・今週の 『生徒会役員共』 は、特にイベントの無い日常回!
桜才学園の面々が愉快な日常生活を過ごしちゃう。
そういや今回は英稜生徒会のメンバーは誰も登場していないな、そういう回もある。
そんなわけで、今週の 『生徒会役員共』 感想。「#542」 の感想。
扉絵は私服コート姿の天草シノ。
「木枯らしの季節。生徒会長のコートを脱がせるためには‥‥?」 のアオリ、どういう視点だと思ってしまった。
コートがどうこうよりも、脱がすことがメインなの?
まあ季節ネタとして 『北風と太陽』 からのアオリなのだろう。
なお今回、天草シノがコートを脱ぐようなネタは別に無い。
開幕 【2階からこんにちは】 から笑った。
上目遣いにならざるをえないという状況からアヘ顔に繋げるの、すごい発想だ。
読者には見せない構図だけれどアヘ顔ダブルピースであるらしい。
口もだらしない形に開いているのかなあぁぁぁぁ。
ダブルピースのため手をゆっくり動かしている様子、何か謎の面白味がある。
何故だろう、腕を動かしてる効果線があるとないとでは面白さが違うと分かるけど、何故なのかが説明できない。
何ということだ……
2本目 【よーし】 では、パリィ・コッペリンが弱ってた。
勝手なイメージとしてアメリカの人って朝が弱い印象あまりないじゃないですか (雑な偏見
でもアメリカからの留学生としてやってきたパリィ・コッペリンは、低血圧なのか朝が弱いらしい。
パリィ・コッペリンのこういう個性が好き。
留学生だと告知があったときには、どのような活発な登場人物が加わるのかと思ったものだー。
オチについては、スカートで逆立ちしてパンツ丸見え……になる寸前だ。
ていうか轟ネネがこれを止めるの、意外に常識人な一面が見えて面白い。
轟ネネ自身だったら、むしろ好き好んでやりそうなイメージあるのに。
「#534」 に他人のパンツが見えて共感性羞恥ってネタがあったじゃあないですか。
あれ、轟ネネの場合だったらどうなるのだろう、轟ネネでも恥ずかしいって思っちゃうのかなあ。
パリィ・コッペリンが弱った様子の隣のコマでは、横島ナルコ先生も弱った様子を見せていた。
【今週は忙しかった話】 、同じ表情でぽけーっとしてても理由は違って、横島ナルコ先生は多忙でお疲れだった。
俺も最近忙しくてお疲れですよ!! (無関係
そんな横島ナルコ先生を気遣うことなく七条アリアが容赦なくボケる。
いや七条アリアは空気の読めるお嬢様であるし気遣いはできるだろう、じゃあこれマジで聞き間違えてるのか……
横島ナルコ先生続きですが、【左右対称】 ではすっかり元気を取り戻した横島ナルコ先生。
もういつものように小山リカ先生にボケを振る。
いやボケでなく、共感されるつもりのあるあるネタとして言ってるかもだけど。
あっ、これそういう捉え方すると はちゃめちゃにえっちだな……
こんな学校の廊下のど真ん中でそんな夜のトークを……!?
そういうインパクトが跳ね上がる。
横島ナルコ先生的には、共感されても全然OKとして振り返した話題なのだと思う。
そして個人的に今週一番の見所だったのは、【キミをロックオン】 。
やったー! 今までにも何度かある、氏家ト全先生による格闘ゲーム描写っすよ!
今回対戦しているのは津田コトミと時カオル。
場所は津田家で、津田タカトシと飼い猫のムラサメが観戦中だ。
まず1コマ目、3人の座り方が三者三様なのが良さですよね。
津田タカトシは学校では絶対にしないだろう崩れた座り方、自宅だからこそくつろいでる様子がよく分かる。
津田コトミは自宅でも正座だ、いつもこの座り方だだから、子供の頃から躾けられたのだろうなぁって窺える。
トッキーはあぐらですよ、楽な座り方で崩れ過ぎない、でも女の子座りではないのがトッキーらしさだろう。
2コマの格ゲーにも注目。
何気にこの1Pキャラも2Pキャラも、過去に描かれた格ゲーに登場してたキャラでは!?
コスチュームが違うのは、続編だとか3D格ゲーでコスチュームチェンジができるとかなのだろう。
格ゲー要素は置いといても、氏家ト全先生の絵でこういう腰の入った全力パンチを見れるという面白さもある。
格ゲーの必殺技で喩えれば、シャインナックルみたいなエフェクト付きのパンチが描かれているぞ。
3コマ目、おいおいこのシーンすごい良すぎじゃあない!?
トッキーと津田タカトシの、このまだ少し距離感がある感じの接し方が逆に新鮮だろう。
トッキーにとっては親友のお兄さんだし上級生だしで、丁寧な態度で接しなきゃという気持ちがあるだろうわけで。
「次 お兄さんの番です」 の台詞にもさ、『生徒会役員共』 でレアな関係性のぎこちなさがあって良いと思う。
何気に他の登場人物では生まれえない、目下の人物から目上の人物へ、みたいな態度はトッキーだけ放てる輝きでは。
ラスト 【ぼんのうがいっぱい】 は8コマ漫画。
毎度おなじみ生徒会室からの淫猥に聞こえるセリフに五十嵐カエデが打ち勝った、かと思いきや……!?
そういう8コマ漫画ですが、漫画本体よりアオリ文句の荒ぶりっぷりに笑ってしまった。
女子との指相撲についてを、そんな太字のそんな斜めのフォントで強調するとは。
そんなに皆、異性との指相撲は憧れのシチュエーションなの?
個人的には指相撲は、思い返すに小学校低学年以来やってないので、まるで思い入れが無かった。
今の小学生とかも指相撲してるのかなー。
読者的には、指相撲よりゲームコントローラーを渡される方に良さを感じると思うのだけれど、どうだろう。
俺の方がマイナーなのだろうか。
いやでも皆、トッキーから順番ですとコントローラー渡されたいでしょ。