OAD 『生徒会役員共*』 第18話感想

・最後に、『生徒会役員共』 13巻限定版に付属のOADをご紹介。

OADジャケット表紙は魚見さんと森さんだ。

単行本の表紙が出島さんと森さんになってしまったことを仕切り直して、という背景があるのかは不明。


OADの収録時間は、およそ30分。

生徒会役員共*』 第18話と銘打たれているOADだけあって、TVアニメ1話分だ。

TVアニメのBD/DVDには ピュアver.(P音あり) と思春期ver.(P音なし) の2種類があったが、

OADの内容は思春期ver.のみにつき、OPの轟ネネのバイブのモザイクは無いし、ピー音で伏せられていない言葉も多い。

ちなみに今回の限定版に付くOADを収める箱は、箱の左右両面とも絵柄になっていて、箱の上面を開ける形。


アニメ化されている範囲は、森さんが登場する事から分かる通り11巻の内容を含む。

今回は 「アリアのこれなーに??」 等のミニコーナーは無かった。


感想。

何やらこれまでと絵柄が違うなー? と思いながら見てたら、普段と違って作画監督に植木理奈さんという名前があるね。

この方の絵柄ということだろうか。やはりスタッフロールとかも注意した方が良い要素だなぁ。

そうそうスタッフロールと言えば、今回一番注意を払ったのは声優さんのところだったよ!

今回のOADでは、英稜生徒会の魚見さんと森さん以外のもう1人の役員にもセリフがあった。

スタッフロールでは声優さんの演じた登場人物の名前が出るものだから、つまり名無しの役員にさりげなく名前が付与されるのでは!?

……そんな期待も抱いたわけでしたが、まぁ実際にはスタッフロールに名前無し。演じた声優さんが誰なのかも不明だった。

まぁ森さんともう1人と、英稜生徒会の2人に声が付いたエピソードなので、声優ジャンルに興味ある人には嬉しいのかもしれない回だ。


また、氏家ト全先生の 『生徒会役員共』 ではどんな格好か描かれなかった、河童の出島さんも見事に描かれる。

何か凄いカラーリングだな……と思ったけれど、河童プレイとかではあぁいうカラーが定番なのでしょうか。そんなプレイあるか知らないけど。


"原作にあっても今までアニメ化されていないモノ" といえば扉絵ですが、

今回はOP前の生徒会会則シーンでは、扉絵で天草シノが英稜高校生服を、魚見さんが桜才学園制服を着る扉絵が再現されてたと言って良さげ。

なるほどなーって思ったよ。

というかあのアニメオリジナル生徒会会則シーンは 原作での扉絵もどうにか余さず再現しようという試みなのかもと今更気付いた。


OADのセリフは基本的に原作準拠なのだけれども、今回は何ヶ所が単語を同義語に変えてるところがあったのは気になった。

「充血」 が 「興奮」 に変えられていたり。何故だろう。別に悪い意味で気になったわけではないけど。