・さて、掲載順位が2番目だった濱中アイ。
その前は新連載という高確率で巻頭に来るステータスが付与されていたマンガなので、実質掲載位置は1番目。なんだこれ。
こんなに掲載順位高いのは初めてですよ。新規読者獲得狙っているんだろうか。
それはともかく、まずストーリー的展開から。
ミサキとマサヒコの志望校が具体的に挙げられたり。
ミサキは聖光女学院が第一志望校。マサヒコは初めて名前が挙がった英稜高校が志望校だそうな。
学校が遠く離れて会える機会がなくなることの消滅を心配するミサキに、
「別に会うのに理由なんていらないんじゃないか」「いつでもウチに来いよ オレ達幼なじみなんだからさ」
とマサヒコ。
おいおいなんだか随分良いセリフ言わせたもんだよなぁ。「024」の中村の名台詞の次くらいに良いんじゃないのか。
そしてこのマンガ始まって以来、マサヒコがミサキを名前で呼んだり。次回から呼び方変わったりするのかな。
見逃せないのは、ミサキの「卒業したらアイ先生の授業も終わっちゃうでしょ」発言。
「マサヒコ達が卒業してアイの生徒ではなくなる時、濱中アイは最終回を迎える」という読者の自然的な推測、
それを氏家ト全氏も想定していると受け取れるセリフだ。
今回は常識人の2人だけで6ページ中5ページ半を展開したため当然下ネタは少なく、2人の間で発生したネタは1つだけ。
全体で見ても「マサヒコ母の書き置き」「アイと中村のボケ」を加えて3つだけです。
配分も1,2ページ目で2つ、6ページ目下段で1つと、中間には一切下ネタが無い話だったので、
人によってはちょっと物足りない感じがするかも。前編の「088」とセットで考えればそんなに少なくないんだけど。
俺は、物足りなさを回避するためもあったっぽい、
大オチの後にテンポ良く持ってこられた後日談下ネタがヒットしたので物足りなさは無かったですが。
3コママンガなのにはスペースの無さのせいもあるだろうけど、消化しやすくする目的もあったと思う。
つーか見落としてたけど何気にアイが可愛いな。
あと、ギョーザが伏線だったのは気付かなかった。
よくよく見れば、単なる夕食のおかずにしては破格の扱いだしな。
「しっかり体力つけてネ♡」も「ニンニクたっぷり入ってます」のメッセージだったのか。
ネタバレっぽいので白文字ですが、「欲望の沼」編のカイジで「Tボーンス/テ/ー/キ」が伏線だったこと並に気付かなかった。