・続いて 『プチプチたんたんプチたんたん』 1巻の変更点をば。
一番の変更点は、第9話2ページ目 田隈カオルのセリフ。
「朝宮さんがカゼ!?」 が 「マミさんがカゼ!?」 に変更されました。
朝宮マミの甥っ子:田隈カオルは朝宮さんを下の名前で呼ぶので、ここは確かにこっちが自然。
次に、第1話でお風呂の入浴時間が追記されています。
マガスペ掲載時には一切なかった写植が追加。
上級生ほど入浴時間が早いのだなあ。第11話のお風呂掃除エピソードと繋がる変更点ですよ。
他、連載時は各話のカウントが安定していませんでしたが、単行本では 「第○話」 に統一。イイネ!
最後に 『プチプチたんたんプチたんたん』 1巻での、ある意味最大の見どころをご紹介。
これは大体どの漫画の単行本でもそうなので今までも挙げてきませんでしたが、
(単行本化での修正ではないし)
単行本では、雑誌掲載時に見切れていたページの上下左右がきちんと収録されています。
具体例を挙げると、こういう話ですよ。
左が単行本、右がマガスペ掲載分。
マガジンSPECIAL連載時には花園ハナが持つティッシュ箱が見切れていますが、
単行本収録時にはきちんとコマに収まっています。
それならば! 第11話の1ページ目はどうなるのか!?
マガスペ連載時には、ページすれすれまで裸の山田コンスタンツの胸元が描かれていたあのコマは!?
慌てて確認してみた結果がこちら。
左が単行本、右がマガスペ掲載分。
変わっていませんでした。
スチームガード以上の鉄壁すぎるガード! ちなみにページ下がマガスペよりも広がっていないのはこのページだけ。
氏家ト全先生らしさが存分に出た単行本無修正でした。
以上、単行本変更点まとめでした。
氏家ト全先生は単行本化の際は毎回数多くの描きおろし・変更をされる漫画家さんですが、
今回は単行本2冊同時発売、アニメ版 『生徒会役員共*』 に向けての作業などのためか、
さすがに変更を加える時間無かった模様。
それでも描きおろしは普段通りに多く、さすがのプロ根性だと改めて感心した単行本でした!