱いなので、

やはり最終回に向けて着々と準備を進めているのだなぁという印象を受けてしまうー。

( 『生徒会役員共』 の津田コトミは作中で卒業と入学を体験しているけれど、中学校については描かれていないし )


そんな訳で、第44話 【面接マスター】 の感想。

開幕から利発そうなお子さんに見える花園ハナですが、すぐ後には顔にご飯粒を付けてて2コマしか保てていない。

トイレでドアをノックされる片岡ヒカリには、「男性はトイレで隣に人が立っていると時間がかかる」 との実験結果があるらしい事を思い出した。


面接練習が始まってからは、山田コンスタンツによる胸の谷間やらレオタードチラのシーンが連続するわけですが、

『プチたん』 ではパンチラが解禁されたはずなのに、山田コンスタンツのパンツ風描写はガチで下着のパンツになったりはしないのね。

基準が謎だー。

あと、陽汝学園の制服ってほとんど描かれないから制服姿の山田コンスタンツには今でも新鮮味があるな……とも思った。

「受験番号0721」 の小ネタが作中完全スルーされてるのは笑った。


そういえばこのまま行くと『プチたん』 は、氏家ト全先生の漫画が初めてマガジンSPECIALで最終回を迎える作品にもなるよな。

そうすると、マガスペでは週刊少年マガジンよりもお色気シーンの規制が緩いっぽいことが気になる。

氏家ト全先生の最終回でおなじみの 「登場人物が皆パンモロする」 という以上に過激な終わり方をする可能性もあるのでは。


今回メインの話題の面接練習に昔懐かしい印象を受ける理由は、『濱中アイ』 にて描かれた面接練習を思い出すからかねぇ。

濱中アイ』 の面接練習シーンは各コマがコピーだったけれど、今回の 『プチたん』 ではコピーは不使用みたい。

あと、田隈カオルとニュートンやベートーベンの共通点は、田隈サトリが無くしてしまいそうな気がするのだけどどうか (最低)


ラストのオチはさておいて、終わり2ページには朝宮マミさんが登場して華がある! 美しい振り返り姿だ。

田隈サトリと席を共に食事しているのは第35話に登場したミカとアユか。

遠景での姿とはいえ、再登場があるとは思わなかった。

それにしても、あまてら荘には他にもモブ寮生がちゃんといたのな。

現2年生の入学時には、あまてら荘に新寮生が3名しか入らなかったとかいうエピソードもあったから、

寮生がもう実はとても少ないのではないかとか気になっていたしで、今回程度でもモブ寮生の姿が見えるとホッとする。