・めっちゃ感想書くの遅れた。
これを書いているのは既に、12月も中旬になってからですよ! 大変萎える。
それはさておき、この回 「#546」 は古谷サチコのOG回編の1話目だ。
そんなわけで 『生徒会役員共』 「#546」 の感想。
『生徒会役員共』 についての重大発表が12月にありましたが、まだこの回では全然重大発表について触れられていない。
次週で重大発表アリ! みたいな次回予告も載っていない号ですね。
その重大発表予告があったのは、この次の号なので。
ともかくこの回は、天草シノたちがセッティングした桜才生徒会のOG会 IN カラオケ店。
開幕 【うっかり古谷さん】 は、古谷サチコの意図しない下ネタっていうかお色気シーンか。
津田タカトシにとってはラッキースケベ的な展開ですが、見ないように目を背けてるの紳士だなー。
天草シノは焦っているけど、七条アリアも焦ったのかなぁ。
それとも 「#534」 の共感性羞恥みたいな反応をしてるのかなー。
状況的には、一種の無知シチュと言えるのかも
こういう、"若者文化についていけないがため" としての無知シチュな下ネタが成り立つとは思わなかったぜ。
古谷サチコは初登場からずっと変わっていないのに、その個性を活かせる新しいシチュエーションがやってきた感じ。
氏家ト全先生のテクが凄い。
そして2ページ目では、一気に新メンバーが2人も登場!
いや、『生徒会役員共』 の世界観的には、ある意味 津田タカトシよりも出番が先だと言えるのだけども。
天草シノたちにも今まで描かれていない過去があって、読者の知らない登場人物と関係を築き上げていたわけですよ。
そういう感覚も今回この後のネタで味わえてしまうぞ。
そこはさておき、【なつかしい】 では 生徒会元庶務:北山カヤが初登場。
女子高生時代ではメガネだったという眼鏡っ子要素を匂わせつつも、コンタクトレンズ派なのか今回は眼鏡無しだ。
古谷サチコのことを 「サチ」 と、これまで誰もそう呼んでなかった呼び方で親しげに呼ぶ!
というか、古谷サチコからする線香の匂いは、そういう香水だったのか。
【成長しました】 では、生徒会元会計:南野ナツキが初登場。
泣きボクロ、天然というか幼さを感じさせる挨拶、顔つきも幼い感じで、北山カヤと対になる人物像って感じですね。
お名前的にもそんな感じだし。
そしてこの幼い見た目と裏腹に、何と既婚で子持ちという "幼な妻にして経産婦" という属性持ちであった。
この年齢で出産してるなら、大学1年で出会った人と結婚したのか、あるいは高校卒業と同時に結婚したとかなのか?
後者の場合、桜才学園男性教師と在学中から付き合ってて結婚した、みたいな隠し設定とかありそうだなーと思った。
北山カヤ、南野ナツキに続いては古谷サチコのターン……と思ったら、そうでもないかも。
【私は知らない】 は古谷サチコの機械オンチっぷりがオチだけど、それより北山カヤの情報が気になっちゃう。
南野ナツキが主婦ならば、北山カヤは読モこと読者モデルをやってるのだと。
北山カヤの登場頻度によっては、読者モデル系のネタで姿を見せそうな感じですね。
今回、『生徒会役員共』 にしては珍しく、読んでて肩身の狭い感覚を味わえるのが 【かわいい後輩】 だ。
これまで描かれなかった天草シノたちの過去の人間関係、そういう要素が前面に出てこそ成り立つネタですよ!
北山カヤが 「彼女に立候補しちゃおかな」 と言いつつ、津田タカトシに身体もすりよせる!
当然本気なわけはなく、津田タカトシをからかっているだけですが……
実は津田タカトシをからかっているようで、本当にからかっているのは天草シノという構図であった。
もちろん南野ナツキは分かってるし、七条アリアもそれを把握している。
描かれていないけど古谷サチコもこのパターンはよく分かっているのだろう。
うわー肩身が狭い。
めっちゃ津田タカトシに感情移入してしまった。
天草シノたちは生徒会で一緒だった時期もあるけど、津田タカトシと萩村スズは北山カヤたちと初対面じゃないですか。
知り合いの知り合い、ってやつですよ。
だから絶対どこか気まずさもあるだろう、その気まずさを疑似体験できるネタだ。
"おっ 一種のおねしょたシチュか?" とか "年上女子×年下男子だ!" とは はしゃげなかった。
JK時代の北山カヤは黒髪だし眼鏡だし随分違う印象だけど、南野ナツキは今とそう変わらないっぽい。
【きけんな古谷さん】 では、熱いお茶を平然と飲む古谷サチコのお婆ちゃんっぽさがオチ。
でも注目しちゃうのはJK時代の古谷サチコと南野ナツキの映像だよねー。
今後に 『生徒会役員共』 の読切が描かれるなら、こうして過去の桜才生徒会がメインとなる話もあるのかも。
いやまあ、そもそも北山カヤと南野ナツキの今後の再登場があるかどうか、まだ今は不明ですが。
そこは今回の反響次第か?
でも氏家ト全先生って、読者人気によって登場人物の出番を変えるタイプの漫画家さんとは思えないからな。
今後に出番があるかないかは、氏家ト全先生の筆のノリ次第なのだろう。
そしてラスト、【まだつづく】 では、元生徒会メンバーが下ネタ側かどうかについて、うち1人について答えが出た。
もう初対面の津田タカトシに割とアレな下ネタを平気で繰り出す北山カヤ!
今回唯一の津田タカトシのツッコミも、何かカウンターヒットで感じなのか強めであるよ。
つーか北山カヤたちの在学当時は女子高で、この下ネタのノリならば、もはや全員が下ネタ側だったろうと思っちゃうな。
古谷サチコも思いっきり下ネタぶちかましてたりしたのかなー? それはないか?
過去の桜才生徒会が気になりつつ、OG会二次会編のボウリングバトル回に続く。