まずはじめに

・今日この2005年9月22日分で書くことは、読む人の感情を著しく害する可能性があります。

それでも敢えてUPするのは、俺の価値観が変わった、俺にとって重要なやり取りだったから。

人目に付くようにしておくことで、この経験をより強く俺に刻んでおきたいと思ったのです。


しかし他人から見れば気分を害する文章であることには変わりないだろうので、こうして注意をしてみましたー、と。

あと大分長いのでそれにも注意。一応ダイジェストにしたつもりですけど。

それじゃあ次から本日分のオンライン版敬称略日開始。


・ダイジェストでお送りします。


俺の発言1。

『俺は理想を追求しすぎているらしい。

要するに、超既出なコンボ動画1つしか置いてないサイトでもコンボムービーサイトに分類されるし、

公式の技表しか置いてないサイトでも格ゲー攻略サイトに分類される現状を受け入れろって話ですよ。

大体俺だってサイト開設に当たって「堕落天使攻略サイトと名乗って良いものか」と悩んだ時、

「技表置いてあるだけで攻略サイトを名乗るサイトに比べりゃ遥かに攻略しているよなー」との発想を決め手にしたじゃないか!


つまりなんだ、全て「自称」なんだよな。自称で良いんだ。

アダキの葉が現状のままに「世界一の剣サム攻略サイト」とか名乗っても、他人からどう思われるかはともかく、それ自体はOK。

勿論剣サム攻略なんて一欠けらも無いが、それでも構わないわけだ。名乗る資格があるかなんて関係ない。それが世の現状なんだッ。


だからそう、例えば小学生みたいな感想を1文書いているだけのサイトでも、あらすじを紹介しているだけのサイトでも、

マンガ感想サイトってのは名乗れる称号なんだ。面白味なんてなくても良いんだ!

というか感想サイトを色々見て回ったんだけどね、その短い一言感想でOKらしい。それが普通らしい。

どれにも長い感想の書いてあるサイト・もしくは面白い感想を書いてあるサイトは超人サイトで、ごくごく一部の優れたサイトさんであったようです。

短い感想、面白くも無い感想で普通の感想サイトらしい。

そりゃ「普通のコンボ動画サイト」とか言ったら期待できないコンボ動画がUPされてそうだしねぇ。アダキの葉みたいにな!』


俺の発言2。

『マンガとかで「怒りは負の感情で暗黒の人に力を与えちゃいますよ」みたいな主張があるけどさぁ、あれって納得行かないよなぁ。

怒り自体は人を突き動かす強力なエネルギー源に過ぎず、悪い方向に作用しちゃうのは怒りパワーを昇華しないで使っちゃうからだと思うのだが。


……あー、この話突き詰めると、「俺の人間性がダメだからです」みたいな結論になるのでここで止め。


話題を変えて、さっきの発言をした動機についてー。


「俺は理想を追求しすぎているらしい〜」ってのは、怒りパワーをほとんど昇華せずに出力してみた話。

全く昇華しないなら「技表置いてるだけで攻略サイトとか名乗ってたり、努力の痕跡すらない感想でマンガ感想サイトとか名乗ってるサイトは超むかつく」。

なんか今クソ面白くも無いマンガ感想を書いているけど、そういう事が動機でしたー。とか。

ああいう小学生並の感想しかないサイトがむかつくから、俺は幼稚園児並の感想で対抗してやろう、と。どういう理屈だ。

でもやっぱり「俺に感想サイトを名乗る資格は無いよなぁ」って良心が咎めるので、「マンガ感想」とか書かず「マンガ話」と濁してます。

結論は「ネットに「名乗る資格」なんて無い。」だと理屈じゃ思うけど、感情はまだ納得できないなぁ。』


某氏の発言。

『自己満足をいかに満たした上で他人も満たされるか一人ぐらいでも満たせればいいんじゃないっすかね』


俺の発言3。

『あああ! そうか! ほらなんていうかあれ、

俺は「俺よりそのマンガを好きな人が検索で訪れて、『しょぼい感想しかないなー』と残念がる」事態を避けようとしていたんですが、

そういうマイナス事態よりも、「誰か1人でも満たされるかもしれない」っていうプラス事態を優先する考えもあるんですね!

