今週の 『生徒会役員共』 「#510」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、眼鏡回と言えますよね!?

轟ネネが眼鏡を外すネタがあり、三葉ムツミが眼鏡をかけるネタがある!

今回のメインテーマは眼鏡であると言えるのではないでしょうかッ。

いやまあ、冷静に判断を下すならば特別なイベントは無い日常回ということになりますが……


そんなわけで今週の 『生徒会役員共』 感想。

今回 「#510」 は、三葉ムツミが眼鏡をかける回として分類したい。

しかし氏家ト全先生的にはそういう分類では無いようで、特に扉絵にも眼鏡はフィーチャーされていないぞ。

扉絵アオリは 「3拍子そろったアリア様です!!」 と "様" 付けなのが良いですね。


開幕 【かまって】 は、津田家の飼い猫ムラサメ君が1コマ目から登場するも寝ているだけであった。

メインは "無反応" という行動自体であり、オチの自動ドアに反応されない萩村スズに繋げるためだったからな。

「反応されないとせつなくなりますね」 に 「わかるー」 というリアクションが返ってくるのは平和だなー。

放置プレイとか存在消失系プレイとか、その手の下ネタに繋がる可能性もある話題であったろうに。

猫を飼っている繋がりである七条アリアだったから下ネタには派生しなかったのかもしれない。


2本目 【高速の横島】 は、これは下ネタだよなというサブタイトルから予想すればやはり下ネタだった。

どういう下ネタかと言えば、舌の動きが残像で2枚あるように見えるほど高速の舌技を誇る、というオチだった。

手や腰やらでなかったのは予想外な感じだー。

セのフレンドからも高評価を得ていそう。

3本目 【スズはみていた】 、これが普段の天草シノと七条アリアなのだろうなーって感じがめっちゃあるなあ。


そして4本目5本目ではメガネのネタが来た!

【よろよろ】 【ふらふら】 続いてメガネのネタであり、轟ネネが眼鏡を外すし、三葉ムツミは眼鏡をかける!

体育でハッスルしすぎてメガネを壊してしまった轟ネネを可哀想と思う脳の余力が無いほど轟ネネが魅力的だ……!

裸眼でよく見えないからと目つき悪くなる3コマ目の轟ネネを見てくれ! ほっぺむにむにしたい。

4コマ目の猫背の歩きは別に他の登場人物でもよく見る姿勢だけれど、それなのに何故か可愛く見えてくる!

実に素敵だ。

そして轟ネネのメガネをお戯れにかけてみる三葉ムツミ!

not眼鏡な登場人物でも眼鏡をかけるシチュが稀にあることに定評のある 『生徒会役員共』 ですが!

ついに三葉ムツミまでもメガネとは……!

もしやこの流れでパリィ・コッペリンのメガネ姿も見られるのかッ、と期待したら流石にそこまでは行かず。

そんなに美味しい話は無かったねー。

なお、このメガネネタは天丼になってるネタで、オチのスズヘッド2連続では 「スズヘッド2」 なるフレーズも登場。

「スズヘッド2」 って2が付くと映画とかのタイトルみたいだわぁ。


眼鏡ネタの次は出島さんのターンでしたが、出島さんの眼鏡姿は拝めずである。

出島さんはコンタクトレンズを使っているというネタも登場初期にあったというのに……!

どうして出島さんが眼鏡をかけるネタは来ないのか……? 焦らしプレイなのか???


そういうわけで最終ページは出島さんのネタが2連続。

【突然の雨】 は、七条アリアを桜才学園校門まで出迎える出島さんの話である。

どこに一番注目したかと言うとバックミラーに映り込む出島さんの表情であるわけですが、特にどうもなっていなかった。

でも出島さんを鏡越しに見られるシーンって他に無いからか何か新鮮味があるのよな。

ていうか出島さんの運転する車に同乗する人は、隣なり後ろからなりバックミラー越しになり出島さん見放題なのだな。

そのシチュエーションに思い至らなかった。


ラスト 【どさくさ】 、これ背景描かれてないから不明だけど、このやり取りどこでやっているのだろう。

4コマ漫画、ギャグマンガだからこそ可能な便利さというか工夫であるよな。

そんな匠の技はさておいて、話題は津田タカトシと七条アリアの相合い傘である。

大人びていても真っ向から相合い傘を指摘されたら切り返せないのが津田タカトシであるのだなー。

そして大人であっても、「そのテがあったか」 とかどさくさに紛れて七条アリアの胸の感触を楽しむのが出島さんである。

出島さんは普段七条アリアへのボディタッチを許されているのかなー

真正面から揉ませてほしいと言ったらOKされる関係であってほしい(どさくさに紛れて言いたいことを言う) 。

今週の 『生徒会役員共』 「#509」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は、ありそうでなかったバッティングセンター回!

