・1998年〜2000年頃にゲーセンへ通っていた男子中高大学生なら、
必ず画面をチラ見した事があるだろう脱衣麻雀ゲー、『対戦ホットギミック快楽天』 。
そのゲームに登場するキャラクターの1人を生み出した漫画家、SABE先生が死去されていたと知ってショック。
代表作、『BEAUTIFUL MONEY』 の感想でも。
「コンビニで売っているのは見たことあるけど手に取ったことは無い青年向け雑誌に載っていそうな4コマ」
というのが正直な感想。
どう見ても万人向けではないし、表紙からして知っている人しか買わないだろう売る気の無さ。
何故に俺がそんな本を買ったかといえば、それは先述のホットギミック快楽天に登場する、
"ペンギン虐待女" に関心を惹かれたから。
「ペンギンを虐待って? 意味分かんねーよ!」 って話ですよねー。
実際内容は、ペンギン虐待女があの手この手でペンギンを虐殺しまくるだけ! しかしこれが理不尽で面白い。
同単行本に収録の "フード女" シリーズと双璧をなす面白さだよ。この2シリーズだけは面白い。
エロ雑誌に載ってる非エロ漫画には 『菜々子さん的な日常』 のような名作もあるけれど、
『BEAUTIFUL MONEY』 は、どう読んでも一部の人にしか受けない怪作。
でも、俺は好きでした。SABE先生のご冥福をお祈りします。