数の論理で言えばとんだお笑い種の理屈ですが、そもそも人間、知り合える人より知り合えない人の方が多いんですし、

目に見えない誰かが迷惑したって関係ねーじゃんって理屈ですよ! スゲェ!

そうか。そうか! あれだ、そもそも、なんだろう。

例えば今の堕落天使コンテンツにしたって、

「他にマシなサイトが無いから」との後ろ向きな理由とはいえ今現在は客観的に見ても「日本一の堕落天使攻略コンテンツ」だと思っているけど、

それはただ単に「他にアダキの葉より優れた堕落天使攻略サイトが無い」ってだけでしかなくて、

俺より優秀な堕落天使プレイヤーの視点で見れば「使える堕落天使攻略サイトは何処にもない」って事になるじゃないか!

ああそうか、それが故に「ナンバーワンよりオンリーワン」なんだッ。

そもそもどう考えたって全世界のナンバーワンよりナンバーツー以下の方が多いんだし。これがナンバーワンよりオンリーワンかッ!

どうしてナンバーワンよりオンリーワンの方が優れた状況が生まれえるのか、今分かったッ。

ああそれにあれだ、ブギーポップシリーズに出て来たセリフ、


「誰にも嫌われないで生きていくことなんか、絶対にできないわ」

「生きていくってのは、他の人と触れあうってことよ。そのとき、相手を嫌でも傷つけてしまうときが必ず来る。

これはどうしようもないことだわ」

「賭けてもいいけど、もうすでにあなた、誰かの憎しみを買っているわよ。

それも、ものすごくね。

殺してやりたい、とか、絶対に思われたことがあるわ」

「誰にも嫌われないで生きていける、なんて思っている人は、それ自体イヤミだわ。

あなたにそんなつもりがなくても、嫌われたくないとしか思っていない人間は、他の人の“嫌いになる権利”を侵害してるのよ。

わかるかな? 侵害よ、シンガイ」


このセリフに対してスゲェ憎悪を抱いていたんだけれど、そうだ、俺は嫌われてもいいんだ! 人に迷惑をかけてもいいんだ! 正当な評価を下さなくてもいいんだ!

いやーまぁ「俺はもっと人に迷惑をかける生き方をしても良いんじゃないか?」とは前から思っていたんだけど、

どうして人に迷惑をかけない生き方より人に迷惑をかける生き方を選ぶべきなのか、そっちの方が優れた生き方であるのかの理由が思いつかなかったんだよね。

だけど「自己満足をいかに満たした上で他人も満たされるか一人ぐらいでも満たせればいいんじゃないっすかね」っていう理由もあるわけなんだね。

100万人に迷惑だろうと1人の満足を選ぶとか、そういう論理もあるわけだ。感動。

そもそも世界は自分の脳みそを通じてしか知覚できないんだから、「俺の死亡」と「世界の死亡」は同じじゃん。同価値じゃないか。

いやーなんか目の前がパァァァッと開けた感じです、ありがとう!』


俺の発言4。

『っていうかあれ、さっきの発言で、

ブギーポップシリーズに出て来たセリフ、」ではなく

「俺が好きなブギーポップシリーズに出て来たセリフ、」でもいいんだ!

俺はブギーポップシリーズを全巻読んだわけですらない、ファンと呼ぶにすら値しない存在だと思ってたんですが、

そもそもそんな事関係なしに、「俺が好きだから」って完全に自分のための理由でもってファンを名乗って良いんだ! スゲェ!

大体「何巻か出た後に1巻だけを読んで好きになった人はファンじゃないのか?」って話になるもんな。よく考えりゃ当然じゃんッ。

つまりあれ。俺はバキファンです。』