氏家ト全先生は、過去作品で登場人物の苗字を実在の野球選手から取っていたほど野球好きなお方なのよね。

それもあってか、他の漫画では野球を題材にしてもこういう単語は出ないだろうな、って言葉も見られるー。

最後の "サイレント・トリートメント" とか初めて知ったよ!

そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。


扉絵からヘルメットを被ってバットを持った天草シノ。

「球春到来まで、もう少し!!」 の 「球春到来」 のフォントがデカい!

このアオリを考えたのは担当編集者さんだろうけど、これも野球好きでなかったら球春到来って言葉は出ないと思う。


開幕 【たまっている会長】 とかいかにも下ネタ風なタイトルですが、オチから既にバッティングセンターネタ。

ストレス解消の方法が下ネタという展開は氏家ト全先生のデビュー作 『妹は思春期』 からあるけど、今回は非下ネタだ。

マジでバッティングセンターへ皆で行くための導入でしかない幕開けネタだ。


2本目 【金属音】 から、舞台はいざバッティングセンターへ!

ここから最後までバッティングセンターで話が進むので、登場人物は (モブを除けば) 桜才生徒会の4人だけだー。

それもあってか、何か連載初期の頃っぽい雰囲気があると思うのだけどどうだろう。


3本目 【熱血指導】 、1コマ目の天草シノの内股な感じとか見るよりも津田タカトシのセリフが長いことに目を奪われる。

続く展開やオチのためとはいえマジなアドバイスじゃあないの。

そんなバッティング話を当然のように下ネタに持っていく七条アリアだけがいつも通りであった。

5コマ目があったら 「指導してやるっ」 のツッコミさえも下ネタ的に受け止めていそう。


天草シノの他に萩村スズもバッティングに挑戦するわけですが、やはり飛ばない。

いやそれより、【実質ドロー】 の 「内野安打性の当たり」 が気になってしまう。

野球好きな漫画家さんでなければ、たとえ同じネタを描くにしてもこういう言葉は出ないだろうよー。


ラストの 【黄金ルーキー】 は8コマ漫画。

メインのネタは 「サイレント・トリートメント」 で、冒頭で書いたようにガチで初めて聞く野球用語だった。

オチで天草シノが下ネタに繋げてくれたことには、謎の安心感に包まれてしまったよ。

つーかこのツッコミというか、下ネタにマジ焦りなオチ面白いな。

ほっといたら七条アリアもこの消失系AVごっこにマジで付き合ってイタズラされるがままになりそうだからかも。


・そしてこれは2月22日にあった発表なのですが!

2019年3月20日発売 『劇場版 生徒会役員共Blu-rayの追加情報が発表となった!

詳しくは、『劇場版 生徒会役員共』 サイトの速報ページを見てほしい。

ジャケット画像と、法人別オリジナル特典の絵柄が公開されたよー。

今のうちにチェックして、いざ買うときに迷わず済むよう入念に検討しておこうぜ。

『生徒会役員共』 「#508」 感想

・1週間遅れとなってしまいましたが、『生徒会役員共』 感想。

この回 「#508」 は、行事とかではなく普段通りの日常エピソード回だ。


開幕 【パリィ ググる】 、津田タカトシは着やせするタイプなのだな!

津田タカトシって肉体改造つーか鍛えてると窺えるシーンが何気にたまにあるよね。

割と筋トレを趣味にしてるのかもしれない。

そしてオチは顔面蒼白のパリィ・コッペリンがウケるじゃあないの、良い表情だよねぇ。

パリィ・コッペリンは検索サイトでセーフサーチをオフにしているのだな、という深読みもしたい。

なお、Googleではセーフサーチをオフで "肉体改造" と検索しても、実際はアダルトコンテンツは表示されず (この日時点)。

他の検索サイトでどうなのかは興味のある人は検証すれば良いじゃあないの。


2,3本目 【もみ もみ】 と 【もみ もみ もみ】 のリアクションが好き。

「二の腕の感触って乳房と同じらしい」 という豆知識をその場で試す七条アリアと萩村スズもよく考えたら良いよね……

これすぐこの場で試してみてるけど、もしこの場に津田タカトシがいても同じように試してみたのだろうか。

いや天草シノもこの話題を出さなかったかもしれないけど。

津田タカトシがいたら萩村スズは絶対この場では試さないよなー、七条アリアは試すのかどうか!? どっちだろう。

そんな妄想はさておき、七条アリアと萩村スズの反応が良い感じだぞ。

次の 【もみ もみ もみ】 もそりゃあそうなる……!

