餓狼伝ブレイクブロウ フィストオアツイスト

餓狼伝Breakblow Fist or Twistが発売された訳です。

キャラが増えて新システムがついて永久コンボが削除されて、真っ当に進化した感じ。


詳しくは餓狼伝Breakblow Fist or Twist攻略系情報ページを見ていただくとして、基本的にマイルド調整されてます。

何より永久コンボがなくなってたよ! しっかり調整してやがるッ。

前作でずば抜けて強かった泣き虫サクラも、無法に強かった技は弱体化したり削除されたりしている。それでも強いけど。

他に細かい、グレート巽社長室で神山徹のレベル2奥義を当てるとカメラワークがおかしくなる、等のバグも消滅。


1人用メインの 「餓狼烈伝」 モードも、原作・マンガ版に沿ったエピソードが増えたし良い感じ。

CPUのアルゴリズムも進化して、ひたすら投げてれば勝てるみたいな事はなくなった。

まあその分、隠しキャラを出す手間が増えたってのはある。押し崩しや引き崩しを100%近い確率で抜けてくるし。

中でも堤 vs 勇次郎戦は倒すまで2,3時間かかった (この対戦は隠しキャラ関係ないけど)。

真正面からぶつかっていくしかなくて、本当きつかった。

あと公式プロモーションムービーで出てた風間や君川がCPU限定キャラっぽいのは残念だ。


じゃあきついだけなのかと言うと、全くそんなことはないさ!

堤でひたすらラッシュかけてるだけでエンドルフィン出てくるし、

特に北辰館トーナメントの長田 vs 鞍馬戦を、奥義連続発動で逆瞬殺した時はスゲェ燃えた。もうマンガ版がこの展開で良いよ! ってくらいに!

今更言うことでもないけど、餓狼伝好きなら必携の一本だ!


はいはい。そしてこのサイト的に本題の話。コンボがどうなのよ? の話。

まず、エンディングとして流れるスタッフロールがコンボムービーだった。

いや何を言ってるのか分からないかもしれないけど、スタッフロールと同時に各キャラがコンボを決めてる動画が流れる。

今公開中の壁際ラッシュ−突き上げ掌底も収録されてる。誰だこのスタッフロール考えた物好きは。

ただ、まだ検証してないから微妙だけど、ここで流れる多くのコンボが回避可能だった。はず。

よろけてる時に回避行動を取れたり、投げ抜けできるようなパーツがかなりあったかと。

まぁそこにこだわる人は、つーか餓狼伝のコンボを気にする人からして少数だから、別に良いんじゃない? と思った。

問題なのは、もしそれらが回避不能であるならそれらに気付かなかった俺がやばい、って話だけで。

あああと、そもそも餓狼伝コンボ気にしてない人には、ただ適当に片一方が暴れてるだけにしか見えないのでは、ってのもあるか。


また、上述したけど、永久コンボをしっかり削除してきているんだよねえ。

「投げ抜け不可能な状態で投げられると、その後自由に動けるようになるまで投げ抜け出来ない」 という性質も、

「障害物を挟んで投げると、キャラクターの位置関係がおかしくなる」 という性質も調整喰らってた。

ただ、久保涼二の即死コンボは残っているみたい。まぁ 「残されている」 って書いた方が的確だろうな。

ともかく開発スタッフの想定していないコンボはほとんど出来なくなった様子。


ちなみに前作情報ページの 「テクニック」 は、ほとんどそのまま残っている。

調整喰らったのは、よっぽど不味い箇所だけみたい。

たとえば鍛錬モードのロマンキャンセルは残っているけど、姫川のロマンキャンセルでスロー継続バグは削除されている。

梅川丈次のレベル1奥義はダウン中の相手にも当たるけど、相手が完全にダウンしていると発動できない。など。


あと不満点として、鍛錬モードの異常な処理落ちがあげられるかな。

他のモードでは処理落ちしないのだけど、

何故か鍛錬モードでは 「常に」 と言っていい頻度で処理落ちしまくる。おかげでマクロ全然安定しない。

あと部位ダメージが追加されたせいか鍛錬モードの相手状態変更メニューが変わっていて、

神ゲージを変更しづらくなり、奥義性能の検証に手間がかかるようになった。これは全プレイヤーに共通してマイナス要因だろ。