単行本第5巻発売

その姉妹、凶暴につき! 要注意!!

最凶コッペリオンの小津姉妹が本編に登場する、『COPPELION』 最新単行本5巻がついに発売だよ!


表紙は書店やらで確認しての通り、小津詩音 & 小津歌音。つまりは小津姉妹! こいつは嬉しいな!

もっと小津姉妹好き、もとい 『COPPELION』 読者が増えてくれるといいなあ。


単行本に収録されているのは、第2部の16話 『小津姉妹』 から、25話 『最後の晩餐』 まで。

小津詩音が行動を開始した話から、成瀬荊たちがプラネットを出発する前夜の話までだね。

実は、自分が 『COPPELION』 を読むようになったのも、この16話から。

小津姉妹に興味のある人は、丁度この巻から読み始めてもOKだよ。


ちなみに描きおろしは、一切なし。4巻にはあったのに……

ヤングマガジン掲載分からの変更点も、ほとんど無し。

単行本の表紙もヤンマガに掲載されたカラーページと同じ。

井上智徳先生は、「漫画は雑誌に載った時点で完成となる」 とか考えているのだろうか。

毎話冒頭の、前話のラストシーンを繰り返す手法もそのままだし。


一度は読んだ話だけど、読み返してみれば新しい発見もあった。

それはたとえば、唐突な登場に思えた太陽の塔の登場とか。



小津歌音が、「コッペリオンはいずれ突然死する」 と耳にしてしまった直後の場面。

科学の裏の面の象徴として描かれた、太陽の塔の裏の顔が既にここで描かれていたとは……

他、小津姉妹のバイクに 『COPPELION』 と書かれていた事とかも今更気付いた。

あのバイクって、コッペリオンへの支給品だったのか。


そして読み返して再発見したのは、小津詩音が魅力的であることだよ!



電信柱を軽々と粉砕する小津詩音の図。

ああもうこのクリーチャーっぷりが素晴らしすぎる……!

実に格好良い。畏怖したい。おまけにかわいい。最強じゃね?


そして小津姉妹が再臨してくれるコミックス第6巻は、2010年1月発売予定とのこと!

内容は小津詩音とのバトルがメインだし、あれ、ひょっとして、6巻も表紙は小津姉妹なんじゃないか!?

ともかく期待したいよ!