プチプチたんたんプチたんたん 「第51話」 感想

・今月の 『プチプチたんたんプチたんたん』 は、最終回の1話前!

舞台は花園ハナたち3年生の送別会というシチュエーションながら、いつも通りのノリである。

次で終わりというのは何かの間違いなのではと思える内容だなぁ。

そんな訳で、第51話 【告白】 の感想。


先に単行本のお知らせをすれば、

『プチプチたんたんプチたんたん』 単行本3巻 (最終巻) は、7月15日 (金) 発売予定とのこと。

ぬわー 『生徒会役員共』 の単行本と同時発売するかと思っていたのに!

単行本同時購入による描きおろしの店舗特典とかが出る可能性は無いってことですよ。

まあ、単行本派の方には早く読めるので嬉しい話かもですが。


さてさて本編感想。

あまてら荘の食堂を舞台に、いつものメンツが勢揃いである。

まぁすっかり出番のなくなった雨雲先生の姿は見えないし、プチも登場しないけど。

プチはきっと最終回で大々的に出番があるだろうにしても、雨雲先生がよもや今回出ないとは……

次回に顔見せくらいはあってほしいと願うけど。どうなるのだろう。


1ページ目から朝宮さんがいるのでやったぜ!

そう思いきや出番は4コマだけだった。マジっすか。

更に言えば、花園ハナたちの同級生の姿も一切描かれない。

ついでに書いておけば、「あまてら荘に新1年生は入寮したのかどうか?」 も謎のままだ。

一応第44話 【面接マスター】 にはモブ生徒 (多分3年生) の姿があったりもしますが、今回は姿が見えないよ。

漫才を披露しているのは 田隈サトリの友人で2年生のミカにアユだろうし。

物凄く普通とでもいうか、最終回の1話前とは思えない普段通りの登場人物たちだ。

うーん、このまま平常進行で連載も続いてくれたりしないだろうか? (無理)


まぁ今回の登場人物についてはさておいて、突然明かされるコンスたんのSM的な鞭を振ったことある経験。

相手は誰なのか? つーか相手がいるとしたら田隈カオル以外にいなさそうですが。

花園ハナと悪ふざけしてただけかもしれないね。

田隈サトリは余興のマジックを披露だ。

お尻フェチの人にはたまらない下ネタ……なのか?


ちょっと驚いたことに、田隈カオルは受験に失敗したのだとか

うわーこれは意外だった。

氏家ト全先生の漫画で、メイン登場人物が受験に落ちる展開が描かれるとは思っていなかった

"明るく楽しいギャグマンガを根底としている世界観で、登場人物は望み通りの進路に進む" みたいな考えだったよ。

それともこれは、最終回への伏線だろうか?

「最終回では登場人物のその後が描かれて、田隈カオルはおじさんとコテージで仕事をしているシーンが挿入される」 的な。

最終回でこれまでの登場人物が全員登場する展開への伏線! という可能性を考えた。


そして後半4ページは、ついに片岡ヒカリが恋心を告白だ!

田隈カオルの初登場回である第5話から胸に秘めたる恋心を、いよいよ堂々明かしたよ。

5ページ目の2コマ使って思い悩む片岡ヒカリの様子とか良いよ良いよー。

連載が進むにつれて片岡ヒカリの裸眼視力は随分落ちてたみたいね、というのはどうでも良いか。

正統派なセリフによる真っ直ぐな告白が、1ページ使って描かれる。

氏家ト全先生の作品の中でもかなり貴重なワンシーンだろう。


さてさて次回、めでたくこの2人はカップル成立となっているのだろうか!? (何だこの感想)

それは次回のお楽しみである。

一体どんな最終回となるのだろうか。次号のマガスペはマストバイでしょ!


今月の感想終了。

そして柱アオリは 「次回で『プチたん』はひとまずおしまいです。大団円、お楽しみに。」 とのこと。

おぉっと大団円が確定ってことかしらー?

氏家ト全先生の漫画で最終回を迎えた作品は 『濱中アイ』 『あかほん』 『妹は思春期』 『妹はひまわり組』 しかない。

最も有名な終わり方は 『濱中アイ』 のパンモロエンドですが、じゃあ 『プチたん』 もその終わり方をするのかどうか?


一体どういう最終回になるのか?

一読した時点では あまてら荘卒業前でお話が終わるのだろうなーって予想しておく。 と書いたものの、

改めて読んだ結果、『あかほん』 的にパンツは出なくて、陽汝学園を卒業した後の花園ハナたちも描かれる最終回になるのだろうなと思ったよ。

ついでに大穴予想で、獣医の山伏マルミ先生の再登場もあると予想しておくぜ!


最後に余談。

今月号のマガジンSPECIALにはファン感謝祭イベント 「マガジン学園」 の応募券が付いている。

まぁ、昨年と同様に 「イベント時点で連載中の作品のみが取り上げられる」 という縛りなら、『プチたん』 関連の展示は無さそうだが……

詳しい情報はマガスペ本誌などでご確認あれ。

または、昨年開催された2015年版のマガジン学園のサイトで雰囲気は掴める、はず。

2015年のマガジン学園には俺も当選して参加したので、その参加報告でも良いかもしれない。

昨年に引き続き連載作家さんがゲスト出演されるイベントもある模様ですが、氏家ト全先生が参加されるかは現時点では不明だ。