今週の 『生徒会役員共』 「#558」 感想

・今週の 『生徒会役員共』 は登場人物が多くてにぎやかなエピソード。

モブ程度の出番で今後ネタに絡むことはないっぽいけど、新しく姿を見せた名前付きの先生もいたよ。

そこより今回の見所は、氏家ト全先生の描く敵堕ちヒロイン before / after ネタであろう。

そんなわけで、『生徒会役員共』 「#558」 の感想。


扉絵はパリィ・コッペリン。

「Dirty Jokes(下ネタ)にも慣れてきました!!」 とのアオリ付きですが、最初から下ネタ側だったような気も。

というか長年氏家ト全先生の漫画を読んできたのに、下ネタを英語で何と言うのか考えたことが無かったなあ。


開幕 【しーん】 は青姦カップルの話。

いつかプレイ中の出島さんとかに遭遇する展開が来るのではと思ってしまうが、とりあえず今回は来なかった。

興奮するから人気のある場所でこそプレイに及ぶはず、という意見を出すのが天草シノであるのは流石だ。

こういう羞恥プレイについての理解の及びが実際してるっぽい七条アリアより天草シノの方が上回るのよろしい。


続く 【王者の手】 と 【即オチ2コマ】 は、パリィ・コッペリンが将棋をたしなむお話。

津田タカトシからの 「お手」 発言(誤解) に素直に応じる様子には、ちょっとドキッとしてしまえる。

ちなみに津田タカトシと天草シノの2人と対局してるけど、どちらも盤面の様子は分かる程には描かれていない。

将棋マニアの人はこういう本筋と全然関係ないシーンの盤面も注目するはず、と思ってるのだけどどうだろう。


そして天草シノと将棋を指す方のネタで、敵堕ちヒロインのネタが来た。

ていうか "敵堕ちヒロイン" という呼称は珍しいですね。

"敵堕ち" より "悪堕ち" や "闇堕ち" の方が一般的に使われているような感覚がある。

まあ今回のネタが、取られた駒が相手側の駒になる将棋から派生したオチだからだろうけど。

呼び方はともあれ、氏家ト全先生の描く敵堕ちヒロインイメージイラストが初めて見れた。

この手の作中のイメージ映像では、特に誰でもない架空のキャラクターが描かれるわけですが、今回はロリっ娘だ。

今まで描かれたこういう場面での架空キャラの中では、ひときわ幼い気がしますね。

けれども髪型は、やっぱり割とよく描かれる金髪ツインテールだ!

敵堕ちbeforeの天使っぽい状態でも、敵堕ちafterの悪魔っぽい状態でも、ヘアスタイルは不変で金髪ツインテ

氏家ト全先生が好みの髪型なのかもと思ってる。


4本目の 【だいふんしゃ】 は英稜生徒会の4人のネタだ。

広瀬ユウの幼い悪戯心に 「あはは」 と素直に笑う青葉トオリ、良い……

こんな素直な笑いがこぼれる感性もお持ちであったのか。

すげー日常的な風景って感じが続いてたのを、魚見チヒロがすぐさま下ネタに接続しちゃう。

これもまた英稜生徒会では日常的な風景なのだろう、森ノゾミも食事の最中にはツッコミを入れず放置するほどだ。


最終ページの 【もっと見て】 では、山田先生なる教員が初登場。

とはいえネタには関係してこず、姿も横から見た遠景が1コマ写るだけ。

名前はあれども、1コマ目の背景に映り込んでるモブの男性教員と同程度の出番だ。

おそらく今回限りの登場だろうけど、一応ここに記録も兼ねて言及しておいた。

そしてオイは山田先生をよそに七条アリアによる聞き間違いの下ネタだ。

このボケ方、職員室でもいつもと変わらず炸裂するのか……!

開幕の羞恥的ネタでは天草シノに軍配があがったが、こういう実践できるとこでは七条アリアの方が凄みがあるなあ。


ラストの 【主人に似た】 は、津田コトミと時カオルと出島さんのターン。

当然のごとくメイド服で桜才学園に入り込む出島さん笑った。

何をしに来たところなのだろう、ていうか桜才学園を訪れるときもやっぱりメイド服なのだよなあ。

トッキーが出島さんのことをきちんと把握してて、対処を七条アリア先輩に任せようとする "分かってる" 感じが良いな。