・最近のマガジンの調子付きっぷりは異常だよな。
アニメ化3本、実写映画化1本とか何が起きているのだろう。
チャンピオンマンガは単行本化だけでお祭りなのに。
まあその流れで、マガスペにも調子良いことが起きてくれたら良いよなあ。
・「餓狼伝ブレイクブロウはCPU戦を観戦していても面白い」 とかいう声は流石に胡散臭いなあと思ったけれど、
いざ試してみたらこれがなかなかに面白いんだよね。
堤 対 長田で、長田が9割押された状況からレベル3奥義で掴んで一気に逆転勝ちまで持ってった様はドラマティック。
マンガ版9巻「プロレスってのは――― ここから!!!」 の場面が鮮明に蘇ったよ。
これが他格ゲーなら、当然のごとくCPU観戦が面白いなどと言う事は起きないわけだが、
その理由はコンボにあるのではないかと思ったよ。
餓狼伝にはコンボがほとんど無い。
餓狼伝の小技は小技でしかないだし、大技は大技でしかないけれど、
他格ゲーでは 小技だろうと大技だろうと当たった時点でのけぞるから、
当たり前の話となるけど、小技牽制の振り合いになるじゃあないですか。
「筋骨隆々な大男の体当たりが、女子高生のジャブ一発で止められる」 というのが格ゲーの摂理。
それなのにCPUは必殺技ぶっ放したり、小技当たってもコンボに繋げなかったりで理にかなった行動をしない。
いや、それが普通なんだけど (CPUにコンボさせようとしたらアルゴリズムどれだけ複雑化するんだって話だし)、
しかしそこが今話題にあげてるCPU戦の観戦には大問題なのではないかと。
まあCPU観戦って行為自体が通常 「何それ、ありえない」 って話ではあるものの、
餓狼伝はスーパーアーマーの殴り合いを基本として、奥義発動が精神ゲージに依存してかつ1ラウンド1回限定だから、
よく狙う技はそのプレイヤーの癖として、奥義の撃つ撃たないはプレイヤーごとの狙いどころと受け止められ、
CPUの動きが一種のプレイスタイルにまで引き上げられて見えて、面白く感じるのではないかと。
あともちろん 「CPUと人間で差が生まれない」 などという事はないです。そりゃあ人間の方が強い。
ちなみにこの話にオチとかまとめはありませんが、
しいて言えば、現在の格ゲーののけぞりシステムに不満がある人は、餓狼伝を買いましょう。ということで。
むしろ現在の格ゲーに違和感が無い人も、餓狼伝を買いましょう。という話。
っていうか売り上げ良かったら続編また出るかもしれないしさー。俺は続編もプレイしたいのです。
・ダメなゲームを表す言葉の1つで 「コンボゲー」 というフレーズが使われるのを目にする。
なんでも小足から3割とか減るのがダメなんだとか。
でも昔のゲームだって小足から3割とか気絶したりとか当然だったりするわけで、
ダメージを理由にダメだと言うのは違うと思うんだ。
というかあれ、問題なのはダメージではなく、コンボを喰らっている時間の長さなのではないかと。
かつてはどんなコンボでも2,3秒くらいだったけど、
最近のゲームだと10秒クラスで拘束するコンボも当たり前だよね。一種のロード時間ですよ!
その長時間 自分は見てるだけ、しかもコンボとちった時のために備えている必要があるって状況が、
「このゲームつまんねー感」 を生み出すのではないかと思った。
個人的には、技嘉神の 「連殺斬BC締め−(JB空振り)−ダウン追い討ち」 のコンボが喰らって気になる。
地上受身を取る理由が無いから上記は1つの確定コンボとなるけど、
しかしその一瞬の受身を取れる自由があるがために、通常のコンボよりも気にかかるものではないかと。
喰らったコンボよりコンボ喰らう羽目になった事態に考えを向けるべきだとは思うが、
このコンボはもう、コンボに注意が行ってしまってもうだめ。