つーか平素なら天草シノは普通に津田タカトシに二の腕を触らせていただろうってことでもあるよな。

あらためて仲の良さを感じるぜー。


4本目 【情熱メイド】 のセクシーな出島さんもめっちゃ良いじゃあないっすか……!

思わず、おほぉって声が出ちゃう (どんな声だ)

氏家ト全先生の漫画で唇自体がクローズアップされるのって割と珍しいから新鮮さもある。

素敵だ。


最終ページは英稜生徒会のターン!

【カレーかな】 、魚見チヒロが津田タカトシと津田コトミの晩ごはんに悩むネタである。

このネタのために扉絵アオリでは 「母性の目覚め!!」 とかウオミーに付いてるわけですよ。

そういや母性を発揮するような、母親ポジションの登場人物って魚見チヒロが一番近いと言えるでは!?

萩村スズ母のように母親である登場人物とか教師や保護者はいるけれど、母性とはちょっと違うし。


ラスト 【森さんのお言葉】 では、広瀬ユウが色恋沙汰に感想を述べるからドキリとしちゃう……

広瀬ユウは両生徒会の集う場で 「会長は津田さんのこと好きなんスよね?」 とかヤベー質問投げかけそうな気がする。

それともさすがに察して そんな危険球は投げないのかなあ?

広瀬ユウの掘り下げが期待されますね。

あとクリスマスパーティーの写真も何気に良い。

やや焦ってる感じの天草シノや、何気に映り込んでるスズヘッドも良い味出てる写真と言えよう。

今週の 『生徒会役員共』 「#507」

・今週の 『生徒会役員共』 は、大雪の日の桜才学園編!

交通機関はマヒしているけれど臨時休校にはならない程度の大雪みたい。

そんなわけで今週の 『生徒会役員共』 感想。

「#507」 の感想だ。


扉絵は轟ネネですが、その肩書が少しおかしい。

「桜才学園ロボット研究会所属」 だけれど、ロボット研究会はのちにロボット研究部に昇格している。

ちなみにこの誤植は、以前にもあった。

そのときはロボット研究部はロボット研究会に降格したのかなーと思ったのだが……

今回またあったってことは、誤植ではなくマジでロボット研究部から降格したのかも。

轟ネネのプレイ内容がハードすぎて、部員がついていけなかったとかで。


開幕 【雪の日】 は七条アリアの聞き間違いネタである。

"おくれ毛" という言葉はここで初めて知った。

別に下ネタ用語ではなく普通のファッション用語であるみたい、こいつはやべー。

そういや先日見たテレビ番組によると、昔の男性はもみあげに色気を感じたりしたこともあったらしい。

髪フェチの歴史と業は深い。


天草シノたち生徒会役員の面々は遅れるわけにもいかず早朝からの登校である模様。

2本目 【パンチラ】 対策は一般生徒の登校時間のお話で、この1コマ目が良いよねー。

ズルっとこけるトッキーのアクションやら、背景にこっそりいるヨシ君ナオちゃんやら、何やら楽しげ。

同じ相合傘でも背景は恋人同士、手前は友達同士なのよな。

津田コトミとトッキーの仲良しさんっぷりも眼福じゃあないの。

トッキーは傘を忘れないように鞄の中に折り畳み傘を常備していそう、とか考えてしまう。

ていうかパンチラシーンじゃあないと、こうも堂々とこけてスカートの中身があらわに描かれるのだな。

なお、ノーパンではありません。

短パンなのでパンツも大腿部の付け根とかも特に見えないですよ。


3本目 【ズボンとスッポン】 、天草シノの思う津田タカトシ像に笑う。

大きいと思っているのか、大きくあってほしいのか、特に背景は無い下ネタなのか……!?

あるいは津田タカトシに限らず一般的な男子はそれくらい大きいと思っているのかもしれない。

なお、フレンドリーファイアは "誤って味方を攻撃してしまうこと" という意味。


次の 【私の知っている雪合戦】 、三葉ムツミによる雪玉の投げる回転率がすごい!

それを避ける中里チリの反射神経も半端ないぞ。

この2人が雪合戦大会 (単行本15巻 「#406」 )の助っ人だったら優勝まで行ってたろうに。


氏家ト全先生はデビュー時からオチの多彩さが魅力的に思われたそうですが。

この 【はーふー】 は津田タカトシがツッコミを入れる前でオチとなる4コマだ。

津田タカトシがいつから見ていたのかが気になるねー。

思わず見入っていて、それから我に返ってこのオチだったら良いなあと思うのだ。


最終ページは轟ネネが主役だよー。

先日の 「頭隠して尻隠さず」 かるたに続き、壁尻プレイネタがまた来たぞ!

