・今週は 『生徒会役員共』 1ページ目の柱にあるアオリ文から注目だ!
「とんでもない人に推薦して頂きました! KC『生徒会役員共』最新第13巻 4月15日(金)発売の帯に注目っ!!」とのこと!
マジかよ、氏家ト全先生の漫画で推薦文付きの帯を目にする日が来ようとは……!?
誰だー? 一体誰が推薦文を寄せたのだー?
「現時点では "とんでもない人" が誰なのかは分からない」 というのが結論ではあるものの、
折角だから本編感想の前にあれこれ予想してみたい。
まず、漫画に限らず帯に書かれる推薦文は、ざっくり言えば 「依頼して書いてもらう」 「推薦したい人が書く」 の2通りのようだ。
単行本13巻の推薦文がどちらで書かれたかを考えると……まぁ、「推薦したい人が書く」 のパターンじゃあないかなぁ。
『生徒会役員共』 って売上良好なのに、アニメ化したときも帯に推薦文は無かったし、週刊少年マガジンの単独表紙にもならなかったし、
マガジン編集部が今から推薦文を依頼するとは考えにくいよね。
帯を全然気にしない方もいるでしょうが、帯を変えたところ売れ行きが10倍になった事例もあるそうだ。
でも 『生徒会役員共』 は帯で売り上げが大きく変わるタイプの漫画でもないよねえ。
また "とんでもない" と言うくらいなので、おそらくテレビで見掛けるような有名人、もしくは大御所漫画家さんだろうと予想する。
『生徒会役員共』 と縁があった有名人には、星野源さん (ダ・ヴィンチ) や向清太朗さん (この4コマがオモロイ!) がいる。
なら今回の推薦文を書いたのも このお二方のどちらなのでは……と思ったものの、上記の縁から今日まで随分間が空いているからなぁ。
もしこのお二方が推薦文を寄せるなら、とっくに書いていてくれそう。
漫画家さんであるならば、マガジン繋がりで森川ジョージ先生、ちばてつや先生、という線はどうか?
下ネタ漫画ジャンルの大御所 『みこすり半劇場』 の岩谷テンホー先生という可能性もあるかも。
可能性は低いと思うが、もしマガジン編集部が依頼して書いてもらうとしたら、
もうそれは実写ドラマ化・舞台化でも決まったときではなかろうか?
「実は 『生徒会役員共』 の実写ドラマ化が決定しており、主演俳優さんに推薦文を書いてもらった」 というのワンチャンあるかも。
テレビアニメ3期決定ではマガジン編集部は推薦文依頼してくれなさそうだし。
以上、帯についての予想はそんな感じ。
まぁきっと、この帯で初めて 『生徒会役員共』 が好きだと公に語ることになった有名人さんだろうなぁ、と受け止めておきます。
・そして本題、今週の 『生徒会役員共』 の感想ですよ!
今回 「#369」 は、萩村スズとその愛犬ボアが主役のエピソード。全体的に微笑ましいネタが多い回だなぁ。
そういや話数カウントが連載と単行本で1話ずれてる件 (このブログでは正しいカウントである単行本に準拠) 、
もしかして単行本13巻の発売を機に修正されるのでは? そう期待しちゃう。
今まで修正されなかったけど、ほら今はマガジンポケットがあるからさー。
マガジンポケットでは過去のエピソードが配信されてる作品もあるので、話数のずれが目立つことになると思うのだよね。
そろそろ直ってほしいよ。
さてさて今回の舞台はドッグフェス。
犬と言えば 『プチプチたんたんプチたんたん』 を連想するわけですが、そこの話はまた後だ。
扉絵は今回主役の萩村スズです。今回の扉絵の方のアオリ文、あらすじそのものではあるけれど何だか綺麗にまとまっていて良さがある。
2本目 【エール】 にて状況説明。
ドッグフェス 「Noワンフェスティバル」 に萩村スズとボアが参加することになったわけですが、
ナレーションの 「ドッグフェスに参加するスズとボア君」 ってボアに君付けされてるのが何か気になる (どうでもいいでしょ) 。
誰視点なのだろう……神視点だろうけど。
それより1コマ目は萩村スズが両手をポケットに突っ込んだポーズを決めており、いかにも記念撮影って風なイベント感があり良い。
桜才学園制服姿の萩村スズなら絶対しないポーズだろうからさ。
つーか春先まだ寒い日も多いのに七条アリアの格好は冷えそう。バター犬が潜り込みやすそうな格好などと思ったことはありません。
さて犬繋がりで 『プチたん』 からのゲスト出演なりを期待してしまうわけですが、
プチと同じ犬種だろう犬の姿は見えるものの、プチだと断言できる情報もなく、ゲスト出演は無いと捉えて良さそう。
もしこの話がアニメ化されたら、背景モブとして花園ハナたちが追加される事は確実だろうけどー。
まぁコラボはなくとも、氏家ト全先生が 『プチたん』 用に取材した経験が今回の話に活かされているのだろうから、
相乗効果があったとか言っておきたい。
ドッグフェスは順調なようで、【相性】 ではボアが見事なジャンプを決める。マジか。
そういう芸とかアクションのできるお犬様とは思っておりませんでした。
一体いつから練習していたのかとか不明なわけですが、
このアスレチックレースでボアにジャンプを指示する萩村スズは 普段ボアにしか見せない顔をしてるって事ですよ (だからどうした)
続く 【ご主人の気持ち】 、3コマ目の和みっぷりが凄いよね!
もうこのコマだけ抜き出したら何の漫画か分からなくなりそう。そんなボアのドアップだ。
そこはともかく、昔ボアは萩村スズと津田タカトシをくっつけようとしているような事もしてたのに今では嫉妬してるのか。
2人がボアの許容できる範囲を超えて仲が良くなってるってことかなー?
次の 【未来に生きる】 1コマ目もここだけ切り抜いたら何の漫画だろうってなる愛くるしさ。
『プチたん』 でもプチ単独のファッションショーが描かれたけれど、『生徒会役員共』 でもファッションショー来た。
ここ2本の4コマは途中まで温かみある微笑ましい空気に包まれていたのに、オチのギャップは酷くて凄いw
聞いたことない漢字七文字熟語が来た。1本前のオチではとても微笑ましい発言してたのに!?
さてさてドッグフェスの結果がどうかと言えば 【ぎゅっ】 参照。
萩村スズってこういうトロフィー貰いなれているのだろうなーとか思ったが、
貰いなれているかもしれないトロフィーを貰う様子は今回初めて描かれたわけで。
萩村スズが今の萩村スズに育った私生活の一部を知ることができた感じ。
「萩村スズが私生活を生徒会役員の仲間たちとの共有」 というエピソードですよ。
津田タカトシが津田コトミと夜更かししてテレビゲームする私生活は天草シノたちと共有したことないのに (謎の比較対象)
あっ、そうすると津田タカトシや津田コトミと混じって夜更かししてそうな魚見さんはやっぱ天草シノより一歩リードしてそうだな。
魚見さんの話はともかく (今回まったく登場してもいないし) 、
ラストの 【帰路】 は、またもや微笑ましい光景ね。
メインのドッグフェスが終わっても今回の主役はあくまでボアと萩村スズだぜー? そういう意気込みを感じられる。
そしてこういうほのぼのとしたオチで締められるのは氏家ト全先生の漫画でも 『生徒会役員共』 ならではだよなー。
どんな展開も受け止められる包容力の高さを感じる。