フェチの人には嬉しい展開だねえ。

【小柄な2人】 、意外にもパリィ・コッペリンの体格について推察できる4コマだった。

轟ネネのお尻より、パリィ・コッペリンの身体はどの部位もスリムとは確実に言える。

そういやラストの 【けつ】 の最後のオチに至るまで、轟ネネは全く下ネタ皆無なのだよな。

こういう普通の女子してる態度の轟ネネも、ギャップ効果なのか大変良い……

膝がめちゃくちゃ冷たそうですね、とは今気付いた。

津田タカトシに代わって轟ネネの腰のあたりを掴んで引っ張りたいと思う読者も多いと思う。

私もその一人です。

今週の 『生徒会役員共』 「#506」 感想

・今週の 『生徒会役員共』は、特にイベントの無い日常回!

小山リカ先生が扉絵だったり出番が多めだぞ。

そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。「#506」 の感想。


開幕 【会長とカイロ】 は冬の日常の1コマ。

ブラとパッド越しではカイロの温かさも効き目が薄いわけですかー。

ちょっとした失敗ながら、パッドを仕込んでることを萩村スズにも内緒にしようとするの面白いな。


2,3本目には扉絵にもなってる小山リカ先生が登場だ。

【いいお湯】 は、横島ナルコ先生と小山リカ先生の "お湯" に対するイメージの違いが来た。

でも横島ナルコ先生の素のボケっていうより、自分がどう見られてるか活かした下ネタボケって雰囲気もある。

挨拶程度のちょっとしたギャグのつもりの発言かも。

いやこれが日常で差し込まれてくるとかヤバすぎですけども……


【小山クイズ】 は、2本目の続き。

白湯のおかげかお肌キラキラになった小山リカ先生。

さりげないけど、こういう会話は女子って感じだよなー。

男子同士じゃよほど美容に興味ある間柄でなきゃ絶対お肌の調子とか会話しない。

オチで七条アリアが 「あーそれかー」 と同意してるの、七条アリアについて思えば気になるオチですね。

えっじゃあ、普段の七条アリア的に肌は荒れたりしているのか……!? とか思ってしまう。

めちゃくちゃオナ禁も美肌も意識してそうなのが七条アリアだものなー!


次の 【強者の余裕】 、津田コトミと時カオルのネタと言えそうだが、時カオルが見守るだけなの笑う。

何故遠くから見守ってるの……!

オチはともかく、津田コトミが世界の偉人についての本を読んで自分を成長させようとするの立派でしょ!

こういう自己啓発っつーか内面を高めようって意識は兼ね備えているわけだしな。

桜才学園に入れるだけある。

トッキーの見守り具合からして、こうなってから何か違う行動になっちゃうのも繰り返してそうですけど。


割とほのぼのしたネタが続いておりましたが、最終ページは七条アリアと轟ネネの下ネタだ。

【ほこりっぽい人】 、これ昔のネタを連想させて何か良い感じだな。

あの単行本4巻収録 「#78」 【誇りのかたまり】 の七条アリアの発言!

五十嵐カエデが理想の男性像は 「自分自身に誇りを持っている人」 と言ったのに対し、

七条アリアは 「そのプライドをへし折って服従させたいんだよね」 と握手を求めたネタ。

それを踏まえて今回、「それなら 津田君かな 叩くと誇りが出ていく人って?」 とのセリフを読むと、味わい深い。

七条アリアは津田タカトシ服従させたいと思っているのか、それとも津田タカトシなら簡単に服従すると思っているのか。

どう思ってるのかなー。

つーか 「くっオレは屈しない」 ってそんな女騎士みたいなセリフを言うのが津田タカトシの方なのかよ!w


ラストの 【マニアくらぶ】 は、轟ネネとフィギュアのお話。

虫がフィギュアをよじ登るようすがムシ姦っぽくて見とれるというネタですが、もう2コマ目時点で見とれてるのスゲェ。

轟ネネはフィギュアに何かしらの液体を再現したものをぶっかけてみた経験とかもありそうだ。

それとこのフィギュア造形も何気に注目。

こういうファンタジー系キャラクターが氏家ト全先生の作品中に登場するときお馴染みの金髪ロング女性ですよ!

(別に毎回同じキャラが出ているわけではないです)

ただ、過去に登場したのとは違うキャラだろうけど、雰囲気は毎回似ているのだよねえ。

好みのキャラデザなのかもしれない。